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2014年出版の本です。
感染症にまつわるリスクを検討し、「どのくらい恐れろ」と言うべきか。
どのようなコミュニケーションをとるべきか。
これを、感染症という専門領域と、リスク・コミュニケーションという専門領域の両方から考えられています。
実際に現場で対応していたことをもとに解説されており、分かりやすい表現がとられていますので、悩まずに読めました。
感染症が急速に拡大している時は、理屈ではなく、因果関係を可能な限り把握しながら、対応策を講じ、迅速に実行することが求められます。
そういった意味では、リスク・コミュニケーションはとても重要になってきます。
やるべき事がきちんと伝わるかどうかはとても重要です。
プレゼンテーションの方法も含め、参考になりました。
情報というものは、伝え方によって、伝わり方にかなり差が出てくるんですね。
日々、刻刻と変化する状況に対応できるように頭の中を整理していきます(院長)。
エアロサービス株式会社の業務用空気清浄機、エアロシステム35Mを設置しました。
空気中の浮遊粒子を減らし、ウイルスや細菌による感染を出来るだけ回避するために取り組みました。
器具の滅菌、治療機械内の水の浄化に加え、口腔外バキュームと共に空気の清浄化を行い、環境を整えています。
全員が滅菌技士の資格を取得し、ソフト、ハード両面で、出来るところから感染対策を行っていきます(院長)。
「生命と非生命を分かつものは?進化生物の最新研究による“私たちの起源”と“複雑化の過程”」ということで、生命の進化について解説されています。
第1章 生命とは何か
第2章 ヒトへと至る協力の歴史
第3章 協力を維持する仕組み
第4章 私たちは何ものなのか
この本は、今現在、世界で猛威を振るっている新型コロナウイルスを知るために本を検索していた時に目につき、購入しました。
“細胞とDNAは生物固有のもの”などの定義から見ると、ウイルスは非生命となるようです。
初めて知りました。
細菌から真核生物への変遷を経て、私たちのような生物に至るまでの進化。
DNA、RNA,タンパク質、ミトコンドリア、細胞壁、細胞膜など、キーワードが飛び交います。
出来るだけ専門用語を避け、とても分かりやすく解説されています。
この生命進化のストーリーを分かったうえで、注文していますがまだ届いていない「ウイルスは生きている」を読めば、理解が深まるかと考えています。
起源まで遡ったうえで、自分のレベルで把握し、今後に対応したいと思います(院長)。
「Caro laccio」の2回目のトレーニングを受けてきました。
歌詞の内容を確認しながら、歌のアドバイスを受け、今回は最後まで通しました。
旋律の美しく、歌っているだけで、とても心地よくなってしまう曲です。
今まで受けたレッスンの基本に戻るための練習となっているため、この曲は今回で一段落。
次も「イタリア歌曲集」から「Sebben,crudele」を選択してもらい取り組むことになりました。
切ない内容の歌詞で、気持ちが入る曲です。
レッスン後の講義でも、発声の新たな世界を提示してもらい、イメージが膨らんでいます。
納得できる理論は大切です。
あとは、どれだけイメージに近づけて再現できるか。
体のレスポンスを上げていきます(院長)。
「国が欲しいか。ならば一国をやる。延王尚隆と延麒六太が誓約を交わし、雁国に新王が即位して二十年。先王の圧政で荒廃した国は平穏を取り戻しつつある。そんな折、尚隆の政策に異を唱える者が、六太を拉致し謀反を起こす。望みは国家の平和か玉座の簒奪か。 二人の男の理想は、はたしてどちらが民を安寧に導くのか。そして、血の穢れを忌み嫌う麒麟を巻き込んだ争乱の行方は。」
麒麟が選んだ王の政治に不満を抱く者が、国を変えるために行った行動。
目的は何なのか。
地位、権威、名誉、あるいは国のため・・・。
正義とは何なのか。
正義のためならば、犠牲も厭わないのか。
とても難しいテーマがファンタジーの世界で描かれています。
結局は、納得する情報を提供した側に国民は従っていく。
現代でも一緒ですね。
戦うための心理をうまくコントロール出来るかどうか。
誰を、何を守っていくのかが明確な方に人はついて行きます。
十二国それぞれで展開されるせめぎ合いが続きます(院長)。
「大嵐で船が難破し、僕らは無人島に流れついた!明治31年、帆船・龍睡丸は太平洋上で座礁し、脱出した16人を乗せたボートは、珊瑚礁のちっちゃな島に漂着した。飲み水や火の確保、見張り櫓や海亀牧場作り、海鳥やあざらしとの交流など、助け合い、日々工夫する日本男児たちは、再び祖国の土を踏むことができるのだろうか?名作『十五少年漂流記』に勝る、感動の冒険実話。」
椎名誠さんの本で紹介されているのを読み、入手しました。
明治時代に実際にあったお話。
