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※お待たせすることをできるだけ少なくするために予約制とさせて頂いております。
先日、56回目の誕生日を迎えました。
50代も半ばを過ぎました。
歳相応に変化していきたいとは思っているのですが、どうも、まだまだ未熟なところばかりが目についてしまいます。
やれやれ・・・・。
それでも、バースデーケーキを用意してもらったり、スタッフから、最近はまっているオリーブオイルや目出鯛靴下をバースデイカード付きでもらったり、オプションでふつーのドーナッツをもらったりと、相手にしてもらえるとうれしくて口元がにやけてしまいます。
ベースを弾いたり、トレイルランで山を走ったりしているときには、経験をもとに、以前のようなやんちゃな行動はとらなくなってきました。
気がつかないところで気持ちの変化が現れているのかも知れません。
いい形で歳を重ねていければ幸せですね。
日々新たなステージで、出来る事を積み重ねていきます。(院長)
ベーシスト、ジャコ・パストリアスの10年間に渡る数々のインタビューがまとめられています。
フェンダー ジャズベースのフレットを抜き、フレットレスベースに改造しアルバム「ジャコ・パストリアスの肖像」で鮮烈なデビューを飾ったミュージシャン。
エレクトリックベースの世界に革命をおこしました。
ハーモニクスでメロディーを奏で、圧倒的な表現力、テクニックで聴く者をジャコの世界に巻き込んでいく。
前にも書きましたが、ジャコ・パストリアスビッグバンド日本公演の衝撃は今でも忘れられません。
スペシャルゲストで渡辺香津美がステージに現れ、ジャコと共演するというあり得ないステージを目の当たりにし、終いには、ジャコが歌い出すという素晴らしいおまけつきのコンサート。
本物が目の前にいて、ダイレクトに音を感じ取れる喜びに震えていました。
今考えると、とても贅沢な時間でした。
帰りには会場のポスターをもらってきて、部屋に貼っていました。
インタビューを読むと、ジャコの天才ぶりがびしびしと伝わってきます。
既成概念を覆し、それを芸術の域まで昇華させてしまうエネルギー。
アルバム「ワード オブ マウス」では、バッハの「半音階的幻想曲」をベース1本で弾ききってしまうわ、かと思いきや、「スリー ビューズ オブ ア シークレット」では涙無しでは聴くことが出来ないオーケストレーションを奏でるわと、1曲1曲が極上のものが取り揃えられているのにもかかわらず、聴き終わってみると、アルバム全体が一つの世界を作り上げていることに気が付き驚かされた記憶があります。
今回、映画「JACO」が公開されるにあたって出版された本。
彼の音楽は未だに色あせていません。
最近取り組んでいるベースの朝練でも、彼の曲「ティーン タウン」に挑戦しています。
まだまだ全然弾けませんが、ジャコに近づきたくて、ジャコと一緒になりたくてフレーズを追っています。
もう一冊、ジャコの本を買っているので、そちらも読んでもう少し彼の世界に浸ってみようと思います。(院長)
子どもの頃からタイトルは知っていましたが、今回初めて読みました。
ディズニーのアニメでも有名ですね。
日本では、明治時代にすでに翻訳され出版されています。
知りませんでした。
長編の作品のイメージがありますが、もともとは30の短編集の中の、モーグリが登場する9編をまとめたものとして出版されています。
ジャングルでオオカミに育てられた人間の少年モーグリ。
自然の中でさまざまな動物の言葉を覚え、コミュニケーションをとりながら狩りをして生きていく。
クマや黒ヒョウ、 大蛇らと交流し、ジャングルの掟を教えられる一方で、人間を敵視する大トラや、獰猛な赤犬の群れとの激しい対決をくりひろげていく。
ジャングルの中でたくましく育ち、仲間を守っていくモーグリ。
人間社会からは存在を恐れられ攻撃されてしまうが、成長していくに従い心が人間に近づいてゆき、一人の女性と一緒になる。
自然や動物たちの描写が生き生きとしており、作者自身がモーグリだったのではないかと思ってしまうほどです。
人間社会で判断される善悪とはまた違った基準でジャングルは生きている。
「よい狩りを。」
私たちの「こんにちわ」と同じレベルでこの言葉が交わされます。
守るべき掟があり、それが広大なジャングルを司っている。
奥が深すぎて一言では表現出来ません。
今、生活している人間社会の基準の狭さを感じてしまいます。
本当の「自由」を教えてもらったような気がしています。
久々に良書に出会いました。
心が洗われました。(院長)
昭和の時代に活躍した芸人の晩年について書かれた傑作列伝。
榎本健一(エノケン)、古川ロッパ、横山エンタツ、石田一松、清水金一、柳家金語楼、トニー谷の7人です。
