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9:30-13:30 | ● | ● | / | ● | ● | ● |
14:30-18:30 | ● | ● | / | ● | ● | ● |
休診日:水・日・祝祭日
※お待たせすることをできるだけ少なくするために予約制とさせて頂いております。
そのものずばり、勝新太郎の対談集です。
1992年~1994年に 文藝春秋で連載されていたものがまとめられています。
対談の相手は、白井佳夫(映画評論家)、ビートたけし、三國連太郎、瀬戸内寂聴、石原慎太郎、森繁久彌、津本陽(作家)、そして中村玉緒と、超豪華なキャスティング。
個性のぶつかり合い、というか、競演です。
「会って5分で大喧嘩になったハマコー以外全て収録。パンツに入れた大麻の謎から億万長者の隠し子カミングアウトまで、勝新伝説てんこもり」で、ほんと、頭の中がいっぱいになる盛りだくさんの内容で、堪能しました。
破天荒な生き方が受け容れられず、どこか避けていたところがあったのですが、実はとても懐の深い唯一無二の存在であったことが分かりました。
引き込まれる人物です。
自分に対してとても正直な人だったんですね。
ちょっと羨ましいけど、絶対に真似が出来ない生き方。
根っからの役者さんです。
多くの大物の人達から愛されていたことが分かります。
この年齢になって初めて、彼の魅力が理解出来ました。
先入観は捨てないといけないですね。(院長)
音楽の理論について科学的に解説されています。
音楽理論が分からず楽譜も読めない私は、なんとかこのコンプレックスを克服しようとして今までも理論書等を幾つか読みましたが、結局は物にならない事のくり返し。
弾く楽器がベースということもあり基礎練習にも気合いが入らず、ほとんどあきらめかけていました。
書店で表紙が気になり軽い気持ちで読んでみましたが、これがとても分かりやすく、音楽の面白さがぐいぐい伝わって来る今までにない本でした。
楽譜について、音の成り立ち、倍音による音の変化とハーモニー、音階の歴史、楽器の特性など、興味深いお話が満載です。
早く出会いたかったという気持ちと、他で理解出来なかったという過去があるから余計に分かりやすかったという気持ちが交錯し、何れにしても、音楽に対する概念を変えてくれた良書です。
本当の意味で音を楽しむことの意味を再確認することが出来ました。
最近、施設へのボランティア演奏に出向く機会が増え、音を通したコミュニケーションを楽しんでいます。
一緒に歌う曲のデーターを仕込んでいる時には、みんなの笑顔を思い浮かべながら準備しています。
久々に、演奏の楽しみを味わっています。(院長)
風待茶房の第2弾。
今回も、様々な対談が満載です。
斉藤由貴、松本大洋、山下敦弘、江川紹子、天野喜孝、堤幸彦、鈴木茂、羽海野チカ、中川翔子、水谷豊、菅野よう子、今日マチ子、細野晴臣(敬称略)という、蒼々たるメンバー。
俳優、漫画家、映画監督、ジャーナリスト、イラストレーター、タレント、作曲家、そしてはっぴいえんどのメンバーと、多岐に渡るジャンルの方々との対話で、これまでの松本隆氏の活動の幅の広さにあらためて驚かされます。
どう考えても、一人の人間が一生をかけてこなせる仕事量を遥かに越えている。
これが、才能というものなんでしょう。
一つの時代を作り上げた人達の対談はとても奥が深く、重みがあります。
仮想体験をしながら読みました。
音楽をツールにこれだけ幅の広い活動が出来るからこそ、あれだけ素晴らしい歌詞を作り上げることが出来るんですね。
同時代に、リアルタイムで接することが出来た喜びを感じています。(院長)
11日は、レースで走ってきました。
上野原駅で下車、シャトルバスでスタート地点の上野原中学校へ向かいます。
号砲と共に8時スタート。
距離は38.55キロ。
黙々と前進しましたが、最初のピーク、丸山の頂上についた時点で既に足を使いきっており、これからどんな展開になるんだろうとイメージを頭の中で巡らしながら進みます。
