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9:30-13:30 | ● | ● | / | ● | ● | ● |
14:30-18:30 | ● | ● | / | ● | ● | ● |
休診日:水・日・祝祭日
※お待たせすることをできるだけ少なくするために予約制とさせて頂いております。
「天才クラシックギタリスト・蒔野聡史と、国際ジャーナリスト小峰洋子。四十代という“人生の暗い森”を前に出会った二人の切なすぎる恋の行方を軸に、芸術と生活、父と娘、グローバリズム、生と死などのテーマが重層添的に描かれる。いつまでも作品世界に浸っていたいと思わずにはいられないロングセラー恋愛小説を文庫化!」
こんな恋愛小説があるんでしょうか。
出会い、分かれ、再会。
ちょっとしたボタンの掛け違いで人生が大きく変わってしまう。
生きているということはどういうことなのかを教えられて、というか、問われているような気がします。
最後のページを読み終えても、読んだ人の数だけストーリが続く、そう思わせる作品でした。
心に染み入る、美しくも切ないラブストーリーでした。
久々に心が熱くなりました。
11月には福山雅治、石田ゆり子で映画が公開されるようです(院長)。
トレーニングも今回で9回目。
歌詞は大体頭に入ってきました。
相変わらず、イタリア語の発音が上手くいきませんが、まあ、それなりになってきたように思います。
前回教えてもらったポイントを振り返りながら再現しようと思ったのですが、これがなかなか上手くいきません。
風邪をひいていた影響もあってか、声が前に出ないもどかしさを感じながら、でも、前向きにレッスンを受けてきました。
今までよりも、もう少し細かいポイントの指導を受け、曲全体の流れを把握。
次回で仕上げることを目標に、トライします。
今まで教わったことをもう一度全部復讐して次回に臨みます(院長)。
「“死にたいんです”“なら死ねよ”。娘を亡くし、妻だった人に去られ、十五年勤めた会社を解雇された。すべてを失い彷徨していた尾田慎吾は、雨の夜、自殺を図る見知らぬ女にそう告げた。同日、旧友荻野と再会する。彼は、情、欲望、執着を持たぬ慎吾を見込んで、宗教を仕事にしないかと持ちかける。謎めいた荒れ寺に集いし破綻者たち。仏も神も人間ではない。超・宗教エンタテインメント。」
“ヒトでなし”、何なんだ、このタイトルは!
で、超・宗教エンタテインメントとなると、ますます分からなくなってくる。
ということで、逆に興味がそそられ、774ページという厚さには目をつぶって読んでみました。
結果的に一気読みでした。
京極夏彦作品は、以前「おじいさん」というのを読んだことがありましたが、今回は全くの別世界でした。
今までの既成概念が通用しないような、でも宗教というものの本来の姿を表現しているような、読んだ後でも何か心が揺さぶられているような感じです。
“自分”っていったい何だろう?何を守って生きているんだろう?
結局、分かった気になっていただけなのかもしれないな、と少し考えています。
分かっていなかったことが分かっただけでも良しとしましょう。
理解するとかしないとか、そういった次元を超えた世界でした。
侮れない作品です(院長)。
休診日によつぎ保育園の歯科健診に行ってきました。
0歳児は、ほとんどの子が大泣きしていましたが、年齢が上がるにつれ泣く子も少なくなり、徐々にあいさつも出来るようになるという、0歳~5歳の成長の過程が目の前でリアルに見ることが出来、感慨深いものがありました。
健診後、手作りの紙芝居で子供たちに歯の講話を行ったのですが、途中で突如質問されたり、ネタを先取りされたりと、なかなか侮れません。
最後に、今回のメインキャラクターの編みぐるみを見せたところ、周りにどっと押し寄せ収集がつかなくなってしまいました。
みんな思った通りに自由に動くんですね。
うらやましい・・・。
今回は、原案、絵、効果音、編みぐるみと、すべて手作りで準備しました。
帰りに職員室でお話をしてきたのですが、以前パンフレットをもらった時に、卒園の時に、東日本大震災時の復興ソング「花は咲く」を園児たちが歌うという事を読んでいたので、「今度、ベースで参加させていただけませんか。」とお願いしたところ、受け入れて頂き、楽譜をもらってきました。
来年実現するかどうか・・・。
ゆっくり待ちます(院長)。
