
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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9:30-13:30 | ● | ● | / | ● | ● | ● |
14:30-18:30 | ● | ● | / | ● | ● | ● |
休診日:水・日・祝祭日
※お待たせすることをできるだけ少なくするために予約制とさせて頂いております。
順位が出ました。
4337人中858位。
去年とほぼ変わらず。
タイム、順位とも一定してきました。
安定しているのか、頭打ちなのか・・・とても悩ましいところです。
ん〜・・・あまり考えずに次を目指します。(院長)
日曜日はフロストバイトでハーフマラソンを走ってきました。
今回で3回目の出場です。
会場は横田基地。
入口でパスポートを提示し入場。
更衣室のテントが、会場を物語っています。
とにかく寒く、荷物を預けてから短パンとTシャツでスタンバイしていると体の震えが止まらず、まさにフロストバイト(凍傷)を彷彿させるような状況でした。
走り始めても体の強ばりがとれませんでしたが、徐々に体も温まり、途中からはストレスなく走ることが出来ました。
最後まで力を抜く事なくゴール。
タイムは1時間38分34秒。
毎回、同じような記録です。
順位は結果待ち。
多くの方々が家族連れで参加する楽しい大会です。(院長)
野呂 一生の自伝に引き続き、還暦を迎えた元カシオペアのキーボーディスト、向谷 実の自伝です。
こちらも、リアルタイムで接していたので、野呂 一生の自伝とは違う別の切り口で、振り返りながら楽しく読めました。
現在、ミュージシャンとしては音楽館という会社を立ち上げ勢力的に活動していますが、実は鉄道のシュミレーションソフトの開発や、駅の発着メロディーの作曲など、鉄道関係でもかなり有名なことを知りました。
というか、そちらの方が有名なようです。
最近では、ホームの転落防止のゲートの開発にも携わり、特許を取ったとか。
多才な活動は、小さい頃からの延長のようです。
カシオペアとして世界を股にかけて飛び回っていた時とはまた違った側面に触れる事が出来、驚きの連続です。
対談で語られていた「曲は降りてくるのではなく、沸いてくるのだ。」の一言は「まさにその通り」と思いっきり頷いてしまいました。
作品を作るというのはそんな簡単な事ではありませんよね。
東京で生まれ育ったという環境に才能と努力を加え最大限に利用しているような人生。
読んでいて、とても勇気が出てきました。(院長)
世界に誇るフュージョンバンド、カシオペアのギタリスト野呂 一生の自伝です。
大学で軽音楽部に入部しカシオペアの存在を知り、ライブで衝撃を受けて帰って来たことを覚えています。
メロディーの良さはもちろん、テクニック、スピード、アンサンブルと、今まで接した事のない驚きの世界でした。
ほとんどの曲を作っていたのが、野呂 一生。
1月1日生まれというところから、何か違ったものを持っていたのかも知れません。
歴史や自伝などで人の生涯について触れる事は多々ありましたが、ほとんどリアルタイムで音楽を通して見てきて、かつ、今も積み重ねている人の自伝は初めてであり、これまでの自分も振り返りながら読める、私にとって、とても奥の深い本でした。
彼らの華やかな姿だけを追い求めて接してきましたが、その背景には、自分たちでは想像もつかないようなものを背負って活動していたことを知りました。
才能があるのは当然ですが、それ以上に積み上げて来た努力は並大抵の事ではありません。
努力出来る事自体が才能ですね。
還暦を迎えて出版された本。
これからは違った感性で、彼の音を聴けるような気がしています。
カシオペアと同世代で、同時代に音楽に接する事が出来た事に喜びを感じています。(院長)
お正月に、頭を使うミステリーばかり読んでいたので、軽いタッチのものが読みたくて書店でぶらぶらと探していたところ、タイトルが目に入ってきました。
ジョン・レノンのアルバム「ダブルファンタジー」のオープニング曲です。
二十歳のときに、久しぶりにジョンがアルバムを出すということで予約して購入。
一曲目の最初の鐘の音が、「ジョンの魂」のオープニングの鐘のような重厚なものではなく、これから本当の自分、というか、家族として生きていくという暖かく、透明感のある響きを感じ、聴き込んでいました。
でも、その直後に暗殺されてしまい、言葉には出来ないショックを覚えた事があります。
そんなこともあり気になりページをめくったところ、1ページ目から引き込まれ、あっさりと読んでしまいました。
「二十歳の誕生日を迎えた僕が、十歳まで時を巻き戻されて、再び二十歳になるまでの話だ。」
オープニングの文です。
何だろう?
