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※お待たせすることをできるだけ少なくするために予約制とさせて頂いております。
「愛」から「ワンルームマンション」まで 収録語数12000語。
ぱっ、と開いたページを読んでいるのですが、どのページも非常にシュールで濃厚な解説で埋め尽くされています。
まさに裏辞典。
文庫本ですが、辞典と呼ぶのにふさわしい厚みをもっていて風格も備わっているような感じです。
筒井康隆氏健在。
一言、一言にストーリーを感じます。
枕元に置いて寝る時に目を通していますが、たまにうなされます。
ちょっと危険な香りがする本。
この辞典を参考に小説を書いたら、凄いものが出来上がりそうな気がします。
自分を見失わないようにうまく距離をおきながら、ゆっくりと接していきます。(院長)
トレイルランニングの雑誌で、今回の特集は、ずばり「強胃」。
レース中の胃腸トラブル対策・対処法が掲載されています。
トレイルランは消耗が激しいので、レース中のエネルギー等の補給がとても重要です。
エイドもありますが、基本的には水、エネルギー、電解質など自分の実力に合わせて携帯して走ります。
いつも、10キロにつき1本のペースでエネルギージェルでの補給を行っているのですが、3本目位になると、胃が受け付けなくなってきます。
濃度の関係なのかと思い水分も一緒に摂ったりしていましたが、あまり変わりませんでした。
こういった状況でエイドに辿り着き真っ先に手を出すのが、あんぱんやおにぎり、バナナなどの噛んで食べる食料です。
レース中に食べると、すごく美味しい。
理由が分かりませんでしたが、今回自分なりに解釈しました。
胃は、食べ物が口の中に入り咀嚼する事をスイッチとして動き出す準備を始める。
そのまま噛まずに飲み込めるジェルの場合、スイッチが入らないうちにエネルギーが胃に到達し何の準備もなく活動を求められるために機能不全をおこしてしまうのではないか。
逆に、例えば、ガムなどを噛み続けた場合、胃が準備しているのにもかかわらず何も入ってこない状況が生まれ、これも過剰な環境を作り出してしまうのではないか。
固形物を摂る事の重要性を感じます。
これはレースに限った事ではありません。
よく噛んで食べるということは腹八分目で抑える効用もありますが、胃の活動の準備のためにもとても大切な事だと思います。
沢山の情報を体に提供してくれます。
口は意識して活動をコントロール出来ます。
よく噛んで食べることにより、いろいろな意味で、それに続く消化器官への負担を軽減してくれます。
日常からの食生活も、リズム、内容など整えていく事も大切でしょう。
レースを通した、食、咀嚼について考えました。
全てにおいて、基本は大事ですね。(院長)
お花の話題が続きます。
昨年と同じ百合の花、ソルベットを
また今年も患者さんが届けて下さいました。
去年と同じ花瓶で。
昨年より2日早いお届けですが
ひと月前から決まっていた予約日に「今朝咲いたのよ」と。
確か、昨年もその日に開花したと言ってお持ちになりました。
時を違えず今年も咲き誇ってくれた花。
人の時の流れにはどんな大山小山があろうとも
何にも変わってないよと諭してくれているようです。
そしてまた毎月楽しくお話メンテナンスが続くのです。
(副院長)
昨年も副院長先生が紹介していた大坂上の紫陽花。
ブログには2回目の登場になります。
診療室の駐輪場のすぐ脇にあるのですが、見事に咲いています!!
まだ梅雨入りしていない5月ですが、咲き誇っています。
梅雨空に似合う紫陽花ですが、青空のもとで咲いている紫陽花もとても素敵で紹介したくなりました(*^-^*)
先日、福島で総会があり行ってきました。
日野市の気温に合わた服装で向かったのですが、新幹線を降りてホームに立つと肌寒さを感じました。
”暖かくなるのは、もう少し先なんだな・・・”と思い外に出てみると、ぽつりぽつりと雨が。
目的地までは距離があったので、駅のコンビニで急遽傘を購入。
折りたたみ式のものが2種類あり、片や1000円、片や1100円。
”安い方でいいや”と思い1000円の方を買い、いざ広げてみるとご覧の通り。
水玉模様とひらひらの縁取りがあり、内側は銀色。
・・・。
女性用の日傘兼用のものを買ってしまったようです。
よく見ると、カバーも同じデザインでした。
気がつきませんでした。
残念。
どうしてもさす勇気が湧かず、身も心もずぶぬれ。
とほほ・・・。
お土産として持ち帰りました。
やれやれ。
話のネタが一つ増えました。(院長)
村上春樹翻訳本を初めて読みました。
ビーチボーイズのアルバム「ペット サウンズ」の音楽的な分析と、グループのリーダー、ブライアンの人生について語られています。
このアルバム、というか、ビーチボーイズ自体ほとんど聴いたことがなかったので、最初はイメージが掴みにくかったのですが、ビートルズの「ラバーソウル」「サージェントペッパーズ ロンリー ハーツ クラブ バンド」との比較で表現されると、少しずつ、曲の感じが見えてきました。
音を聴かずに文章から曲に入っていくのは初めてなので、聴いたらどんな感じになるのかとても興味があります。
もし、音の感じが文章で伝わっていたとしたら凄いことですよね。
ビーチボーイズ好きの村上春樹訳ということで、読み慣れたせいもあるかも知れませんが、翻訳本と意識することなく読み進めることが出来ました。
ある意味、村上春樹作品になりかかっている感じです。
ビーチボーズのリーダーとしてのブライアン。
親子関係の葛藤と戦いながら音楽の探究を続け、妥協を許さない姿勢を貫くこと。
音の背景は頭に入りました。
CDで聴いてみます。
結果を考えるだけでわくわくします。(院長)
土曜日に、東京都歯科医師会雑誌5月号が届きました。
今回は、「オンエアー」というコーナーで文章を書いています。
テーマは「歯みがきサンバ」。
2005年に作った歯みがき用の曲。
今でも日野市の小学校で使ってもらっています。
文章を書くにあたって当時のことを振り返り、様々な場面が蘇りました。
良い思い出しかありません。
音楽っていいですね。
今も、イベントがあると懲りずに曲を作り、周囲のリアクションは関係なくはしゃいでいます。
自己表現のツールとして自分には合っているようです。
オリジナル曲も20曲を越えました。
ソロベースと平行して地道に積み上げていきます。
自分にとっての第3次音楽ブームがやってきました。(院長)
知り合いの歯科医師の先生が出した本です。
福島県文学賞エッセイ、ノンフィクション部門で奨励賞を受賞し、新聞への投稿など今まで書き綴ったエッセイを1冊の本にまとめられたものです。
自費出版ということで、先日お会いした時にいただきました。
出会いと別れ、東日本大震災での体験、家族のことについてなど、母親として、歯科医師として、そして一人の女性としての思いが伝えられています。
直接お話させていただく機会は沢山ありましたが、こうして文章を読むと、今まで長く接していても分からなかったことが次々と飛び出してきます。
活字にすることによって表出されてくるものってあるんですね。
柔らかな心で伝えられた数々のエッセイ。
通奏低音のように響く愛を感じます。
様々な人との関わりで人生は成り立っているということを教わりました。
今日もあらたな1ページが心の中に書き加えられているのでしょう。
井上陽水の曲「心もよう」では
”さびしさのつれづれに 手紙をしたためています あなたに”
というのがありました。
自分の心もようは、どんな感じなのだろう?
みつめてみたいと思います。(院長)

