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9:30-13:30 | ● | ● | / | ● | ● | ● |
14:30-18:30 | ● | ● | / | ● | ● | ● |
休診日:水・日・祝祭日
※お待たせすることをできるだけ少なくするために予約制とさせて頂いております。
「山内の朝廷の実権を掌握した若宮。彼に仕える雪哉は、全軍の参謀役となった。ある日、大地震で開かれた禁門の扉の向こうに人喰い猿と八咫烏の最終決戦が始まる。若宮は記憶と名前を取り戻し、真の金烏となれるのか。山内の命運は?
八咫烏シリーズ第一部、堂々の完結。巻末に夢枕獏氏との対談収録。」
シリーズの完結ということで、どのような展開になるんだろうと、頭を巡らしていたのですが、前回のストーリーを別の角度の視点で始まり、最後には、いつも通り、予想を裏切られる展開が待っていました。
善と悪についての判断基準って何処にあるのだろうと考えさせられました。
特に戦いの場では、誰を、何を守るために行動を起こすのか、それによって、誰が利益を被るのか。
とても難しい問題です。
一定の所に、お話も着地しています。
でも、またここから始まる新たな展開も可能なエンディングでもあります。
主人公が変われば、物語はさらに続くでしょう。
ゆっくり待ってみます(院長)。
日曜日は、八王子で開催された「東京デンタルフェスティバル」に行ってきました。
会場は、オリンパスホール八王子。
中央大学ソングリーディング部“Garnet Girls”のオープニングアクトで幕が開き、講演に移ります。
最初の講師は日本大学歯学部教授の宮崎真至先生。
「お口の健康!毎日イキイキ暮らす秘訣とは?」の演題で、歯科とスポーツの関連について話をされました。
次に、元プロテニスプレーヤーの沢松奈生子さん。
「健康な歯でスポーツと人生を楽しむ!」のタイトルで、ご自身のオリンピックの体験などをもとに、プロアスリートとして心掛けていた事についてお話をされました。
司会者と沢松奈生子さんとのトークショーをはさみ、シンポジウムは、講師二人に加え、東京都歯科医師会会長代理と八南歯科医師会会長を加え、スポーツを楽しむための正しい口腔ケアについてお話がありました。
最後に、お待ちかねの抽選会。
賞品は帝国ホテルディナー券で、4万円が5名、1万円が10名という事で、シンポジウムの参加者カードを引き選ばれました。
一時、参加者の申し込みが少ないという事で連絡が来ていましたが、結果的には会場の8割位が埋まる参加者となり、盛況のうちに終了しました(院長)。
今年も、恒例のライブに参加してきました。
会場は、仙台のライブスペース「STAR DUST」
年に一回のイベントで、サックス、トランペット、ボーカル×2、ギター、ベース、キーボード、ドラムの8人編成で臨みました。
5つのバンド参加で、年齢の関係でいつもトリをとっています。
曲は、山下達郎の「Solid Slider」、スティービーワンダーの「Sir Duke」、マイケルブレッカーバージョンの「Feel Like Makin’ Love」、松原みきの「真夜中のドア」、そして、ビリージョエルの「Tell Her About It」の5曲。
事前に、妻が作った「白雪姫と7人の小人たち」の編みぐるみをメンバーに渡し、心を一つにします。
今回は、サポートメンバーとして女性ボーカルをお願いし、バラードをしっとりと歌い上げてもらいました。
どの曲にも通じて言えることですが、前回よりも大人の空気を漂わせる音が散りばめられ、心地よい空気を醸し出すとても素敵な演奏が出来ました。
録音した音源を編集して聴いているのですが、当日に3~4時間合わせただけで、ここまでまとめ上げることが出来る、それぞれの技術力は素晴らしいと思っています。
「Sir Duke」では、サックス、トランペット、ギター、キーボード、ベースが、ユニゾンの速いパッセージ部分を難なく弾きこなし、我ながら悦に入ってしまいました。