山中伸弥、羽生善治、是枝裕和、山極壽一の4名の講演と、その後の永田和宏氏との対談がまとめられた本です。
念のため紹介すると
山中伸弥:iPS細胞研究所所長 ノーベル賞受賞
羽生善治:将棋棋士 2008年、十九世名人の永世称号資格を得る
是枝裕和:映画監督「そして父になる」「万引き」で国際的な映画賞受賞
山極壽一:京都大学総長 霊長類研究の第一人者
永田和宏:京都大学名誉教授 歌人
という、日本をリードしている錚々たるメンバーです。
それぞれが、今に至った経緯をお話されていますが、特に高校生などの若い方々にはぜひ読んでほしい内容です。
夢と希望が満ち溢れています。
何と言ってもこの方々の体験談ですから。
そんなことを思っていたら、来院された高校生のポケットに新書を発見。
学校の課題で読んでいるとのこと。
タイトルは「村上春樹はむずかしい」。
確かに。
高校生には、ちょっと理解しにくいところがあるのかも知れません。
いずれにしても、時間を見つけて読書している姿に感銘を受けたため、治療終了後に「良かったら読んでみて」と、渡しました。
願いが叶いました。
本を通したコミュニケーションでした(院長)。
「“簡単なことだ。あたしを殺せばよろしい”と騎士団長は言った。“彼”が犠牲を払い、“私”が試練を受けるのだ。だが姿を消した少女の行方は・・・。“私”と少女は、ふたたび出会えるのか。暗い地下迷路を進み、”顔のない男“に肖像画を描くよう迫られる画家。はたして古い祠から開いた世界の輪を閉じることはできるのか。”君はそれを信じたほうがいい“
物語は希望と恩寵の扉へ向かう。」
遂に最終巻。
地下迷路を彷徨いながら、騎士団長から与えられたテーマに従い行動する画家。
「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」を彷彿させる世界です。
結末は今までの作品とはちょっと傾向が違うような感じでしたが、結論に着地したような、しないような、それでも余韻を残すところに、ストーリーの深みを感じています。
村上春樹作品は、いつも引きずり込まれます。
それこそ、地下の迷路に彷徨い込んだかのように・・・。
次は、頭を切り替えるために、カラーの違う本を読んでみよう(院長)。
8回目のボイストレーニングに行ってきました。
今回,、新たな発声のポイントを教わりました。
声帯の周囲筋を意識するためのエクササイズです。
指示通に合わせて声を出してみると、今まで出なかった音域が無理なく出て、正直、びっくりしました。
やはり、プロのアドバイスというものは凄いですね。
常に、どこまで出来るようになったかを踏まえて、課題を与えてもらっています。
「10回目までに、ある程度形にしたいですね。」ということで、今取り組んでいる曲の仕上げを目指して積み重ねていきます(院長)。
6月15日は、スタッフと一緒に医療機器学会に参加してきました。
会場は、大阪駅からバスで10分の大阪府立国際会議場。
滅菌技士の資格更新のための研修です。
大会長講演では滅菌という世界を含めた、医療全般における貴重なお話を聞くことが出来、とても」有意義な時間を過ごすことが出来ました。
来年は、横浜での開催。
常に新たな情報を取り入れ、治療環境のベースになる滅菌にこだわるためのスキルアップを目指していきます(院長)。
「雑木林の小径を抜けて、肖像画のモデルとなった少女が山荘を訪れる。屋根裏に隠された絵と“私”の描いた絵…パズルのピースのように、四枚の絵が一つの物語を浮かび上がらせる。谷の向かい側から銀色のジャガーで現れる白髪の紳士、奇妙な喋り方で主人公に謎をかける“騎士団長”。やがて、山荘の持ち主の老画家をめぐる歴史の闇も明らかになるが、真夜中の鈴は、まだ鳴り止まない。」
話に、さらに新たな展開が。
祠の穴には何があるのだろう。
何かを生んでいるのか、あるいは、何かを飲み込んでいるのか。
蓋を開けたことによりおきた、様々な事象。
「開けなければよかった・・・。」という少女の一言。
もう、動き出した流れを止めることは出来ない。
どこまで行くのでしょう。
全く行く先が見えません。
次の最終巻へと向かいます(院長)。
令和元年 7月11日(木)臨時休診とさせて頂きます。
ご不便、ご迷惑をおかけいたしますが何卒宜しくお願い致します。

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