たぶん犬。もしかしてタヌキ?
毎年奈良と大阪の丁度境目位のところに位置する霊園へ墓参りに出かけます。
近鉄の生駒駅から
いつも慌ただしくトンボ帰りなのですが
今年は時間に余裕がありましたので
ずっと気になっていた生駒山ケーブルカーに乗ってみました。
山頂に遊園地があるため家族連れとカップルでいっぱいです。
日本で一番古いケーブルカーだそうです。
ところが車体は斬新です。

ショートケーキデコのスイーツバージョン
猫だったり犬だったり
はたまたスイーツデコレーション 天国デコレーション
すれ違う車体を眺めるだけでも楽しめます。
猫カーとすれ違う瞬間には車内で猫の鳴き声が流れました。
お茶目(⋈◍>◡<◍)。✧♡
山の中腹に寶山寺があります。
一旦山頂まで行って復路で途中下車しました。

中央に‘歓喜天‘
このお寺、お寺なのに鳥居があります。
鳥居と言えば神社のシンボル。
何でも仏教以前からの神様を祀っているところでは神仏融合よろしくこういうことはよくあるそうです。
ここには観喜天、通称生駒聖天様という神様がいます。
駅を降りてから何百段にも感じる参道階段を上って上って
ようやくたどり着きましたら
境内も階段だらけ。
山の中腹のお寺ですから仕方がありませんね。
院長なら喜んで駆け上がりそうです。

当然帰りは下るんです。膝ががくがくでした。
普段全く運動をしない身には堪えました。
寶(たから)の山の歓喜天
商売繁盛、金運のご利益があるそうです。
大阪の目の前には商売に最強な神様が存在していたんです。
参道に軒を連ねる個人旅館がひなびていて趣があります。
歴史と文化とこれからの人(子供)への斬新さと
神仏のように上手く融合した生駒山なのでした。(副院長)
デビュー小説「風の歌を聴け」新人賞の言葉、伝説のエルサレム賞スピーチ「壁と卵」、人物論や小説論、心にしみる音楽や人生の話など、多岐にわたる文章のすべてに著者書下ろしの序文を付したファン必読の69編。
編集している時に仮に使っていた「雑文集」が、そのままタイトルになった本です。
村上春樹作品はほとんど読んでいますが、あらためてまとめて解説などに目を通すと、その背景がくっきりと浮かんでくるものもあり、小説を書いているときの作者の内面に深く入っていくことが出来ます。
感覚を共有出来る喜びを再度味わっています。
唯一無二の世界。
誰しも心の中に持ち合わせているものを、優しく、時には激しく映し出してくれる手鏡のような小説の数々。
リアルタイムで接することが出来、幸せです。
色々なことを教わりました。
これからも新たな世界に目を開かせてくれるでしょう。
彼の翻訳本はまだ読んだことがなかったので、早速3冊購入しました。
村上春樹を通した海外の作品を体験してみます。
イラストを書いている和田誠、安西水丸両氏の、村上春樹をテーマにした対談もすごく面白い。
プライベートの一面が垣間見えてきます。
世界的にも有名な作家なのに、エッセイを読んでいる時には一緒に行動しているかのように身近に感じてしまう、とても不思議な人です。
この距離感が、魅力の一つなのでしょうね。(院長)

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