既に、来年演奏する曲も1曲決まっています。
これから、また来年に向けて新たな準備がスタートしました。
また、それぞれが積み重ねたものを、音を通して対話できる日を楽しみにしています(院長)。
ボイストレーニングも17回目。
今回も発表会用の曲の練習です。
後半部分に早いパッセージが出てくるところがあり、ちょっと苦戦しています。
声を出すポイント、肋骨の広げ方、体幹の維持の仕方、ブレスのタイミングなど・・・。
一つ一つ、ポイントを押さえて指導してもらえるため、いつもレッスンの終わりには、変わってきている自分が確認でます。
喉に負担をかけずに、体で共鳴させて声を出す方法。
まだまだ、伸びしろ満載です。
譜面に書き込んだ事項を確認しながら取り組んでいます。
益々面白くなってきました(院長)。
学生時代からバックパッカーだった著者。
大学を卒業し就職したが、仕事に明け暮れる毎日で、気が付いたらプチうつ病に。
恋人にも振られ、「このままじゃ死ぬ」と気づき世界一周の旅へ。
様々なトラブルに巻き込まれながらも、状況を受け入れながら中国、モンゴル、ギリシャ、インド、ネパール、チベット、ケニア、ナミビア、ブラジル、ペルー、南アフリカ、メキシコ、アメリカを巡る旅。
そこから見つかったものは・・・。
とにかく、文章が、凄く面白い!
テンポや言葉の使い方など、これは天性のものでしょう。
行動力が半端じゃありません。
順応力も人並み外れています。
このエネルギーはどこから生まれてくるんでしょう。
私が持っていないものを全部持っている感じです。
笑いの中にも考えさせられる事も多く、とても読み応えのある本でした。
難しいことを分かりやすく、困難なことを楽しく伝えられる能力はなかなか真似できません。
椎名誠さんの本に通じるものも感じます。
旅というのは、人の内面をさらけ出す何かを持っているのでしょうか。
読後、心が晴れやかになっている自分がいました。
世の中、まんざら悪くないと思わせてくれる本でした(院長)。
「会社の出向で移り住んだ岩手で、ただ一人心を許したのが同僚の日浅だった。ともに釣りをした日々に募る追憶と寂しさ。いつしか疎遠になった男のもうひとつの顔に、『あの日』以降触れることになるのだが・・・。芥川賞を受賞したデビュー作に、単行本未収録の二篇を収録した、暗い燦きを放つ三つの作品。」
書店の平積みにあり、タイトルが気になり読んでみました。
“影”の“裏”って何だろう。
読んでみて、分かるような気がしました。
芥川賞受賞の表題作「影裏」(“えいり”と読みます)、「廃屋の眺め」、「陶片」の3作品の短編集。
「影裏」は、東日本大震災がテーマのお話でした。
喪失感というのでしょうか。
とてもやるせない気持ちにさせられます。
でも、現実に起こっているんだろうなという、登場人物の行動。
2011年以降、、震災をテーマにした作品が多く書かれましたが、震災直後のような急性期の内容ではなく、心の中で熟成されたストーリーになっています。
「廃屋の眺め」、は、人間が根本的に抱えている闇の部分が、静かに描かれています。
本能と理性のバランスを考えてしまいます。
「陶片」も同じように、また違った本能、常識の基準というものを考えさせられます。
短編ながらも、それぞれがとても深みのある小説集でした(院長)。
「2次予選での課題曲『春と修羅』。この現代曲をどう弾くかが3次予選に進めるか否かの分かれ道だった。マサルの演奏は素晴らしかった。が、明石は自分の『春と修羅』に自信を持ち、勝算を感じていた・・・。12人が残る3次(リサイタル形式)、6人しか選ばれない本選(オーケストラとの協奏曲)に勝ち進むのは誰か。そして優勝するのは。」
予選を重ねるごとに成長、進化していくコンテスタント。
クラシックの曲、作曲者についての知識は全くありませんが、音が聴こえてくるようです。
緊迫した空気の中にも流れる穏やかな空気。
それぞれの個性がぶつかり合い、時には融和して音楽の世界を形作る。
もともと自然の中に存在していた音楽。
ピアノを通して、自然に再び返す行為。
