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※お待たせすることをできるだけ少なくするために予約制とさせて頂いております。
昨日、初めてYou Tubeに投稿しました。
以前からオリジナル曲を作っていたのですが、音源だけでは物足りないなと思い、画像編集に挑戦。
i phoneの画像編集ソフトi Movieを使ってまとめました。
休日の早朝、多摩川沿いをランニングをしながら、ポイントを見つけて撮影。
ダンゴムシのフィギュアを、思い思いのポジションにセッティングし80シーン位撮り、編集しました。
子供の頃に、おもちゃの怪獣を使って、野原で対戦シーンを再現し遊んでいたことを思い出し、童心に帰り、時間を忘れるひと時でした。
曲は「ぼくはダンゴムシ」。
担当している保育園の歯科講話の後で、ミツバチのオリジナルソングを歌ったら、「次はダンゴムシ!」と園児の一人からのリクエストがあり作った曲です。
「ぼくはダンゴムシ You Tube」検索で視聴出来ますので、よろしければ見て下さい。
なかなか厄介なご時世ですが、ダンゴムシを見習うと、少しは心が軽くなるかも・・・。
第二弾も準備中です(院長)。
サブタイトルは「口を開けたらすごいんです!」。
生き物を、口に特化してまとめた本。
仕事がら、口に関する情報には敏感になっていますが、この本は、スタッフから教えられて入手しました。
テレビで紹介されたようです。
以外に身近な生き物でも、実は、あまり良く知らない事が分かりました。
色々な生き物が、様々な戦略をとって、環境にあった機能、形態へ特化していく。
生き物が生きていくための進化。
舌や歯の機能が食性によって多種多様で、いわゆる、ダーウインの進化論を思い出しながら読みました。
口から生き物をとらえると、こんなにも世界が広がるんですね。
生きていくためのエネルギーを取り込むためには絶対的に必要な器官。
私たち人間も一緒です。
他の生き物の生きざまを知り、自分たちを見つめる。
年齢を問わず楽しめる本でした。
ところで、ウツボはエイリアンのようの二つのアゴを持っているって知っていました?(院長)
新聞の紹介で興味を持ち、読んでみました。
高校卒業後、ロシア国立モスクワ音楽院へ留学していた時に発信していたブログをもとに1冊の本にまとめたもの。
言葉が全く分からない中での音楽留学。
伴奏法、調律法、教育法、ロシア語、ロシアピアニストの歴史、ロシア音楽史など、多岐に渡る学科をこなし、卒業するまでの物語。
サラッと書かれていますが、よくよく考えると、とてつもない事をクリアされたことが分かります。
プロの音楽家として活動している方々は、大なり小なり辿っているプロセスなのでしょうね。
理解の息を越えています。
文章に人柄が出ている、とても読みやすい本でした。
これからも私たちに、クラシックの世界のすばらしさをどんどん伝えてもらいたいと思います。
機会があれば、コンサートへも足を運んでみたいと思います(院長)。
「時間とは何か?時は本当に過去から未来へ流れているのか?“時間が経つ”とはどういう現象なのか?先人たちが思弁を巡らせてきた疑問の扉を、いま、物理学はついに開きつつある。相対性理論、宇宙論、熱力学、量子論、さらには神経科学を見渡し、科学の視座から時間の正体に迫る。」
時間という概念はどういうものなのかを、機会がある度に考えています。
過去、現在、未来があって、過去から未来に向かって進んでいくというのが一般的な考えだと思いますが、読み進めると、どうも、そうとは言い切れないらしいということが見えてきました。
分かったわけではありません。
ニュートン力学から相対性理論への考察の転換、量子論の波動性、タイムパラドックスなど、頭の中をかき混ぜる要素がてんこ盛りの本。
多分、と言うか、確実に、高校生の頃の方が理解出来たと思います。
翻弄されながらも、時間と空間の概念が垣間見えて来たような、全然分かっていないような。
ただ、時間が流れていくスピードはどこでも、誰にでも一緒ではないことは理解出来ました。
生活していく上ではとても便利なため、最初に植え付けられた概念を、何の疑いもなく受け入れてきましたが、そもそも、定義自体を考え直さないとしっくりこないように思います。
社会活動を行う上で、便宜的に考えられたものであって、実際には、空間と同じ概念で考えるという方向性に共感を覚えています。
分かっていない事が分かったという、ソクラテスの言う“無知の知”のレベルですが、何となく心が軽くなってきたような気がします。
