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9:30-13:30 | ● | ● | / | ● | ● | ● |
14:30-18:30 | ● | ● | / | ● | ● | ● |
休診日:水・日・祝祭日
※お待たせすることをできるだけ少なくするために予約制とさせて頂いております。
「週刊石井竜也」というタイトルでやっているメールマガジンから、2011年~2021年の10年を振り返ってまとめた本。
石井竜也といえば、ご存じ米米CLUBのメンバーとして、楽曲の作詞・作曲、ステージセット、コスチュームなどを総合的にプロデュースするアーティスト。
「はじめに」で書かれていた「みんな変な“未来病”にかかってるんじゃないかな」という言葉。
未来というのは今もどんどん来ているわけで、瞬間、瞬間、それが過去になる。
あまり、未来について大きな夢を描いたり憂いたりするより、“今”を大切にしたいというメッセージは心に染み込んできます。
2011年といえば、東日本大震災で日本が甚大な被害を受けた年。
その直後から、米米CLUB、石井竜也として様々な活動を精力的に行っています。
アーティストだから出来ることが綴られています。
様々な表現方法がとられていますが、一貫性のある、とっても太くて深い愛が感じられます。
お正月休みは、米米CLUBのDVDや動画ばかり見ていました。
あらゆる分野で卓越した表現を行っていたレオナルドダヴィンチと重なるものを感じています。
これをきっかけに石井竜也ファンクラブへも入会しました。
常に、彼のリアルなメッセージが欲しくなったのです。
震災の被災者とともに歌うメッセージソング「強く生きよう」では、涙が止まりませんでした。
これからも、石井竜也、米米CLUBを追いかけていきます(院長)。
*ほんのタイトルが回文になっているのがおしゃれですね。
令和3年12月29日(水)から令和4年 1月 4日(火)まで休診とさせて頂きます。
緊急の場合は下記診療所にて急患対応しております。お問い合わせください。
公益社団法人 東京都八南歯科医師会
● 日野市休日歯科応急診療所 (12月29日から1月3日まで)
日野市高幡1011日野市立福祉支援センター内
● 042-594-2111
● 受付時間 : 午前 9時から 午後 4時まで
※保険証及び各種医療証をお持ち下さい。
スタッフのお子さん(3歳)が、ウルトラセブンにはまっているということを聞き、一度、円谷英二氏についてじっくりと読んでみようと思い購入しました。
私が小学校1年生の誕生日の1週間後に開始した「ウルトラマン」。
興奮して、画面に釘付けになったことを覚えています。
近所に自称「怪獣博士」の、一つ年上の男の子がいて、ウルトラマンやビニール怪獣で対戦ごっこをやりました。
懐かしい。
ウルトラQから、このシリーズを見ていて、ウルトラセブンあたりまで見ていました。
ヒコーキに乗りたくて、周囲の反対を押し切り飛行学校へ入学した円谷英二氏だが、指導者の事故により挫折。
おもちゃの製造で天才的な力を発揮。
兵役後は実家の家業を継がずに映画の世界へ飛び込み特撮作品を発表。
戦時中は、特撮で戦争映画を作り、軍隊教育や、国民へかなりの影響を及ぼしています。
戦後は「ゴジラ」で世界的な反響を得る。
紆余曲折、波乱万丈の中での人生だったようです。
とにかく、作品に対するこだわりが尋常ではなく、納得するまで妥協しない。
円谷プロとしての経営は、厳しかったようですが、それにより、後世まで引き継がれる作品が残ったのも事実です。
ウルトラマン、ウルトラセブン、怪獣の映像をみると、子供の頃の気持ちが蘇ってきます。
福島が生んだ、世界に誇る特撮の神様。
彼が生んだヒーローは、今も心の中で生きています(院長)。
「稀有の作詞家が教える“ポケットいっぱいの”日本語の秘密」と帯タイトルに紹介がありました。
以前にも、松本隆氏の著書「風待茶房」を読んでいましたが、新刊が新聞で紹介されていたので、読んでみました。
“ハッピーエンド”で日本語のロックを確立し、解散後、作詞家として2000曲以上を手掛け50曲以上がヒットチャート1位に輝いたらしい。
木綿のハンカチーフ(太田裕美)、硝子の少年(KinKi Kids),スニーカーブルース(近藤真彦)、卒業(斉藤由貴)、Romanticが止まらない(C-C-B)、September(竹内まりあ)、ルビーの指輪(寺尾聡)、Sweet Memories(松田聖子)、ポケットいっぱいの秘密(アグネス・チャン)、タイム・トラベル(原田真二)、セクシャルバイオレットNo,1(桑名正博)、探偵物語(薬師丸ひろ子)、冬のリヴィエラ(森進一)、迷宮のアンドローラ(小泉今日子)、バラードのように眠れ(少年隊)、風の谷のナウシカ(安田成美)など、これら全部を手掛けていたなんて、とても信じられません。
これでも、ほんの一部。
極めつけは、アルバム「A Long Vacation」(大滝詠一)。
大学生のころ、どこでも耳にしたアルバム。
「君は天然色」のエピソードは、涙無しでは語れません。
ハッピーエンドで一緒に活動した細野晴臣や、ユーミン、筒美京平ら、名だたる作曲家と曲を作り、世の中にリリースし続け、私たちに多くの幸せを与えてくれました。
ひとつの時代を築き上げた作詞家。
今も、活動を続けられていますが、私たちの気持ちをやさしく揺り動かす歌詞は、いつまでたっても色あせません。
私の一部になっています。
帯タイトルに「夕日を言葉にしてごらん 世界が一変するよ」とありました。
心に沁みます(院長)。
神様と人の絆の物語《黄金編》ついに完結!
