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9:30-13:30 | ● | ● | / | ● | ● | ● |
14:30-18:30 | ● | ● | / | ● | ● | ● |
休診日:水・日・祝祭日
※お待たせすることをできるだけ少なくするために予約制とさせて頂いております。
「49歳独身。職業・アナウンサー。これまで、いろいろなことがありました。たくさんの人と出会い、多くの言葉をもらってきました。そんなこんなを好きに書いた本です。自他ともに認めるクロい部分も、ちょっとだけ残っているシロい部分も詰まっています。人気アナウンサー初の書き下ろし本、待望の文庫化!『人生で一番悩んだ決断』にいたった経緯と本心も、初めて明かしています。」
紅白の司会、スポーツキャスター、海外赴任、「スタジオパークからこんにちは」「あさイチ」のアナウンサーなど、華やかな部分ばかり見ていましたが、表からは見えない並々ならぬ努力があり、それに伴う経験の深さが伝わってきました。
恋愛に関する悩み、出会いと別れ、組織の中で働く中での葛藤、独立に至る経緯など、どれをとってもストレートに投げかけられる言葉の数々。
悩みながらも自分を信じ突き進んでいたようですが、その陰には“母”という存在が大きく後押ししてくれていたようです。
いのっちの存在もかなり大きかったようで、目次の1つにもなっていました。
独立については、
「組織ゆえに、ベテランが考えるべきことは、自分はいつ後進に道を譲るかという問題です。上の者が自分のポジションにあまり固執しすぎると、後に続く者のチャンスや伸びしろを妨害してしまう恐れがある。なにより、自分自身が若いころからチャンスをいただき、今があります。」
という気持ちと、
「でも、そんなカッコつけた覚悟の一方で、本当は、私の中には、もう一人の自分がいました。『いつまでも現役でいたい』『いつまでも現場にいたい』という、仕事の虫の自分です」という、全て本音で語ってくれる潔さ。
気持ちがいいですね。
安定をとらずに、新たな道を切り開く有働さん。
これからの活躍が楽しみです。(院長)
日本が誇るプロトレイルランナー鏑木毅。
彼が書いたメンタルマネージメント本です。
第1章 本番までにできることはすべてやる
成果を出すトレーニング
第2章 集中力を極限まで高める
勝負どころのメンタルマネージメント
第3章 常に考えながら走る
実力を出し切る方法
第4章 自分の限界を超える
サバイバルレースを走り抜く方程式
第5章 結果を次につなげる
本番後の学びと回復力
第6章 開拓者として生きる
プロトレイルランナー、レース運営の哲学
第7章 これからも走り続ける
50歳からのリスタート
2009年に、フランス・イタリア・スイスにまたがる標高4810メートルのモンブランのまわりを1周する、世界最高峰のウルトラトレイルレース、UTMB(ウルトラトレイル・デュ・モンブラン)で166キロを走り抜き3位入賞の経歴をもつ選手。
実際に、過酷な状況をくぐり抜けてきたことをもとに書かれており、ダイレクトに伝わってくるものがあります。
どこまでの自分を受け入れるか、限界とは何か、折れない心とは?