これから、時空というものをどのように受け入れていけるか。
子供の頃からSFの世界に浸りながら描いていた想いが、これからどのように変わっていくのか。
そんな自分が楽しみです(院長)。
「歯学生だった剣拳磨は、親の敷いたレールに逆らって大学を中退し、東京にやってきた。そして、歯学部実習での「削り」つながりで、飛び込みで下町の金属加工会社に就職する。削りには自信の合った拳磨だったが、大学でやってきたことが全く通用しなかった。しかし夢中で取り組む内、手作業による削りの仕事が自分に打ち込める世界だと気づく。
やがて、社長に技能五輪全国大会を目指すように言われた拳磨。そこに、中学の頃から立ちはだかってきた神無月グループの御曹司・神無月純也が現れた。自分の会社から多くの選手を出場させた神無月。拳磨は、頂点に立てるのか。」
本を検索していたら、突然目に飛び込んで来た表紙。
歯学生が中退し、金属加工会社へ就職するという紹介がどうも気になり読んでみました。
歯科医院の三代目として生まれ、当然のように歯科医師になる環境にあったが、友人を助けるために、歯科大を中退する。
東京に出てきて、削りつながりで金属加工会社での人生がスタートする。
思っていた以上に、奥が深い事を知りのめり込んでいく。
会社、幼馴染、プライベートなどで関わっていく様々な人間関係の中で、自分を見つめていく。
主人公の心理の変化と成長が伝わってきます。
自分のために追及していたことが、本来は人の幸せのためであることに気が付く。
信じた事に向かって突き進むエネルギーの大切さを教えられました。
2015年に出版された本ですが、2011年の東日本大震災における福島についても描かれています。
届いたその日に読み終える、一気読みでした(院長)。
今朝、歯科医院へ歩いて向かっている途中に、怪しいオブジェを発見。
ポールなのですが、通常とは何かが違います。
近づいてみると・・・先端に刺さっているのはボールペンじゃありませんか!
ずいぶん前に、PPAPが世間を騒がせていましたが、こちらは、ポールとペンが合体したPP、“ポールペン”。
よく、冬になると手袋が被っている光景をよく見ますが、このパターンは初めてです。
作者(?)のセンスにとても癒されています(院長)。
最近、学校歯科教材の動画作りを行っているのですが、BGMの歌の録音時に自動車のエンジン音などがどうしても入ってしまい、対策を考えていました。
組み立て式の防音室も一時検討したのですが、設置スペースとコストの関係で断念していました。
が、調べるとあるもんですね。
マイクの周りをカバーする、とてもシンプルなボックスなのですが、これが、なかなかの優れものなんです。
かなりのレベルで周囲の音をシャットアウトでき、快適な環境が構築されています。
「大様の耳はロバの耳ボックス」と勝手に呼んでいるのですが、今まで以上に、箱に向かってシャウトしています。
あまり、人には見られたくない姿ではありますが・・・。
パソコン、ミニキーボード、マイク、ヘッドホンという、至ってシンプルなシステム。
曲作りが益々楽しくなってきました(院長)。
「あくまで本人が希望した場合の話です。自分の死について考えたとき、安楽死が選択肢のひとつとして、ごく自然にあったらいいな、と思うのです。(本文より)」
先日亡くなられた、脚本家の橋田壽賀子さんが書いていたエッセイ。
戦争で知った命の軽さ、命とは誰のものか、人間の尊厳とはなんだろう、私は安楽死で逝きたい、死に方を選べる社会を、二十歳になったら、死を見つめよう、の6章に渡って気持ちが伝えられています。
2017年に出版されたもので、92歳の時に書かれています。
「死なんて当たり前だった」戦争体験をもとに、命について考え、必ず訪れる死について言及する。
自分は二流と言い、一流じゃない気楽さで仕事をしていたと言われていますが、500本以上という驚異的な数の脚本を書いた事実はきちんと残っています。
「渡る世間は鬼ばかり」そして「おしん」など、輝かしい実績ですね。
テーマが「安楽死」ですが、文章が前向きな姿勢で書かれているため、悲壮感なく、冷静に死を見つめることが出来ました。
共感する部分が多々あります。
あらためて偉大さを知りました。
心の安らぎを頂きました(院長)。
「科学・技術の進歩が生活の隅々にまで浸透し、その恩恵を当然のこととして享受する一方で、進歩の危うさもクローズアップされ、問われている現代。そんな社会を生きる術として科学記者である著者は、「カガク力」=「疑い、調べ、考え、判断する力」を一人一人が身に付ける重要性を説く。よりよい今、そして未来を築くヒントがここにある。」