「日本各地で地震が頻発するなか、突如姿を消した黄金。『大建て替え』の危機を前に、荒脛巾神と田村麻呂の悲しい過去や、黄金の深い後悔を知った良彦は、傷だらけの体で再び立ち上がる。神にも出来ないことがある。そして人間だからこそ出来ることがあると『神様の御用人』の自分は誰よりも知っているから。神と人。それぞれが抱く、切なる願いの辿り着く先とは。そして良彦が最後に下す、未来の決断とは。」
シリーズ最終章。
9巻からの続きです。
阿弖流為と坂上田村麻呂が登場し、蝦夷(えみし)と大和朝廷の戦いや、神による大建て替えまで発展し、それをどうやって阻止するかという壮大なスケールの物語。
第1巻から読み続けていましたが、ついに完結となりました。
「神にも出来ないことがある」がキーワードとなり、御用人が力を発揮する。
もふもふ狐の黄金、穂乃香ちゃん、神々たちの想いがつまった、心温まるお話で、今までのストーリーを振り返ってしまいました。
第1巻は2013年に出版されています。
ちょっと寂しい気持ちもありますが、感動的なエンディングを迎え、満足しています。
表紙のイラストも、とても美しく、新刊を購入するときの、一つの楽しみでした。
次は、どんなお話が待っているのでしょう。
ゆっくり待ちたいと思います(院長)。
一輪の花が物語る過去と現在、神と人
「御用にバイトにと日々忙しく飛び回る良彦と黄金。そんな良彦の元に、バイト先の清掃会社から正社員の打診があった。年齢を考えると、正社員にはなりたい。でもそうなったら、御用人の仕事に支障が出ると悩む良彦。
一方、日本各地で頻発する地震に黄金は何やら考え込んでいた。そしてある日「気になることがある」と言い残して行方不明になってしまう。
謎に包まれた黄金の過去とは。全てが解き明かされ、物語はクライマックスへ!」
久々の御用人シリーズ。
9巻が出ていることを知らずに10巻から読み始めたのですが、「ん?これって・・・」
そう、9、10巻はシリーズになっていて、9巻から先に読まないとストーリーが見えないため、急遽9巻を購入し読みました。
今回は、蝦夷(えみし)が登場します。
以前、熊谷達也氏の「荒蝦夷」「まほろばの疾風」を読んで感動し、曲も作ったことがありましたので、阿弖流為の登場で、テンションは一気に上がりました。
大和朝廷と蝦夷とのせめぎあい、坂上田村麻呂との関係など、また、違った目線で書かれているため、新たな視点で読み進めています。
第10巻も最初の章は読みましたが、すでに涙腺が緩み始まっています。
引き続き読み進めていきます(院長)。
今回は、「日野市歯科医会」の曲をYouTubeに投稿しました。
URLは
です。
日野市歯科医会創立60周年の記念曲です。
よろしければお聴きください(院長)。
「波乱万丈の生涯を描いた傑作人物伝!農作業に明け暮れた少年時代。17歳で小学1年生になる。ワシントン州立大学演劇科を首席で卒業。終戦の詔書の英訳を読み上げたアナウンサー。400人にもおよぶゲストたち。」
~昭和二十一年(一九四六年)二月一日、NHKラジオで「カムカム英語」は産声をあげました。それは、敗戦によって沈みがちな人びとの心に新たな希望をもたらし、瞬く間に人気番組となっていきました。まさに一世を風靡したのです。~「はじめに」より
朝の連ドラになっていること知らずに購入し読みました。
少年時代に農作業に明け暮れた生活を送っていたが、16歳で父の渡米先へ兄と訪れ、19年間、アメリカでの生活を送る。
尋常高等小学校卒業後、ずっと家の仕事に従事していたが、17歳で小学校に入学。
ワシントン州立大学に進学し演劇科を首席で卒業。
ハリウッドでも活躍するが、妻のアメリカでの滞在期限により帰国。
そこからは、戦争の影が濃くなり、予定していた仕事が困難になり、NHKの募集に応募し採用される。
