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休診日:水・日・祝祭日
※お待たせすることをできるだけ少なくするために予約制とさせて頂いております。
日曜日は、久々にTOEICの試験を受けて来ました。
今回で4回目。
会場は法政大学小金井キャンパス。
日頃だらだらと英会話に取り組んでいるのですが、試験会場に集まった受験者がとても真剣なことに今回気付き、趣味でへらへらと参加するテストではないなと反省しました。
皆さん仕事をしていく上で必要なスキルを身につけようと望んでいるんだと思います。
いつも500点の周りをうろうろしていますが、これからはもう少し真面目に取り組んでいきます。
・・・誰に向かって宣言しているのでしょう?
自分かな?
頭を使ったあとは、会場から立川駅まで10キロ走り気持ちを切り替えました。
試験の結果は後程。
点数が伸びてるといいな~。(院長)
NHK朝の連ドラ「まれ」で主人公の父親役をやっている大泉洋さんのエッセイ集です。
1997年から雑誌に連載された108編に40歳になってからの4編が追加されています。
2005年までのエッセイには振り返りコメントが載っていて、過去の自分を冷静に見つめています。
「水曜どうでしょう」という番組や、演劇ユニット「TEAM NACS」のメンバーとのエピソード、大好きだった恒三じいさんの話、家族、義父母への感謝の気持ち、家族への愛情等々・・・。
時には大笑いし、時には目頭を熱くしながら読みました。
大泉洋さんの感受性をそのまま文字にしたような本です。
娘が出来てからは、考え方、生活スタイルが一変してしまう。
娘と一緒に過ごす時間をいかにして作るかを考える日々。
理由は・・・。
父親としての責任と覚悟がぐいぐいと伝わって来ます。
もう一つの人生を体験させてもらったような、とても心に染み込んでくるお話満載のエッセイ。
ふと手に取り、1編読むだけで色々な意味での幸せが訪れます。
北海道から全国へ、そして海外へと活動範囲を広げ幸る大泉洋。
次のエッセイはいつ出るんだろう。
ゆっくりと待ってみます。
因に表紙は「タッチ」の作者、あだち充氏で、最後に対談が載っています。(院長)
「何者かに奪われた無人の超巨大ヘリコプターが静止したのは、稼働中の原子力発電所上空だった。犯人の要求は日本中の原子炉を破壊すること。燃料切れのタイムリミットが迫る中、墜落防止に奔走する技術者に政府が下した驚くべき決断とは。人質は全ての日本国民。いま直面する原発問題を指摘した問題作。」と裏表紙に紹介がありました。
最初に刊行されたのは1995年11月。
20年前です。
2011年3月の原発事故を予言していたような内容で驚きました。
622ページの長編でしたが一気に読んでしまいました。
犯人の思惑、ヘリコプターの開発担当者の思い、組織の考えなどが深く絡み合いストーリーが展開されていきます。
利害関係という言葉では片付けられないものが感じ取られました。
4年半前におきたことが既に風化されようとしている今、あらためて問題提起されています。
次の世代のために、常に考え続けなければいけないことがあると思います。
著者は大阪府立大学電子工学科 出身ということで、システムなどに関してもかなりリアリティーのある描写がされています。
映画化され、9月12日封切りされます。(院長)
村上春樹さんのところにメールで質問を送り、回答してもらうという企画。
「世界中から届いた37465通のメールを、村上さんがたった一人で完全読破し、せつせつと書き連ねた3716の回答から、笑って泣いて考えさせられる473の問答を厳選!」
ということで、様々な人たちの悩みに対して的確な答えが出ています。
ボリュームのことを考えただけでも、並大抵の人に出来る事ではありません。
集中力、持久力は毎日のランニングで培ったものなのでしょうか?