子供の頃からSFが好きで、自分は理系の人間だと、当たり前のように考えていましたが、そもそも、理系、文系というカテゴリーはいつ、誰が決めたのでしょう。
確かに便利と言えば便利ですが、考えれば考えるほど、悩んでしまいます。
この本は、文系出身の著者が、科学記者になって取材を重ねるうちに思い至ったことがかかれています。
1章:科学に囲まれた暮し 2章:疑え!疑え!記者という仕事 3章:社会とつなぐ 4章:命を支える科学 5章:これから生きていくあなたに 6章:カガク力が身につく五つのコツ
の6章に渡って、科学の正体について、柔らかく表現されています。
仕事柄、日々、新しい知識、技術と接する機会が多いのですが、鵜吞みにせず疑ってかかってみて、どうしても否定できないものについては受け入れる事を検討するようにいつも意識しています。
それが著名な方の発表だった場合には、なおさら、慎重に取り組むようにしています。
科学技術は、医療も含め、戦争がおきると飛躍的に発展するという事実は、とても皮肉なことであると常々思っていました。
使い方を間違わないようにしないといけませんね。
誰のために、何のために活用するのか。
世界中が誰でもスマートフォンで一瞬にして繋がることが出来る現代。
機器に振り回されないように気を付ける事が大切ですね。
話は変わりますが、先日、歯科の会報を読んでいたら、面白い文章がありました。
文系の大学を卒業し、社会人になった後、あらためて歯科医になった方のお話だったのですが、314という数字を見ると、文系の人はホワイトデーを連想し、理系の人は円周率を思い出す。
また、「雪が解けると?」の質問に対しては文系の人は「春になる」、理系の人は「水になる」と返答するという、とてもスマートなジョークでした。
なかなか楽しい分類でした。
因みに、「雪が解けると?」に対して、私は「川になって 流れていく」というフレーズが浮かびました。
キャンディーズ世代の方であればお分かりになるかも知れません。
果たして、自分は文系?それとも理系?(院長)
登るために下る。8000m峰登頂後の世界。「頂上は通過点にすぎない。そこから下ってきて完結するのが登山なのだ」。8000m峰14座すべての頂きに立った登山家は、どのように山を下ってきたか。
日本人初の8000m峰14座完全登頂に成功した著者が書いた本。
14サミッターと呼ぶことを知りました。
マカル―、エベレスト、K2、ナンガパルバット、アンナプルナ、ガッシャ―ブルムⅠ峰、シシャパンマ、カンチェンジュンガ、マナスル、ガッシャ―ブルムⅡ峰、ブロードピーク、ローツェ、チョ・オユー、ダウラギリの14峰を1995~2012年という歳月をかけて制覇しています。
無酸素という、過酷なトライアルであるにも関わらず、ある意味、喜びを覚えながら挑む姿には、自分とかけ離れたものを感じますが、とても共感できるものがあります。
登山に関しては、頂上に達したことがクローズアップされますが、実は、あまり伝えられてない下山にこそが、とても奥の深い世界がある事がわかりました。
「私がやってきた登山は、新しい登山の扉を開けるものではなく、開いたままになっていた古い扉を閉めるものでした。そして、つぎの人が新しい扉を開けられるようにすることが自分の役割だと思っています。どんな扉を開けるかは人それぞれです。」という言葉があります。
滑落も経験し、再起不能かと思われるような大けがをしたのにも関わらず、蘇り14サミッターとなった人が言った言葉だから感じる重みが伝わってきます。
「己にとっての未踏峰、、未踏の地を見つけて、そこに到達する。その先に新たな自分にとっての未踏峰を見つけ出していく。そんな連鎖に身を置きたいと思っています。」
なかなか言える言葉ではありません。
私たちが見たことがない世界を見ているんですね。
コロナの影響でこの1年間、山を走るトレイルランの大会に参加出来ず、もう、走ることはないのかなと思っていましたが、いずれ落ち着いたら、また少しづつ体を整え、山に足を踏み入れようという気持ちが湧き上がってきました。
“その時、その時の自分を見つめ、ほんのちょっと背伸びをしながらも前に進んで行こう。”そんな気持ちにさせてくれる本でした。
竹内さん、ありがとう(院長)。
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