戦時中も、海外向け放送のアナウンサーとしての仕事を続けるが、敗戦。
玉音放送の英語版を世界へ向けて読み上げるという任務も果たしています。
そんな中、戦後間もないころはじまったラジオ英会話「カムカム英会話」。
世の中を明るくしようという思いの詰まった番組だったようです。
「証城寺の狸囃子」のメロディーに英語の歌詞を乗せたオープニングテーマという、画期的なアイデアから始まる英会話。
一気に超人気番組となるわけです。
ただし、テレビの普及、その他の事情により、番組は終了を迎えるわけですが、そこから、個人の英会話教室を開いたり、最後まで、アクティブに活動していました。
こんなに充実した人生を送っていた事に、驚きを覚えます。
複数の人間の良いとこ取りをしたような感じですね。
でも、行っていたことは全て手段であって、目的は、多くの人たちを幸せにすること。
ちょっとでも近づけるように、見習っていきたいと思います(院長)。
「野生のゴリラを知ることは、ヒトが何者か、自らを知ること。アフリカの熱帯雨林でゴリラと暮らした霊長類学者と、その言葉なき世界の気配を感じ取ろうとする小説家。京都大学の山極研究室で、野生のサルやシカが生息する屋久島の原生林の中で、現代に生きるヒトの本性をめぐり、二人の深い対話は続けられた。知のジャングルで、ゴリラから人間の姿が生き生きと浮かび上がる稀有な一冊。」
20年以上前に、サルの世界に興味が沸き、本をかなり読んだ時期がありました。霊長類学は、化石ではなく現存するサルを見て、自分たちの過去を類推する学問と解釈していました。タイムマシーンに乗って過去に遡るようなイメージでしょうか。
その中で、河合雅夫氏の「サルから人への物語」と出会い、山極寿一氏の本と巡り合い、多くの事を教わりました。
「わからないことは、サルに聞け」と思っていた時期もありました。
小川洋子氏は「博士の愛した数式」で深い感動を覚えたこともあります。
この二人の対話ということで、どこまで連れて行ってもらえるのかとワクワクしながら読み進めましたが、結果、期待を大幅に超える深みのあるお話で、心がしびれています。
父性の役割、共食の成り立ち、約束という未来の共有、暴力の意味、死の概念、神の存在、物語の芽生え、森と言葉。
心が繋がるということはどういう事なのかが、お二人の対談から、にじみ出てくるようでした。
ゆっくりと深く染みわたってきます。
時節柄、コロナについても言及されています。
なぜ今、パンデミックになっているのか、考えさせられますね(院長)。
「北関東の前林市で暮らす主婦の水野いづみ。平凡ながら幸せな彼女の生活は、息子の大樹が連続殺人事件の容疑者に間違われて事故死したことによって、一変する。大樹が深夜に家を抜け出し、自転車に乗っていたのはなぜか。十五年後、新宿区で若い女性が殺害され、重要参考人である不倫相手の百井辰彦が行方不明に。無関心な妻の野々子に苛立ちながら、母親の智恵は必死で辰彦を捜し出そうとする。捜査に当たる刑事の三ツ矢は、無関係に見える二つの事件をつなぐ鍵を掴み、衝撃の真実が明らかになる。家族が抱える闇と愛の極致を描く、傑作長編ミステリ。」
家族ってなんだろう?
この小説では、“母親と息子”がメインテーマになって事件が展開します。
家族が抱える闇と愛。
まさに、その一言に尽きるような小説。
参考文献には“前世療法”、“輪廻転生”、“生まれ変わり”などがキーワードになったものが挙げられています。
愛が闇を生むことがあるんですね。
誰のための愛なのか、何のための愛なのか。
とても考えさせられました。
最近のミステリーは、謎解きだけではなく、深いテーマが潜んできているようです(院長)。
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