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きむら歯科診療室ブログ
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「呼吸器内科の夏目医師は生命保険会社勤務の友人からある指摘を受ける。夏目が余命半年の宣告をした肺腺がん患者がリビングニーズ特約で生前給付を受け取った後も生存、病巣が消え去っているという。同様の保険金支払いが続けて起きており、今回で四例目。不審に感じた夏目は同僚の羽島と調査を始める。連続する奇妙ながんの消滅の謎。がん治療の世界で何が起こっているのだろうか。」

 

3人に一人はがんになるという時代背景をもとに書かれた作品。

医療ミステリーと言われている本も何冊か読んできましたが、今までの中で一番インパクトがありました。

がんにまつわる生命保険、医療、政治、経済原理などが複雑に絡み合う世界をこれでもかとぐいぐいと提示し、最後の一行まで引っ張って行ってくれます。

「幸福だけを至上とする社会では苦悩や不安は一種の病気として扱われます。今の社会では大病を患った人や鬱病になった人は不幸にして社会のレールから外れてしまった人であると見做されています。昔は違いました。苦悩や不安、死と滅びは日本文化に宿命として取り込まれていたのです。」という言葉が出てきます。

憂鬱な気持ちが人間の独創性を増加させる。

・・・ん~、何とも奥が深い、深すぎる言葉です。

著者は国立がんセンター、放射線医学研究所に従事していたことがあり、理論の裏付けをもとにとても説得力のあるストーリーが展開されています。

がんに関しては巷では様々な情報が飛び交っていますが、一度この本を読むと目線が変わるかも知れません。

一気読みでした。

読めば分かります。(院長)

 

DSC_0052「”満州国の人間”を名乗る老人からのNHK爆破予告電話をきっかけに、週刊誌記者セキグチは巨大なテロに巻き込まれていく。暴走を始めたオールド・テロリストたちを食い止める使命を与えられたセキグチを待つものは!?横溢する破壊衝動清々しさ。これぞ村上龍と唸る他ない、唯一無比の長編。」

 

644ページの長編作品でしたが、最初から最後まで息をつく暇もないくらい一気読みでした。

第二次世界大戦をくぐり抜けてきた強者が、現代社会に問うメッセージが大胆に表現されています。

表紙を見た時には、もう少し笑いのある内容なのかなと思っていましたがさすがは村上龍、そう簡単にはストーリーを作りません。

次から次へと発生するテロ。

首謀者の実態が掴めないまま、事は進行していく。

セキグチに与えられた使命とは・・・。

過去と現代の戦争の手法の違いの中で結末を迎える。

パートナーの女性カツラギも非常に良い味を出しています。

テロの目的を知ったときには、思わずページをめくる手が止まってしまいました。

東日本大震災以降の文学として、とても大きなメッセージを送ってくれています。(院長)

DSC_0058今年も走ってきました。

3回目の参加です。

八南歯科医師会で3チームエントリー。

去年よりも1時間早い9時スタートで、今年から、3区では9時50分になると繰上げスタートが行われるというとても厳しい条件がつきました。

さらに、3区を25分以内で走らないとその時点で足切り、レース終了というおまけ付き。

甲州街道の交通規制による影響を出来るだけ少なくする対策のようです。

今回はその3区を担当していたため、チーム完走の事を考え、走る前から緊張感で心拍数が上がっていました。

結局、一部のチームを除いてほとんどが繰上げスタート。

いつもは頭の中で音楽がなるのですが、もうそれどころじゃありません。

必死です。

目標ペースがクリアされているかどうかウオッチで確認しながら登り坂も気を緩めず、とにかく前進あるのみ。

ハイパーアクティブです。

中継地点が近づいてきたところで、沿道で応援してくれているチームメンバーの姿が見えたのでガッツポーズを出したら、直後に「あと30秒」とアナウンスが入り、「げ!」と我に帰り最後の猛ダッシュ。

10秒、9秒とカウントダウンを聞きながら、残り2秒でぎりぎり襷を繋ぐことができました。

繰上げで走った中で、最後のチームになりました。

とってもきつい展開でしたが、それだけに達成感も強く心に残る大会になりました。

タイムも去年よりアップしています。

打ち上げでは、今回の大会や次に向けての会話が飛び交い、楽しい時間を過ごしました。

参加された先生方もご苦労様でした。

サポートの先生方にも大変感謝しています。

次に繋がりました。(院長)

 

平成30年3月8日(木)は、臨時休診とさせて頂きます。

ご不便、ご迷惑をお掛け致しますが、何卒宜しくお願い致します。

IMG02537「大正2年8月26日、中箕輪尋常高等小学校生徒ら37人が修学旅行で伊那駒ヶ岳に向かった。しかし天候が急変、嵐に巻き込まれ11名の死者を出した。信濃教育界の白樺派理想主義教育と実践主義教育との軋轢、そして山の稜線上に立つ碑はなぜ慰霊碑ではなく遭難記念碑なのか。悲劇の全体像を真摯に描き出す。」

 