無人島への漂流をテーマにした本は色々ありますが、これは、実話とは思えないくらい、とても面白いストーリーでした。
一度、遭難しかかって、ホノルルで救助され、日本に戻る時に、今度は本格的に遭難し、無人島での生活に突入。
知恵と勇気と望みを頼りに、16人の共同生活が始まる。
足りない物資をやりくりしながらの、海亀やオットセイとの共同生活。
常に前向きで明日を夢見る生活には、感動すら覚えます。
お互いに助け合い、一人も欠けることなく日本に戻る16人。
明治時代の日本人の美しさがぐいぐい伝わってきます。
この本を復活させてくれたシーナさんに感謝です。
挿絵も暖かくて、癒されました(院長)。
“ありがとうイチロー あなたの言葉とプレイで人生が幸せになった。”
このシリーズは、全部読んでいます。
今まで、心が折れそうになった時に、何度、勇気づけられたでしょうか。
一つの目標に向かって黙々と積み重ねていく。
イチローという選手を見つめている鈴木一朗という存在。
人が一度の人生で達成出来ないようなことを数々積み上げていく姿には、神々しいものさえ感じられていました。
この本では、選手として引退することになってからの言葉も含まれています。
以前のような研ぎ澄まされたような言葉と違って、過去を振り返りつつも、新たな目標に向かって突き進む、トルクの強い言葉が見え隠れします。
アスリートには必ず訪れる、選手引退の時。
でも、イチローにとっては、それは単なる形の変化であって、中身は何も変わらないような気がします。
これからは、どんなステージで、何を表現し、私たちを魅了してくれるのでしょう。
“今までありがとう。そして、これからもよろしく”
そんな気持ちにさせる本でした(院長)。
「幼き麒麟に迫り来る決断の時・・・神獣である麒麟が王を選び玉座に据える十二国。その一つ戴国麒麟の泰麒は、天地を揺るがす<蝕>で蓬莱に流され、人の子として育った。十年の時を経て故国へと戻されるも、役割を理解できぬ麒麟の葛藤が始まる。我こそはと名乗りを挙げる者たちを前に、この国の命運を担うべき「王」を選ぶことはできるのだろうか。」
十二国記シリーズ4冊目です。
シリーズ序章である第1巻「魔性の子」の背景となるストーリーが展開されています。
つながりが見えにくかったのですが、やっと、状況が飲み込めてきました。
ただただ引き寄せられるようにシリーズを読み進めていましたが、奥の深さに驚いています。
ファンタジーという分野では捉えきれない、広大な世界。
二つの世界を渡り歩く中で得たもの、失ったもの。
自分はどのような存在なのかを知った時の衝撃は、計り知れないでしょう。
のしかかる重圧の中で、故国のために何を為すべきなのか。
美しくも悲しい世界が展開されます。
シリーズはまだまだ続きます(院長)。
久々のボイストレーニングに行ってきました。
講義は受けていましたが、レッスンは1か月ぶり。
今回から、新しい曲「Caro laccio」にトライ。
もう一度基本に戻るためにイタリア歌曲集から選んでいます。
歌詞の日本語訳は
“私の想いを縛り付けたいとしい絆、優しい結び目よ、私は、自分が苦しみながらも楽しんでおり、捕らわれの身に満足していることを知っている。”
微妙な感じですね。
とても美しい曲です。
声帯の広げ方、外肋間筋の使い方についての指導を受けながらも、イタリア語の発音、音のつなげ方についてのポイントも教わり、体に負担がかからない発声を心掛けて声を出しました。
良い感じです。
引き続き発生学講座も受講。
「声帯振動の仕組み~健康な発声とは」ということで、声帯振動に関わる力、物理的な原理などの解説を受けた上で、実際にベルヌーイ力を体感する実験を行いました。
これが、凄く面白い!
声帯を体外に取り出して見ているような感じで、とても分かりやすく、かつ、一度やってみると忘れることのないインパクトのある実験でした。
今までレッスンで受けていた指導の背景が、少しずつクリアになってきています。
学生の頃に戻って、もう少し解剖学も勉強してみようと思っています(院長)。
2月11日に、オペラの観劇に行ってきました。
場所は新国立劇場。
生まれて初めての体験だったため、前日からワクワクしながら当日を迎えました。
会場へは開演30分前に到着。
午後2時スタートです。
休憩を挟んでトータル約3時間30分のオペラでしたが、圧倒的なパフォーマンスに心を奪われ、時間を忘れてしまいました。
こんな世界があったんですね。
クラシックの世界にはあまり興味がなくここまで来ていましたが、ボイストレーニングをきっかけに、新たな世界が開いています。
兄弟オペラと呼ばれている「フィガロの結婚」も、いずれ観劇したいと思っています。
オーケストラ、出演者、演出など、全ての方々に拍手です(院長)。
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