見習いたいです。
みなさん、手紙のように丁寧に、真剣にメールを送っていたと編集後記にありました。
さすが村上主義者は素晴らしい。
海外でもかなり根強いファンがいるようです。
同じ物事でも、視点を変えるとこんなに解釈が変わるんだ、変えられるんだということを、今回も教わりました。
沢山のQ&Aがありましたが、笑えたのは
Q:
去年、「子猫が生まれたからあげるよ」と彼女がいうので猫を譲り受けることになったのですが、渡されたのが親猫でした。
A:
とてもおかしくて、読んでいて思わず笑ってしまいました。親猫を渡されたあなたも驚いただろうけど、自分が渡されちゃった親猫もきっと驚いただろうな。「え、わたしが?」みたいな感じで。「子猫が生まれたから、あんたはもういいよ」みたいなことになったのでしょうか、。でも可愛いがってあげてくださいね。
というやりとりです。
因にこの事をスタッフの皆に話をしたら、面白いという意見と、親ネコが見捨てられたようでかわいそうという意見の二つに分かれました。
あなたなら、どう受け止めますか?(院長)
3コマまんがを書いてくれた小学生、ゆきちゃんが長崎から帰って来ました。
毎年夏休みになると長崎のお父さんの実家に長期滞在しているんです。
今回は、なんと、おみやげ持参で参上!
釜焚きの「平戸の塩」です。
「満月の夜のみち潮の海水を採取し、じっくり煮詰めた結晶があら塩銀河」と説明がありました。
アラビアンナイトと宮沢賢治がミックスされたような素敵な世界。
完然無添加商品です。
おばあちゃんが「歯科医院の人たちは食べるのが好きなようだけど、甘い物は歯に悪いから別のものにしよう」というわけでチョイスしてくれたものです。
お心遣いに感謝。
楽しみです。
長崎のこと、ハウステンボスのこと、おばあちゃんのこと、始業式のこと、まんがを書くのが好きなこと・・・等々いつものように、いっぱいお話をしてくれました。
「お米も沢山あるので、欲しい時には言って下さい。」って、小学生とは思えない気遣いもしてくれます。
途中お母さんが迎えに来て夢いっぱいのゆきちゃんは帰っていきました。
これからまた、楽しいお話がたくさん聞けそうです。
新学期が始まったことを実感しました。(院長)
”働かないの”のタイトルで「どうして?」と思い手に取りました。
東日本大震災、そして原発事故直後という設定で書かれています。
48歳になったキョウコは貯金生活者で、月10万円の生活費で暮らしています。
家賃3万円のアパート暮らし。
住人クマガイさんとのおしゃべり、友人との会話がきっかけで譲ってもらった刺繍セットでの作品作りなどでゆっくりと1日が過ぎていきます。
仕事をしていたころは、高収入ではあったが人間関係に疲れる日々。
若い頃に思い切って仕事を辞め家も飛び出し、以前の貯蓄で一人暮らしを始めたわけです。
しかし、やはり周りの人の動きが気になってしまいます。
仕事を辞めたことによって社会の中での自分のポジションが見えなくなり、疑問ばかりが募ります。
そんな中、れんげ荘にスタイル抜群の若い女性がリヤカーを引いてやってきます。
音をあげて直ぐに出て行くと思いきや、選んだ環境を十分に楽しんで生活する姿に接します。
狭い世界ながらも、人との交流を通して新たな自分を見つめ幸せを見つけていく心温まるお話でした。
最近よく耳にする、母娘間の親子関係の問題も背景に書かれています。
著者については、大学生の頃に読んでいた「本の雑誌」で知りました。
もう、30年以上前の話です。
作者も、読者と一緒に歳を重ねてきてるんだな~と感じました。
「れんげ荘」の第二弾ということで、機会があれば第一弾も読んでみたいと思います。
(院長)
胡蝶蘭のご報告です。
昨年はお盆休みの熱中閉じ込めですっかり枯れていたのですが
今年はまだ咲いています。
2月の終わりころから咲き始めて
もう半年余りも次々と楽しませてくれています。
開院当初から定期健診に通い続けている患者さん方には
2度楽しんでいただいています。
来年も咲かせられる?
