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※お待たせすることをできるだけ少なくするために予約制とさせて頂いております。
お盆休み中は、久々に餃子を作りました。
まずは足りない材料の買い出しから。
冷蔵庫を確認し、ひき肉、韮、餃子の皮が必要だとの支持を受け肉屋さんとスーパーでお買い物。
準備が整ったところで、具の調理は任せ缶ビールをプシュッと開けて、包む事に専念します。
久々の作業だったので最初は要領が悪く、具がはみ出したり、形が一定しなかったりしましたが、数を重ねるとコツを思い出し、ビールの勢いもあってどんどんと形になっていきました。
合計50個の餃子を2つのお皿に並べてみると、なかなか見応えのある様相を呈していました。
大判の皮ともちもちの皮の2種類のものをフライパンに並べ焼きます。
焼き上がったものをえいっと皿に戻し円盤餃子の出来上がり。
箸をのばしながら二本目のビールをぐっと喉に流し込みます。
あ~、うまいっ!
昼間の暑さを忘れさせてくれるコンビネーション。
夏のビールと餃子と私♪。
幸せなひと時を味わいました。
次はいつ、何をやろうかな?(院長)
シリーズ第二幕が始まりました。
いつものように、季節の食べ物をふんだんに織り交ぜながら、日本橋は木原店の塩梅屋の料理人季蔵が事件の解決に関わっていきます。
今回は、病により心を塞ぎ続けている最愛の瑠璃に変化が現れます。
そのきっかけを作ったのが、貧しい人からはお金をとらない、巷では有名な医者・岡野玄良。
老中職争いをまとめるべく行動している北町奉行・烏谷椋十郎から、瑠璃の主治医を次期老中候補、治田藩五万石瀬戸備中守一正に当たらせて欲しいとの頼みが来たため、塩梅屋を訪れた 岡野玄良に瑠璃の治療をお願いする事になります。
そこから、事態は思わぬ方向へ展開します。
太刀魚、鰻、穴子、揚げ蓮根はさみ、滋味そうめん、揚げおにぎり、こんにゃくと枝豆のずんだ、冷やし煎餅など、相変わらず、読んでいるだけで喉がゴクリとなってしまう夏の暑さに負けない料理が取り揃えられる中、市井の人々の人情、愛情、定めというものの切なさなどが盛り込まれ心の中に夕涼みの風を吹き込んでくれます。
久々に、ゆったりとした時の流れに身を置く事が出来ました。(院長)
過去に2度トライして、いつも途中で挫折していたのですが、3度目の正直でやっと読み切りました。
女性をめぐる男同士の友情と葛藤。
複雑です。
主人公と友人Kの駆け引きがどうも理解出来ずに終わってしまいました。
私にとってはかなり重い内容でした。
時代性もあるのでしょうか。
なんか、胸の内でもやもや感が残っています。(院長)
書籍の次は映像です。
ほぼ原作に忠実に作られています。
配役も絶妙で、十分楽しめました。
特に、人数が足りない行列をいかに多く見せるかという場面は想像していた通りで、映像の方が伝わってきました。
邦画もなかなかいけるもんですね。(院長)
”マラソン”の一言で手に取りました。
世にも奇妙なマラソン大会
ブルガリアの岩と薔薇
名前変更物語
謎のペルシア商人~アジア・アフリカ奇譚集
が収録されています。
表題作では、酔った勢いでネットでみつけたサハラ砂漠でのフルマラソンに申し込み、仲間を引き連れ参加した顛末が書かれています。
大会18日前に申し込み、参加OKの返事をもらってからの動きが凄い!
それまで、最長15キロしか走ったことがないのに、いきなり42キロをそれも灼熱の砂漠を走破するなんて。
そんな中、アジアからは唯一の参加者という状況を知り、アジア代表という使命感に昂揚しながらひたすら走る。
端から見ればどう考えても勘違いと思われることに、ぶれずに突き進む。
”間違う力”を持っていると周囲からは評価されているようです。
悲壮感全くなし。
他の章を読んでも、全ての状況を楽しんでいることがぐいぐいと伝わってきます。
目的のために名前を変えようと奔走したり、ゲイのブルガリア人に言い寄られて一晩過ごしたり、冒険(?)の数々が掲載されています。
解説でも、”小学生男子”という表現がありました。
まさにその通り!
