日野駅・日野自動車近く　歯科女医　歯医者ならきむら歯科診療室

2014年12月08日 7:00 AM

ひっさびさにシーナさんの本を読みました。

学生のころは「本の雑誌」をはじめ、「岳物語」「続岳物語」「わしらは怪しい探検隊」「全日本食えばわかる図鑑」「気分はだぼだぼソース」「インドでわしも考えた」「むははは日記」「むはの断面図」などなど、丸善に行って買っては読み、買っては読み、時には笑い転げもだえ苦しみ窒息しそうになったことも何度かありました（ちょっと、大げさ・・・）。

仕事をするようになってからは何故か遠ざかっていましたが、今回どうしても気になって読んでみたところ昔のパワー健在で、瞬く間に読み終えました。

北海道での「貧困・自給自足旅」ということでスタートしたにもかかわらず、各地で盛大な接待を受け宴を続ける日々。

本来の目的が達成されないもどかしさを胸に抱えながらも、酔いどれオヤジたちは相変わらずの行き当たりばったりなバカ旅を敢行する。

健在でした。

変わらない、というか変われないすごさが伝わってきます。

コンちゃんの失態で、釣った魚をカラスに持っていかれた時の情景は忘れられません。

オトナになってもあやしい探検が出来る仲間がいるって素晴らしいですね。

あらためてシーナさんの広大な世界に触れ、心が洗われた気分になっています。

十数年の時を経て帰ってきた、本家「あやしい探検隊」。

追いかけてみようと思います。（院長）

＊読者からの手紙の宛名が「椎名　誠（シイナ　マコト）」ではなく、

「推名　誠（スイナ　マコト）」だったり、「稚名　誠（チナ　マコト）」だったりといろいろあるということをだいぶ前に読んだ本に書かれていたことを思い出しました。

メールではなく、手書きの手紙だったからこそ生まれた楽しい秘話ですね。