天気が良く気温も上がり、汗が止まらなかったのですが、頂上付近では斜面がきつく走ることが出来ず、汗も冷えてきて、体が翻弄されました。
ラスト5キロからはハイドレーションの水を飲んでも乾きが癒されな状況になり、携帯した2ℓを飲みきりました。
暑さと疲労が重なったことによる体の反応が出たのでしょう。
なかなか先が見えず、ちょっと気持ちが折れそうになりましたが、4つのピークを越えてようやくゴール。
タイムは6時間36分36秒。
順位は559人中220位。
初めて参加の大会でしたが、思ったよりもタフなコースでした。
ボランティアの方が作ってくれた飾りの傘をもらい帰宅。
家に着いて体重を計ったら、3,5キロ減。
夏の大会は侮れません。
7月の大会に向けて対策を立てていきます。
ボランティアの方々のおもてなしが温かい大会でした。(院長)
フリージャズピアニスとの 山下洋輔氏と音楽評論家の相倉久人氏との対談です。
山下洋輔氏は、学生時代にあの当時のLPで聴き、ライブにも足を運んだ事がありました。
分からないながらも、ほとばしるエネルギーを体感しハイテンションになっていました。
音楽のジャンルって何だろう?というか、そもそも、音楽ってなんだろう?と初めて考えさせられました。
彼らのレベルになるとうまいのは当たり前で、どれだけ相手の心に響くかが問われるようです。
コードの響きも、特に教わったわけでもなく自分で見つけ出し、自分で開拓していった世界。
国立音大も卒業し、基礎を固めたうえでフリーな音楽をやっているので、何処へ行っても、きちんと戻って来れる。
著書も何冊か読みましたが、文章もジャズなんです。
もう、生きる事自体がジャズなんですね。
山下洋輔のフリージャズの根底に流れていたものが、相倉久人氏の思想だったことをこの本で知りました。
2015年に亡くなっていますが、山下洋輔氏は「相倉さんはいなくなったわけではなく、会えないだけだ。今もここにいる。それを感じながらぼくはピアノを弾き続ける。」と結んでいます。
彼ら二人の出会い、そこから生まれたものに出会えた自分。
目には見えない繋がりを感じます。(院長)
日曜日は、横田駅伝で走ってきました。
会場は横田基地。
メンバーは八南歯科医師会駅伝部の2チーム。
20キロを、4人で5キロずつ走りタイムを競う大会。
日差しが強く気温もぐいぐい上がり、なかなかのコンディションでしたが2チームとも無事完走。
とんでもなく速いチームもありましたが、私のチームの記録は1時間46分26秒で、159位。
終わってからは温泉で汗を流し、打ち上げでビールを飲みながら駅伝のこと、仕事のこと、プライベートなことについて語り合いました。
普段は単独で大会に参加しているので終ってからは淡々とおとなしく帰宅しますが、駅伝の時は走った後の時間の楽しみもあり、チームプレーの歓びを味わっています。
みなさま、ご苦労様でした。(院長)
休診日に、ミュシャ展に行ってきました。
とても混んでいるとの情報を得ていたので早めに出発。
開場1時間前に千代田線乃木坂駅に着いたのですが、既に行列が出来ていました。
少し待ちましたが、9時半頃からは列が動き出して10時には会場に入れました。
中はそれ程混雑はなく、結構ゆったりと観ることが出来ました。
とにかく、絵のスケールが凄い。
見上げてもなかなか全体像が捉えられないようなスケールに圧倒されてしまいました。
戦いの舞台をもとに平和を願う絵が多く、ミュシャの臨んでいた世界が表出されていました。
リトグラフなど、サイズの小さいものは、とても繊細なラインで表現されており、こちらの方が私には馴染みがありました。
大きいものから、小さいものまで縦横無尽に表現されたミュシャの世界。
なかなか観れるものではありません。
帰る頃には、90分待ちの状態になっており、ミュシャの人気の程が伺えます。
音楽もいいけど、絵の楽しみ方も少しずつ分かってきました。(院長)
八王子で開催されたライヴに行ってきました。
チケット(周遊パス)を持って八王子駅周辺の5店舗を自由に巡り、フリードリンク、フリーフードで6バンドの音楽を楽しむイベント。