というプレッシャーをそろそろ感じ始めました。
それにしてもお見事!
もう少し楽しませてもらおうと思っています。(副院長)
フルマラソンをテーマに書かれています。
1キロを3分のペースで42.195キロを駆け抜けるレベルでの戦い。
オリンピック選考基準の大会で大学時代の同期3人が一同に会します。
故障がなく常に入賞するがトップになれない青山、日本最高記録を持ちながらも故障に悩む須田、陸連の選考基準に反発し、一時姿を消したが再度戦いの場に姿を現した武藤の3人を中心に話が展開します。
30歳という年齢を迎えながらも、会社の陸上部で実績を積む青山、親の財力をバックにチームを作り海外でトレーニングを積む須田、山籠りをして社会から隔離された環境で復活を狙う武藤。
モチベーションの原点は様々ですが、レースの場ではランナー全員、同じ条件で戦いが繰り広げられます。
ドーピングを持ちかけるソノダという人物が出現しストーリーが複雑になっていきます。
肉体的にも精神的にもぎりぎりの所まで追い込んで自分を作り上げていく。
勝つ事への強いこだわり無しには、優勝は手に入らないのでしょう。
青山の目線を中心に話は進みますが、新聞記者、監督、コーチ、友人もストーリーには欠かせない人物として登場します。
そして、大会の結果は・・・?
最後まで目が離せないレースでした。
エピローグでは、その後の3人について書かれています。
マラソン、あるいはスポーツに限らず、トップを走り続けている人は誰しも背負っている深い苦悩と喜びが伝わって来ました。
気持ちを整理するために、読み終わってから軽くランニング。
気持ちいい位がちょうどいいですね。
走りの深さを教わりました。(院長)
休みを利用して、患者さんと食事に行きました。
以前、築地を案内していただいたのですが、今回は大久保。
海鮮の美味しい店ということで連れて行ってもらいました。
日野駅10時集合。
中央線で中野まで行き、総武線に乗り換え大久保駅で下車。
北口を出て3分ほど歩いた所にで「磯丸水産」の看板が見えてきました。
24時間営業ということで、早速店内へ。
まだ、お昼になっていませんでしたが、そんなことは関係なく生ビールを頼み乾杯。
休日の昼からのビールってなんでこんなに美味しいんでしょう。
メニューを見て料理を注文。
出てきたイカはイメージよりも大きくてちょっとびっくり。
テーブルにはコンロがあり、自分で焼きながら食べます。
お通しをつまみながら、イカ焼き、ホッキ貝を頼み焼けるのを待ちます。
香ばしい匂いが立ちのぼり、イカがくるんと焼き上がりました。
ハサミで切って、あつあつのうちに頬張ります。
は~、う・ま・い・・・。
ホッキ貝もじゅーじゅーという音を立てて焼き上がり、こちらもいただきます。
なんか、海の家で食べているような錯覚に陥り、波打ち際ではしゃいでいる子どもたちの声が聞こえてきそうです。
バラチラシ丼も頼み、ビールも追加。
ひとしきり海の幸を味わってから、最後に海藻のみそ汁でお腹を暖めます。
今回も、美味しい料理を食べながら、沢山お話を聞かせていただきました。
贅沢な時間です。
男2人の食べ歩き珍道中。
まだまだ続きます。(院長)
久々に渡辺淳一作品を読みました。
高校の頃は「阿寒に果つ」「遠き落日」など色々と読んでいましたが、最近は遠ざかっていました。
集英社のキャンペーン”ナツイチ”の中の一冊にあり選びました。
大学病院勤務だった医師が下町の診療所を開き庶民の診療にあたります。
著者も医師なので、実体験を踏まえて書かれていると思います。
まあ、時代性もあるのでしょうが、今と比べると、医療の世界も大分のどかな時代があったんですね。
今このような内容で本を書いたら評価はどうなるんだろうと、ちょっと気になりました。
でも、それなりに(?)楽しめました。
読めばわかります。
お勧め出来るかはちょっと微妙です。(院長)

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