二周目の人生は、十歳のクリスマスから始まる。
一周目の自分の人生に非常に満足していたのでそのままそっくり再現しようと思うが、徐々にずれていき落ちぶれていく。
そんな中、一周目の自分を再現している人物に出会う。
そこで、以前交際していた彼女が関わっていく。
なぜ、こんなことになってしまったのか。
苦悩するようでいて、案外与えられた状況の中で生き延びていく。
そして最後に、思いがけない結末が・・・。
「願いってのは、腹立たしいことに、願うのをやめた頃に叶うものなんだ。」
この言葉はキーワードになっています。
夜な夜なビールを読みながら楽しく読みました。
「世の中、まんざら悪くない」、そう思わせてくれる本です。(院長)
「大学を休学し、伯父の古書店に居候する菅生芳光は、ある女性から、死んだ父親が書いた五つの「結末のない物語(リドルストーリー)」を探して欲しい、という依頼を受ける。調査を進めるうちに、故人が20年以上前の未解決事件「アントワープの銃声」の容疑者だったことがわかり・・・。五つの物語に秘められた真実とは?青春去りし後の人間の光と陰を描き出す本格ミステリー。」
リドルストーリーという言葉を初めて知りました。
組み合わせによるストーリーの解釈の違いによって、様々な展開が生まれる。
パズルのような物語でした。
一生というのは、自分の意志だけではどうにもならないこともあるんですね。
これを、運命、宿命というのでしょうか。
前を読み返し、再度今までの流れを把握しながら読み進める、結構頭を使う作品でした。
オープニングの文章の意味が、最後になってわかります。
お正月は、ランニング、読書、お酒、ベースと、好きな事をゆるゆると楽しむ時間を過ごしました。
晴れやかな気分で仕事に取り組みます。(院長)
年末に、日本で唯一の房楊枝職人、浮原 忍氏から電話があり、展示していた房楊枝をリニューアルすることになったため、以前のものを送りますとの連絡を受けました。
気持ちが舞い上がってしまいどのように返事をしたのか覚えていませんが、30日に品物が届きました。
額に入った房楊枝セットと、それとは別に十数本同封されており、スタッフ用にと菜箸まで送って頂きました。
とにかく、美しい。
気分は江戸時代へタイムトリップ。
個別のものは、実際に手に取って触れる事が出来るようにとのご配慮によるものです。
額に入ったものは、早速、歯科医院に展示する予定です。
個別のものは持ち歩き、多くの方々に触れてもらう機会を作りたいと思っています。
これからの事を考えるとわくわくしてしまいます。(院長)
「翻訳の仕事をする知的で打算的なドイツ人女性ヒルデガルデ、34歳独身。彼女が見つけた新聞の求人広告は(莫大ナ財産アリ。ナルベクはんぶるく出身ノ未婚ノ方、家族係累ナク・・・・)というものだった。こうしてすべてが始まった。そして彼女は億万長者の妻の座に。しかしそこには思いも寄らぬ罠が待ち受けていた。精確無比に組み立てられた完全犯罪。ミステリ史上に燦然と輝く傑作。」
と紹介にあります。
巨万の富を巡って展開される駆け引き。
感情移入すると裏切られるストーリー。
最後の最後まで、結論が見えず、引っ張られました。
読み終えて「これも有りなんだ・・・」と暫し呆然としてしまいました。
勧められて読んだ本。
新たな世界を体験しています。
翻訳本は、訳者の力量が出ますね。(院長)
「傷ついた心を癒す旅に出た香島紀子は、山間の村で急に増水した川に流されてしまう。ロープを投げ、救い上げてくれた埴田晃二とその夜結ばれるが、翌朝晃二の姿は消えていた。村祭りで賑わう神社に赴いた紀子は、晃二がひと月前に殺されたと教えられ愕然とする。では、私を愛してくれたあの人は誰なの・・・。」
ということで、騙し絵のような世界が展開されます。
登場人物の関わりが二転三転し、ストーリーから目を離す隙を与えてくれません。
終止、頭の中は「???」状態で読み進めました。
有隣堂が限定復刊した小説。
村を巻き込むダム建設という背景は、現在抱えている経済社会の問題点も表出しています。
著者は、奇術界でも著名というのも納得出来るストーリーでした。
余韻が残っています。(院長)
記録証が届きました。
タイムは3時間54分15秒。
総合順位は8133人中1253位、年代別では1162人中163位。
まずまずの結果でした。
今年はどんな走りが出来るか楽しみです。(院長)

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