自分自身のトレイルランとはレベルはかけ離れていますが、多くの事を教わりました。
なぜ自分はこの年齢(もうすぐ58歳)になって、体に負荷をかけてまでウルトラマラソン、トレイルランにトライしているのか。
・・・自分の可能性と限界を知りたくて走っていることを再認識しました。
この経験が、走りに限らず、ふとした時に意外な力を発揮してくれることがあります。
やれるうちは、やれるだけの事をやる。
考えることが、ますますシンプルになってきました。
もう少し自分自身を見つめていきます。(院長)
10日は八重山トレイルレースに参加してきました。
上野原駅からシャトルバスで会場へ。
小雨が降るあいにくの天気でしたが、スタートの8時の時点では一時雨があがり、山を4つ超える38.55キロの距離に臨みます。
途中から雨がちらつき始め、山の頂上に近づくにつれ気温が下がり、汗と雨が一気に体温を奪っていきました。
先週は暑さとの戦いでしたが、今回は寒さとの戦いとなり、体が翻弄されます。
足元も泥んこ状態。
景色も霧で目に入らないなかなかのコンディションでしたが、かえって、余計なことを考えずに目の前の一歩に専念することが出来ました。
結果として、昨年よりも3分早くゴールする事ができました。
まずまずです。
今回もエイドでボランティアの方々から多くの力をいただきました。
2週連続の大会をこなし、達成感を感じています。
次は7月のトレイルレース。
もうひと踏ん張りがんばります。(院長)
6月3日は埼玉県で開催された奥武蔵ウルトラマラソンで走ってきました。
距離は78キロ。
八王子駅始発の電車に乗らないと間に合わないため、八王子に前泊して臨みました。
初めての参加でしたが、過去にも100キロや110キロの大会に参加していたので、「なんとかなるだろう・・・」と安易に考えていました。
・・・が、いざ走ってみると、気温が高いうえに林道のアップダウンが連続するかなりタフなコース。
35キロの時点では、足を使い切っているのもかかわらず、まだフルマラソンの距離が残っていることに気付き、頭の中では「初のリタイア」という言葉が飛び交う始末。
もうほとんど気力だけで前に進んでいたのですが、40キロを過ぎた折り返し地点のエイドで女性に頭から水をかけてもらったら、あら不思議!力が蘇ってくるではありませんか。
そこからは、登りは歩き、下りは突っ込んで走るというパターンを繰り返し、制限時間12時間の中、9時間37分で完走しました。
かなりきつい思いをしましたが、充実した、とてもすばらしい大会でした。
エイドでは水、スポーツドリンク、ジュース、コーラ、バナナ、アンパン、クリームパン、メロン、オレンジ、スイカに加え、おにぎり、いなりずし、そうめん、お粥、サンドイッチ、焼き鳥とノンアルコールビール(!)、湯豆腐など、居酒屋打ち上げのような多彩なメニューで、お腹の中から応援してくれます。
氷の用意もあり、キャップの中に入れ頭の熱をだいぶ冷ましてもらいました。
徐々に体が回復してくると、来年に向けた意欲が沸き上がっています。
ボランティアの皆さま、大変お世話になりました。(院長)
久々のブログです。
6月1日は、医療機器学会に行ってきました。
会場はパシフィコ横浜。
滅菌技士の資格を更新するために、毎年参加しています。
今回は、「歯科領域の感染対策」をテーマにした教育講演を聞いてきました。
近年、歯科の分野でも感染対策に対する認識が高まっています。
使用機材の滅菌、環境整備について、現時点でのスタンダードとなる取り組みについて大学病院で行っている事例の説明がありましたが、私たち一般の診療所でもやるべきことは一緒です。
「出来ることから始めよう」という言葉がありましたが、まさにその通り。
滅菌機材に加え、治療のユニット回路の水の感染対策も今月からスタートします。
だだし、機材を取り揃えても、きちんと使いこなさなければ意味がありません。
そのための取り組みとして、スタッフのみんなにも滅菌技士の資格を取得してもらっています。
ソフトとハードを整備しながら一つずつ積み重ねて環境整備に取り組んでいきます。(院長)
平成30年7月5日(木)午後の診療は、研修会出席のため
臨時休診させて頂きます。
なお、同日午前の診療は12時までとさせて頂きます。
ご不便、ご迷惑をお掛けいたしますが、何卒ご了承ください。
平成30年6月1日(金)は、臨時休診とさせて頂きます。
ご不便、ご迷惑をお掛け致しますが、何卒宜しくお願い致します。
「急逝した父の遺志を継ぎ、山岳写真家として生きることを誓う風間健介。父の愛した厳冬の大雪山で撮影中、絶滅したはずのオオカミに命を救われたという田沢保と出会う。風間は、田沢が亡き父と交流があったこと、殺人罪で服役していたことを知るが、極寒の中、田沢と共にオオカミを探すにつれ、彼の人間性に惹かれていく。やがて、二人の真摯な魂が奇跡を呼ぶ。」