少年の心をずっと持ち続けているんですね。
羨ましいです。
早稲田大学探検部に在籍していた経歴があり、現在も世界中を動き回り旅の記録を提供しています。
世の中まだまだ知らないことが沢山あり、知らない人も沢山いるんだなと思わされました。
超絶ノンフィクション作品集。
思いっきり楽しめます。(院長)
8月2日は東京デンタルショーに行ってきました。
場所は、東京ビッグサイト。
相変わらずの猛暑の中、ゆりかもめに揺られて会場へ到着。
今回はチェックする器材を決めて行ったのですが、それでも全部回るのに3時間要しました。
デモもやらせてもらい、製品の概要、特徴がつかめました。
カタログでは分からなかったことが沢山見えてきました。
日々新たな製品が開発され、ちょっと目を離すとガラパゴス化してしまい置いていかれそうな状況にありますが、ベーシックな部分は変わらないと思いますので、常に目的を忘れずに情報を得ていきたいと思います。
最後にアンケートに答え、くじ引きで例年と変わらずボールペンをもらい帰路へ。
これからの診療に結びつけていきたいと思います。(院長)
天下り酒場、資格ファイター、居間の盗聴器、ボランティア降臨、ブラッシング・エクスプレス、ダンボール屋敷の、6つの短編集です。
どれをとっても奇想天外なストーリーなのですが、”もしかすると、あるかも・・・”と思わされてしまう不思議な世界です。
「天下り酒場」は、経営不振の割烹居酒屋『やすべえ』に、もと県庁の役人が天下って経営手腕を発揮するが・・・という話で、最初は”お~!”と思わせるストーリーが展開されますが、突然、思わぬ方向に話が流れ始め、先が読めず、最後まで引っ張られてしまいます。
他も同様で、電車の中で夢中になって読んでしまい、あやうく乗り過ごしそうになってしまいました。
自分たちの職業に関わる話も登場し、フィクションなのに、現実としてあってもおかしくないように思えてしまうような、とても微妙な線をついてくる作品集です。
どこから、こんな発想が出てくるのだろう。
現代日本風刺小説と紹介されていました。
まさに、その通りです。
心の奥底をくすぐられ痒いのに、手が届かない、今はそんな感じです。
まいった。(院長)
”学歴も経験も関係ない。全ての評価はどれだけ家を売ったかだけ。大学を卒業して松尾が入社したのは不動産会社。そこは、きついノルマとプレッシャー、過酷な歩合給、挨拶代わりの暴力が日常の世界だった・・・。物件案内のアポも取れず、当然家なんかちっとも売れない。ついに上司に「辞めてしまえ」と通告される。松尾の葛藤する姿が共感を呼んだ話題の青春小説。”
と背表紙の紹介にありました。
「これが現実なんだろうか?」という思いを胸にドキドキしながら読み進めました。
ノルマが達成出来ないと必要のない存在として扱われ、殴られたり蹴られたり。
それが、いざ、重要物件の契約に成功すると、とたんに周囲の扱い、待遇、見る目が変わり、本人の人格まで変わってしまうという現実。
ん~、こういうものなのでしょうか?
自分の知らない現代社会の厳しさを見せつけられたような感じです。
最後は、主人公はその後どこに向かって進んで行ってしまうのだろうとハラハラさせられたままで終わっています。
自分の概念に無い世界については表現がとても難しい。
もう少し考えてみます。(院長)
幕末マラソン侍に続いて同じ著者の本を読みました。
タイトルがいいですね。
陸奥国湯長谷藩(現在の福島県湯本)が参勤交代を命じられるのですが、期日は5日以内。
道のりは六十里(約240キロ)。
叛けばお取り潰し必定。
「時間がない、お金がない、人手がない」のトリプルの難題を抱えながら江戸を目指して一行がスタートします。
知恵を絞ります。
通常は100人以上の大名行列を組むところ、集めたメンバーは8人。
足、そして武道に優れた者を中心に選ばれています。
要所要所で人手を借りて、いかにも大名行列のように見せかけながらも目的地を目指します。
行く手を阻む隠密に手を焼きながらも 道中案内の雲隠段蔵(雇われ忍者)の案内で山の中の獣道をひたすら進んでいきます。
様々な難問をクリアしながら江戸を目指す一行。
途中の宿で藩主が出会った女性と交わす心のやりとりも見逃せません。
参勤交代という、地方の大名の力をコントロールするための中央集権的な制度。
様々な思いが交錯してストーリーはエンディングを迎えます。
スピード感のある物語でした。
映画化もされているようです。
映像でも面白そう。
笑って泣ける時代劇ドラマでした。(院長)
タイトルと表紙につられて手に取りました。
幕末に黒船がやってきたことに危機感を覚えた安中(群馬県)藩主・板倉勝明が藩士の心身鍛錬を目的として七里(約30キロ)の中山道を走らせるという、マラソンの発祥となる遠足(とおあし)を舞台に物語が進みます。
昔の舗装されていない、それも山の中のアップダウンを駆け抜ける、まさにトレイルランの世界でした。
入り込みました。
城中で働く者同士の駆け引き、色恋沙汰、情報戦、賭け、人情、武道を通した心の繋がりが遠足での走りを通して展開されます。
涙と笑いの痛快スポーツ時代小説。
今までに体験したことの無い味わいがあります。
”タイムトリップして、みんなと一緒に山を走ってみたい。”と思わせるような、私にとってとても魅力のあるストーリーでした。
最近、あまり走り込めていないので、体が刺激を求めているのかも?
続編を期待します。(院長)

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