脈々と受け継がれてきた営みの流れを垣間見たような感じでした。
今後、どのように関わっていくか、道しるべを教えてもらいました。
心の中の空腹感を満たしてくれる音楽。
ジャンルに捕らわれずに、分かりあいながら関わっていきたいですね(院長)。
日本歯科医師会主催の研修会に参加してきました。
メインテーマは「歯科医療の原点と将来を見据えて」。
「カリオロジーの新たなステージへ」という事で、林美加子先生から「診療ガイドラインに沿ったう蝕治療~カリエス・マネジメントに基づく臨床戦略~」、高柳篤史先生から「行動科学に基づいたブラッシング用具の選択と使い方」のタイトルで講演が行われました。
治療と予防という2つの側面から口腔ケアを捉えた内容で、非常に理解しやすいお話でした。
養護教諭との懇談会、高齢者施設の指導などの予定があるため、早速、学習したことを活用していこうと思います。
今回は、開会の挨拶を行った日本歯科医師会理事の佐藤真奈美先生が、いとこだったため、研修会の参加を申し込んでいました。
とても立派な挨拶で、感心して聞かせてもらいました。
自分の家系に、こういう人物がいることは、とても心強いことです。
日本全国のみならず、南米、ヨーロッパなど、公務で世界を転々としている姿は私の励みになっています。
目の前に与えられたことに対し、一つ一つ、しっかりと答えを出していきます(院長)。
音楽時代劇に行った後での最初のレッスン。
実際に生の声を聴いたせいか気持ちの高揚があり、今まで以上にポジティブに取り組むことが出来ました。
自分は、舞台の主役の先生に教えてもらっているんだという自覚が影響しているのでしょう。
いつもより、声が出やすくなっている自分が分かります。
モチベーションも変わってきました。
発表会まで2ヶ月。
出来るところ、やれるところまで悔いのないようにトライしていきます(院長)。
「近年、その覇者が音楽界の寵児となる芳ヶ江国際ピアノコンクール。自宅に楽器を持たない少年・風間塵16歳。かつて天才少女としてデビューしながら突然の母の死以来、弾けなくなった栄伝亜夜20歳。楽器店勤務のサラリーマン・高島明石28歳。完璧な技術と音楽性の優勝候補マサル19歳。天才たちによる、コンペティションという名の自らとの闘い。その火蓋が切られた。」
最近、クラシック音楽が関わる小説は、積極的に読むようにしています。
この本は、ずっと以前から書店で平積みになっていたので、気にはなっていたのですが“いつでも読めるな”と思い手に取らずにいました。
ピアノコンクールについて描かれたストーリーであることを最近知り、読み始めました。
プロローグとして、4人のピアニストそれぞれが一つのコンクールのスタートラインに立つまでの描写が最初にあります。
(上)では、1次予選までまでですが、既に、各自の個性が音を通して描写され、実際にコンクール会場にいるような緊迫感を味わいながら読み進めました。
クラシック音楽の頂点に立つという事は、並外れた才能と努力と、もう一つ“運”が必要であることが分かります。
実際に体験した人にしか理解できない感覚だと思いますが、疑似体験として入り込めるストーリーは見事です。
これから2次予選、3次予選と進んでいくわけですが、どんなドラマが待っているのでしょう。
ここまでのレベルになると、もう、精神的には体育会系と変わらない、あるいは、場合によってはそれ以上でしょう。
選ばれた者にのみ与えられた、特権と重圧。
下巻に続きます(院長)。

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- 2024年11月29日 年末年始休診のお知らせ
- 2024年08月10日 夏期休診のお知らせ

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- 2023年09月21日 読書 449 かたちには理由がある 著者 秋田 道夫
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