実際にあった話をもとに取材を重ね、小説としてまとめられています。

教育現場における様々な葛藤の中で行った登山で事故がおきた。

天候の急変により山小屋も吹き飛ばされ、豪雨の中、体温を奪われ命を落とす生徒、教師たち。

修学旅行を決行し引率していた校長も、生徒を救うことに奔走しながらも力尽きてしまう。

壮絶な状況をかいくぐって生還した者も批判を浴びる。

しかし長野は登山王国。

山をなくしては語れない県として、あらたな方向性を探る。

この事故を教訓に、綿密な登山計画を立てることにより、その後も登山は継続されています。

慰霊碑ではなく遭難記念碑である所以がここにあります。

今でも。記念碑を訪れる人は後を絶たないようです。

長野県民の心が伝わってきます。

山に受け入れてもらうための礼儀は大切ですね。(院長)

IMG02523「前田家の参勤交代は四千人の大移動。五大藩主前田綱紀は禁を破る数の鉄砲隊の同道を突如命じた。関門通過には公儀の許可証が要る。隊列は既に藩邸を発った。迫る時間の中、漸く吉宗決済の許可証が下りた。予め先々の宿場で待ち受けていた浅田屋の飛脚たちは参勤交代を目指して文書を繋いでいく。艱難辛苦を極める難事に命を懸ける飛脚たち。使命を遂行する男の意気地に心打たれる傑作時代小説。」

 

江戸時代の用語がわからず最初はなかなか入り込めませんでしたが、ストーリーを追っていくに従い自分が登場人物の一人のような感覚になりながら読み進めていきました。

時には野山を駆け上がり、文書を繋いでいく。

駅伝とトレイルランを融合したような世界。

飛脚たちの熱い心が伝わってきます。

江戸時代の飛脚はどんな走りをしていたのだろう。

想像するだけでワクワクします。

走りに対するモチベーションがまた変化しました。(院長)

IMG02524今年もみたけ山で走ってきました。

距離は16キロ。

最近走り込めていないため、不安を抱えながらの参加でした。

スタート地点では気温が下がり、足の指が寒さで痺れ、感覚がなくなるほどでした。

でも、恒例のエアロビによるウオーミングアップでようやく温まり、9時30分にスタート。

ふくらはぎをカバーするゲイターを忘れてしまったため、下半身は短パンのみでのランでしたが、寒さも忘れ黙々と前進。

「残り1.3キロ~。」の掛け声で「え!もう終わり!?」という驚きとともに、残ったエネルギーを吐き出すようにしてダッシュ。

IMG02531ウオッチのタイムは1時間55分10秒。

温泉で汗を流し、疲れ癒したうえで帰宅。

コースもきつくなく、距離も程々で、とても楽しめる大会でした。

 

 

 

 

 

IMG02529年内はトレイルのレースがもう一つ残っています。

トレーニングして臨みます。(院長)

 

IMG02516昨年に引き続き、今年も走ってきました。

フルマラソンです。

年に1回はフルを走ろうということで、今回もエントリーしました。

山中湖、西湖の周囲を回るコース。

結果は、手元のウオッチで3時間56分13秒。

去年とほぼ同じです。

IMG02519今まで4回フルマラソンを走っていますが、申し合わせたように全部3時間50分台なんです。

ぶれていないというか、自分の限界というか、何と説明すればよいのでしょう。

今回、4時間のペースメーカーの人を途中で追い越し、このペースでいけば4時間は切れるだろうと余裕で走っていたのですが、残り2キロになって突然、ペースメーカーの人が脇に現れ「げ!!」と思い、最後の猛ダッシュ。

40キロ走った後で意図せぬスパートをかける羽目になるとは・・・。

いや~、焦った。

でも、何とかサブ4は達成しました。

 

 

IMG02520天候も良く、1万人の参加者も自分なりのランが出来たと思います。

次はトレイルラン。

こちらが私のフィールド。

突っ込んでいきます。(院長)

年末年始、通常の休診日と併せて

12月30日(土)から1月5日(金)まで休診させて頂きます。

その間、下記診療所にて急患対応をしております。

 

八南休日応急歯科診療所(12月30日~1月3日まで)

●日野市高幡1101 日野市立福祉センター1階

                    (042)594-2111

《受付時間》

午前9時~12時  午後1時~4時

IMG0250611月11日、この日は何の日でしょう?

巷ではポッキーの日と言われていますね。

昨年に引き続き、今年も知り合いの人から届きました。

さて、他にもう一つあります。

そ・れ・は・・・・・

 

 

IMG02511ベースの日。

理由は、ベースは基本的に弦が4本なので、1が4つ並んだ1111が、ベースの弦と一緒ということで、強引に設定されたんです。

日本記念日協会でも登録されているらしい。

毎年この日は、様々なイベントが行われています。

私としては、理由はどうあれベースで盛り上がれるのはとてもうれしいです。

来月のベースマガジンでは、沢山記事が載るでしょう。

今から楽しみです。

読書の秋、芸術の秋、スポーツの秋。

3つを堪能します。

(院長)

 

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