エノケン、 ロッパは名前だけは知っていました。
横山エンタツはエンタツ アチャコでこちらも名前だけ、 石田一松、清水金一は残念ながら知りませんでした。
柳家金語楼、トニー谷は、リアルタイムで見ていました。
「ジェスチャー」は好きでしたね。
家族や同級生たちと、よくまねをして遊んでいました。
トニー谷については、そろばんを持って踊ったり、拍子木のようなものをもって「あなたのお名前なんてーの?」とやっていた印象が強烈に残っています。
ちなみにトニー谷は、赤塚不二夫のマンガに出てくるキャラクター「イヤミ」のモデルにもなっています。
なんとなくわかりますね。
喜劇俳優、コメディアンなど、呼び方はいろいろありますが、この本では「お笑い芸人」という表現を使っています。
人々を笑いの渦に巻き込み、時代のトップを走っていた7人。
生涯、笑いに囲まれて過ごしていたのかと思っていたのですが、現実は、悲哀の晩年を送っていたようです。
年と共に体が思うように動かなくなり、舞台の上で動き回れなくなると、お笑いを求める観客の気持ちは一気に離れていく。
お笑い芸人の宿命なのでしょうか。
「同情されるようになったら、お笑い芸人はおしまいだ」という言葉からも分かるように、かなりシビアな現実の中、最後まで笑いの世界にこだわっていた人たち。
戦前、戦後という激動のなかで日本に元気をもたらしてくれました。
伊東四朗のインタビューも最後に掲載されており、表からは見えない苦悩も垣間見えてきます。
ちょっと切ない気持ちもありますが、大人から子どもまで幅広く愛されたという事実は変わりません。
人生の波を、どう受け止めていくか。
考えさせられます。(院長)
日曜日の北丹沢12時間耐久レースの記録が出ました。
タイムは8時間52分38秒、総合順位は893人中621位、年代別では187人中120位。
昨年同様、レベルが高い大会でした。
今の自分の全てを出し切った結果です。
満足しています。
暑い夏の、熱い戦いがスタートしました。
次は7月24日の葛西臨海公園7時間走。
どんな走りが出来るかな?(院長)
「チームバチスタの栄光」の著者です。
医療の現場をモデルに5つのストーリーが書かれています。
作者自身医師ということもあり、かなり深い所まで突っ込んだ小説です。
健康とは、医療とは、治療薬とは、医療は誰のためにあるのか、医療格差とは・・・など、普段あまり考える事なく見過ごしている事に対して一見やわらかく、でも実は鋭く切り込んでいます。
医療に携わっている人間は常に頭の中に入れておかなければならない事ばかり。
健康増進モデル事業
緑剥樹の下で
ガンコロリン
被災地の空へ
ランクA病院の愉悦
このタイトルからは想像出来ないスケールのお話。
あらためて、医療の存在意義について考えさせられます。
あとがきでは、これでもまだまだ序の口、現実はもっと酷く、世に知らされていないだけだと語られています。
そろそろ、医療についてじっくりと考える時期に来ているようですね。
頭の中を整理していきましょう。(院長)
小児歯科臨床という歯科の専門誌があり定期購読しているのですが、巻末に「募集します。手作りツール」とあり、優秀作品は誌上で紹介される事を知り最近作成した「つるかめシール」を応募してみました。
これは「かめばつるつる」ということで、よく噛んで食べると唾液もたくさん出て自浄作用が働き歯がつるつるになり、口の周りの筋肉も使うので血流も良くなりお肌もつるつるになることをお伝えするシールです。
「つるは千年、かめは万年。健康長寿の秘けつはよく噛んで食べる事。」と解説を付け送ったところ、7月号で掲載されました。
全国誌です。
みんな、テンションが上がりました。
「ブログで見た」と言って頂ければお渡しいたしますので、お気軽に声をかけて下さい。(院長)
日曜日は、キタタンで走ってきました。
距離は44.24キロ。
昨年も参加しましたが、悪天候で距離が短かかったため、今年が本番という気持ちで臨みました。
トレイルランでは三大レースに数えられているものの一つです。
距離的にはもっと長いレースが出て来ていますが、なんと言っても季節がレースを過酷にする要因となっています。
始発電車に乗り会場には6時に到着。
6時30分スタート。
気温は22℃。
思ったより暑くなかったのですが、午後の気温上昇に備えノースリーブのウエアでスタンバイ。
昨年は、背中に背負っているハイドレーションの水が、気温と体温でお湯のような状態になってしまったため、今回は対策として、バックの中に氷を詰め込み、そこに水を入れてみました。
これが大正解。
途中で氷が溶けてきて、走るたびにジャッカ、ジャッカとうるさかったのですが、飲んでみると凄く冷たい水が供給され、背中も幾分冷やされるというなかなか快適な状況で走れました。