「分水嶺」という言葉が以前から好きで、タイトルで買いました。
昨年末、羽田空港から、とかち帯広空港経由で父の葬儀に行ってきたのですが、飛行機の中で読んでいる時に、ちょうど小説の中では逆のルート、とかち帯広空港から羽田空港に向かい、浜松町から事務所に戻る場面になり、頭の中がちょっと混乱しながらもストーリーを追っていきました。
文明を使い、人間の都合で地球を制圧、コントロールしているような気になっているが、自然は本来、お互いがうまくバランスをとれるように寄り添ってくれていることを再確認させられました。
家畜を襲うということで、薬物を使って絶滅させられたオオカミ。
牙を剥き襲い掛かるような目つきに意図的に作成させられた剥製をみると、とても狂暴な生き物のように思ってしまいますが、本来、愛情をもって子育てするとてもやさしい生き物です。
アイヌの人たちも、オオカミとの共存の中で生活していました。
アメリカでも、オオカミとインディアンは共存していたようですが、同じような流れで追いやられています。
心が痛みます。
警察と地元有力者との癒着によって破壊されていくありのままの自然を出来るだけ守っていくエネルギーが、風間健介を中心に、父、田沢保、オオカミとの関わり合いを通して描かれています。
じわじわと感動が沸き起こるすばらしい作品です。(院長)
昨年の12月に、仙台で大学軽音楽部OBOGライブに参加してきました。
メンバーは、サックス、トランペット、ボーカル、ギター、キーボード、ベース、ドラムの7人です。
久々のバンドセッションで良い緊張感の中4曲プレイ。
スクエアの「オーメンズ オブ ラブ」、スティービーワンダーの「Isn’t she lovely」、東京スカパラの「美しく燃える森」、シュガーベイブの「DOWN TOWN」と、色とりどり選曲で30分間を堪能しました。
「Isn’t she lovely」では、人生初のベースのアドリブにトライ。
そこそこの出来でしたが、音楽の新たな喜びを感じています。
35年ぶりのメンバーもいましたが、リハーサルが始まった瞬間から時の流れを忘れてしまう位、何の違和感もなく音が重なり合い、本番では、それぞれ今まで蓄積してきたものを出し合ってブレンドさせる心地よい空間に身を委ねることが出来ました。
今、録音してきた音源を編集して聴いているのですが、二十代の頃とは確実に音が変わったのがわかります。
やんちゃだったみんなが枯れた音を出すようになり、出るところと引くところの加減がとても心地よくなっていました。
みんないろいろ重ねてきたんですね。
変わったようで変わらないもの、変わらないようで変わったもの、まさに動的平衡を感じた1日でした。
既に来年の場所と日程が決まり、曲の候補も出てきています。
1年後の再開を約束し笑顔で解散。
もう幾つ寝るとOBOGライブ~♪
気が早すぎますね。
今から楽しみです。(院長)
「好色な医師フリントの奴隷となった美少女リンダ。卑劣な虐待に苦しむ彼女は決意した。自由を掴むため、他の白人男性の子を身籠ることを。
奴隷制の真実を知的な文章で綴った本書は、小説として誤解され一度は忘れ去られる。しかし126年後、実話と証明されるやいなや米国でベストセラーに。人間の残虐性に不屈の精神で抗い続け、現代を遥かに凌ぐ”格差”の闇を打ち破った究極の魂の物語。」
先日、DOCOMOの手続きで30分待ちになり、手元に本がなかったため書店に飛び込み購入したものです。
奴隷制についてはそれなりに知っていたつもりでしたが、現実は思っていたものとはかけ離れた世界でした。
家畜と同様に扱われ、所有物として売買される。
奴隷は代々奴隷として扱われる。
気に入らないことがあると拷問にかけられる。
時には命を奪われることがある。
それでも犯罪にはならない。
そんな中、一筋の希望を見出し虐待に耐えながらも自由を求め歩んでいくリンダ。
法のもとに正当化されていることが、必ずしも善ではないことがよく分かります。
訳者は、世界大手のコンサルティング会社に勤務する女性。
翻訳が本業ではありません。
でも、心の中にゆっくりと染み込んでくる文章表現がされています。
解説でも、「本書の訳は実に見事だ。英語から正確に翻訳しているというだけでなく、リンダの心象風景が読者にリアルに伝わる。」と評されています。
新幹線の中で読むものがなく、突然出会った本に驚きを感じながら、翻訳することが自分の使命として取り組んだもの。
今回の自分と状況が似ています。
巡り合いですね。(院長)

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