アーティストは「あしたのジョー」でおなじみの尾藤 イサオ、元ゴダイゴの浅野孝巳、ミッキー吉野にボーカルのYURIを加えたM&A、ギタリスト愛川聡、篠笛の山田路子を中心とした竹弦囃子、ジャズトロンボーンの向井滋春カルテット、ダイナマイトミキ&クレイジーリズム、アフロの女性4人組Tokyo Funky Dollsと最強のメンバーが揃いました。
時間の関係で、M&A、竹弦囃子、向井滋春カルテットを聴きました。
最初は竹弦囃子。
アコースティックギターと篠笛のデュオで始まりましたが、透明感のある、心の中に風を送り込んでくれるような、とても安らぎを与えてくれる世界でした。
途中、和太鼓奏者、大和田正樹によるパーカッションが加わり、新たなリズムが生まれ、胸の鼓動の高まりを感じながら音の世界に身を委ねました。
帰りにはCDを購入。
毎日聴いています。
次に足を運んだのはM&A。
患者さんであり、ベース仲間であるNさんと行ったのですが、彼が小学生の頃からのゴダイゴ、とくに浅野孝巳氏の熱狂的なファンで、ステージの目の前で床に座りかぶりつきで聴き、感動で涙を流していました。
ボーカルのYURIさんも、とてもパワフルで、ミュージシャンと一体となったステージが繰り広げられました。
もちろん、ゴダイゴの曲は一緒に歌いましたよ。
三件目は向井滋春カルテット。
大学生の頃に松岡直也のバンドで初めて聴き、テクニックに驚いた事を思い出しました。
トロンボーンの切れは相変わらずでしたが、今回は、なんと、チェロも演奏するという、とんでもない隠し球を披露。
これがまた超絶テクニックで、只々唖然としてしまいました。
あんなチェロは初めて聴きました。
今でも耳に残っています。
頭の中が痺れた状態で、再びM&Aの第二部のステージへ。
ちょうど、ガンダーラが始まるところで、またまた、目の前でかぶりつきのポジションをキープし一緒に歌いました。
もう、最高です。
これだけでも、言う事なしのライヴだったのですが、さらに私にとってのサプライズが。
M&Aの第一部の最後の曲は、ジェフベックの「哀しみの恋人たち」、第二部の最後はサンタナの「哀愁のヨーロッパ」。
これは、私が大学の軽音楽部のステージで初めてベースを弾いた2曲だったのです。
1曲だけならまだしも、2曲とも演奏されるとは・・・。
36年前の記憶がよみがえり、曲を聴きながら全く別の世界にトリップしてしまいました。
あり得ない・・・。
帰りは二人とも、それぞれの思いを胸に半ば放心状態で帰宅。
とても心に残るイベントでした。
やっぱり、音楽って素敵ですね。(院長)
歯周病の免疫における自己と非自己について調べていた時に、書店でタイトルが目に止まり読んでみました。
医療の世界でも、経過、予後など、時間の要素も考えて取り組むことが必要であると常々考えていたので、このタイトルはとても興味のあるものでした。
内容は精神科領域のもので、求めていたものとは別の分野のお話でしたが、これはこれでとても奥が深く、じっくりと読みました。
時には難解で、何度読み直しても分かったような分からないような混沌としてしまうことも多々ありましたが、自分の現在の心の中がどうなっているのか、少し整理出来たような気がしています。
過去、現在、未来と言葉で表している区分は、実はシームレスであることを再認識し、「今」の結果が「過去」であり、「今」の積み重ねが「未来」であるという持論が少し揺らぎましたが、何れにしても、現存するのは「今」であることは確かなようです。
「今」を精一杯生きることによって、文明、文化によって生まれた物理的な時間の概念が変わるのでしょう。
何か、計り知れないものを感じています。(院長)
平成29年6月5日(月)は研修会出席のため臨時休診とさせていただきます。
ご不便、ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承ください。

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