10キロ地点からの最初の登り約5キロは、ちょっときついかなとは思いましたがなんとかクリア。
18.59キロの第一関門神ノ川ヒュッテは制限時間の1時間前に突破。
水を補給し、バナナを頬張り「よし。」と気合いを入れ直して次のポイントを目指します。
ここで、2カ所目の登りに入ります。
この約2キロがなかなかきつい。
徐々に気温も上がって来ていて、体に負荷がかかってきます。
登りを越えてからは9キロのフラットなコースになります。
ロードと同じ感覚でもくもくと足を進めます。
29.42キロの地点で第二関門の神ノ園地に到達。
こちらも制限時間の1時間前に辿り着きました。
これで、あとはトータルの制限時間12時間以内にゴールすればいいんだと思い少し気持ちを楽にしたのが大間違い。
ここから、キタタンの本当の姿が見えてきます。
35.24キロの姫次までの6キロは急激な登り坂がこれでもかと言うように続きます。
足は止まるが汗は止まらず、いくら水を飲んでも体の乾きは癒せません。
でも、ここまで来てリタイアは空しいなと気持ちを入れ替え一歩ずつ前進し、やっと頂上の姫次に到着。
ここで新たに水を補給しゴールまでの残り9キロに臨みます。
あとは下りだからとマップをみて楽観視していたら、さらに新たなる試練が。
下りも急傾斜のため、スピードにストップをかけなければならず、筋肉痛と痙攣との戦いとなりました。
体は悲鳴を上げ始め、自分の体ではなくなっていくのを感じながら進んで行くと、誘導係の「ラスト5キロ」の声が聞こえ、最後の気力を振り絞りました。
が、体は一向に言う事を聞かず、ここまで来て、本当にゴールに辿り着けるんだろうかと不安な気持ちが湧き上がっていました。
やっと視界が開け、最後のエイドに到着。
頭から水をかぶり水分を摂取し、ラスト2キロのロードへ。
表彰式の音声が聞こえてくる中、最後の気合いを入れてやっとゴール。
9時間の長いレースでした。
時刻は午後3時30分近くで気温は34℃に。
今まで色々な大会で走ってきましたが、私にとっては一番過酷なレースでした。
帰りの藤野駅ホームの階段で最後の筋力を使い果たし帰路へ。
なんとかなったような、ならなかったような・・・。
暑さで判断力が鈍っている中、東南アジアの猛暑の山中で行軍を強いられた第二次世界大戦の兵士たちはどんな気持ちだったんだろうという思いが、ふと頭の中をよぎりました。
スポーツとして、自分の自由意志でトライ出来るのは幸せな事ですね。
また、自分の可能性と限界を求めてレースに取り組んでいきます。(院長)
夏がやってきました。
吹奏楽コンクールの季節ですね。
以前、ひょんなことから40歳を過ぎてから吹奏楽でコントラバス(弦バスと呼んでいました)を弾く事になり、弓を片手に悪戦苦闘したことがあります。
コンクールではエアコンが効いていない体育館で待機。
汗だくになったTシャツを3枚位着替え、本番では礼服に蝶ネクタイという出で立ちで課題曲、自由曲を弾きました。
今となっては、いい思い出です。
この小説は、都立校の弱小吹奏楽部にやってきた顧問三田村、通称ミタセンが全国大会を目指して個性的なメンバーを率い、生徒の心を一つにしていく物語です。
生徒の反発、先生自身のひきこもりなど幾多の試練を経ながらも、練習に明け暮れる毎日。
音と心の変化を感じ取り生まれ変わっていく様子が笑いと感動と共に伝わってきます。
若さって素晴らしいですね。
爽やかに感動します。
読み終えて、最後のページに載っていた企画協力を見てびっくり。
馬場正英(東京都立片倉高等学校)
甘粕宏和(バンドディレクター)
千葉正志(東京都立片倉高等学校)
と記載がありました。
そうか、これは片倉高校吹奏楽部がモデルになった小説だったんだ。
というのも、当院のスタッフの一人が片倉高校吹奏楽部時代にユーフォニウムを吹き全国大会で金賞を経験していて、5月にも定期演奏会を聴きに行ってきたばかりだったので、空気があまりにも似ているなと感じて読み進めていました。
この本を手に取った出会いにも感動しています。
コンクールを目指している皆さん、応援してるよ。(院長)
今年も 日野市お口の健康診査 の時期になりました。
7/1~12/28まで、日野市に住民登録のある、30・35・40・45・50・55・60・65・70歳の市民の方が対象になっています。日野市から郵送されてくる”健康診査無料受診券”をお持ちの方が受けることができます。
今年もきむら歯科診療室で実施しています。
電話にて予約を受け付けていますので、この機会にぜひご来院ください。
きむら歯科診療室に来院されたことのない方、当院の雰囲気をぜひ確かめにきてください!!

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