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※お待たせすることをできるだけ少なくするために予約制とさせて頂いております。
”学歴も経験も関係ない。全ての評価はどれだけ家を売ったかだけ。大学を卒業して松尾が入社したのは不動産会社。そこは、きついノルマとプレッシャー、過酷な歩合給、挨拶代わりの暴力が日常の世界だった・・・。物件案内のアポも取れず、当然家なんかちっとも売れない。ついに上司に「辞めてしまえ」と通告される。松尾の葛藤する姿が共感を呼んだ話題の青春小説。”
と背表紙の紹介にありました。
「これが現実なんだろうか?」という思いを胸にドキドキしながら読み進めました。
ノルマが達成出来ないと必要のない存在として扱われ、殴られたり蹴られたり。
それが、いざ、重要物件の契約に成功すると、とたんに周囲の扱い、待遇、見る目が変わり、本人の人格まで変わってしまうという現実。
ん~、こういうものなのでしょうか?
自分の知らない現代社会の厳しさを見せつけられたような感じです。
最後は、主人公はその後どこに向かって進んで行ってしまうのだろうとハラハラさせられたままで終わっています。
自分の概念に無い世界については表現がとても難しい。
もう少し考えてみます。(院長)

幕末マラソン侍に続いて同じ著者の本を読みました。
タイトルがいいですね。
陸奥国湯長谷藩(現在の福島県湯本)が参勤交代を命じられるのですが、期日は5日以内。
道のりは六十里(約240キロ)。
叛けばお取り潰し必定。
「時間がない、お金がない、人手がない」のトリプルの難題を抱えながら江戸を目指して一行がスタートします。
知恵を絞ります。
通常は100人以上の大名行列を組むところ、集めたメンバーは8人。
足、そして武道に優れた者を中心に選ばれています。
要所要所で人手を借りて、いかにも大名行列のように見せかけながらも目的地を目指します。
行く手を阻む隠密に手を焼きながらも 道中案内の雲隠段蔵(雇われ忍者)の案内で山の中の獣道をひたすら進んでいきます。
様々な難問をクリアしながら江戸を目指す一行。
途中の宿で藩主が出会った女性と交わす心のやりとりも見逃せません。
参勤交代という、地方の大名の力をコントロールするための中央集権的な制度。
様々な思いが交錯してストーリーはエンディングを迎えます。
スピード感のある物語でした。
映画化もされているようです。
映像でも面白そう。
笑って泣ける時代劇ドラマでした。(院長)
タイトルと表紙につられて手に取りました。
幕末に黒船がやってきたことに危機感を覚えた安中(群馬県)藩主・板倉勝明が藩士の心身鍛錬を目的として七里(約30キロ)の中山道を走らせるという、マラソンの発祥となる遠足(とおあし)を舞台に物語が進みます。
昔の舗装されていない、それも山の中のアップダウンを駆け抜ける、まさにトレイルランの世界でした。
入り込みました。
城中で働く者同士の駆け引き、色恋沙汰、情報戦、賭け、人情、武道を通した心の繋がりが遠足での走りを通して展開されます。
涙と笑いの痛快スポーツ時代小説。
今までに体験したことの無い味わいがあります。
”タイムトリップして、みんなと一緒に山を走ってみたい。”と思わせるような、私にとってとても魅力のあるストーリーでした。
最近、あまり走り込めていないので、体が刺激を求めているのかも?
続編を期待します。(院長)
トレイルランナー山本健一選手が書いた本が出たので、早速読んでみました。
帯タイトルに”限界を作らない生き方”とありました。
彼は、海外で100マイル、およそ170kmの山道を走る大会に毎年参加し輝かしい成績を残しています。
激しいアップダウンの中を24時間以上かけて走る山岳レース。
幻覚を見ながらもゴールを目指してトライしていく。
想像をはるかに越えたスケールです。
トレイルランの雑誌でインタビューや写真を見る機会が多いのですが、とにかく、走っているときの笑顔がとってもいいんです。
高校で山岳部、大学ではモーグルにエネルギーを注ぎ、教師になってからは高校で山岳部の顧問となり、生徒を引っ張りながら自分を作り上げていく。
野生動物になる自分を体感しながら走り続ける姿には感動を覚えます。
プロのトレイルランナーではなく、家庭、教師とのバランスの中で山を駆け巡る。
”トレイルランは最高の趣味なのだ。”の一言にぐっと来ました。
レースをサポートするメンバーも、走っているヤマケンを見ているのが楽しいからついてきている集団で、高校時代の山岳部の延長のような雰囲気で転戦しているようです。
素晴らしい仲間に囲まれて最高の趣味を楽しむ。
彼だからこそ出来るのでしょう。
自分と戦い、レースに参加している選手は仲間と言い切る、まさにトレイルランナーの鏡のような存在です。
とにかく熱い本です。
読んでいるだけでいい汗をかいたような気分にさせてくれます。
体だけではなく、心も整えることによって眠っていた可能性を引き出しているヤマケン。
pressureをpleasureに変えることが出来る男。
沢山のことを教わりました。(院長)
ブログ300回記念は”妄想おねえさん”。
知り合いががちゃぽんで取ってきてくれました。
以前、”コップのふちこさん”に興味を示していたことを覚えてくれていて、プレゼントしてくれました。
存在を初めて知りました。
ありがとうございます。
全部で5種類。
ハンバーガー、ホットドッグ、ポテト、コーラ、メロンソーダで、手元にあるのはコーラ。
「※食べ物ではありません」の注意書きがちょっと笑えます。
がちゃぽんにトライしてくれている姿を想像すると、とても心が温まります。
癒されます。
おねえさんのプロフィールが付いていました。
出身地は東北の田舎町。
”おっ、自分と一緒だ!”ということで、とても親近感が湧いています。
妄想おねえさん、今、頭の中ではどんな世界が描かれているのかな?
熱さを忘れて妄想してみます。(院長)
第二種滅菌技士のピンバッジが届きました。
15周年を記念して作成されたようです。
「CSST」は”CERTIFIED STERILE SERVICE TECHNICIAN”の略です。
ただのバッジなんですけど、なんとなく、うれしいですね。
バッジを胸に、あらためて気持ちを引き締め診療環境の整備に取り組んでいきます。(院長)


先日、久々にゆきちゃんが訪れました。
学校の帰りに気が向くと寄ってくれていたのですが、経路が変わり最近寄れなかったようです。
クリスマスの時にもビーズを使ったはっぴーくんの飾りを作ってもらったのですが、今回はむし歯菌とはっぴーくんのバトルを絵に描いて持ってきてくれました。
完成度が高く、感動してしまいました。
これは自分たちだけで納めておくのはもったいないと思い、本人の許可を得た上で載せることにしました。
ストーリーの肉付けが出来そうな、可能性を秘めた作品です。
楽しんでみて下さい。
彼女は素敵な感性を持ったアーティストです。
ちなみに、まだ、「歯」という漢字は習ってないそうで書くのにちょっと苦労したようです。
「VS」はアニメで覚えたとか・・・。
今時の子どもですね。(院長)
買い物帰りにふらっと立ち寄った書店で見つけ購入しました。
以前、「夫婦脳」を読みすごく面白かったので、タイトルが”家族”に変わるとどんなお話を聞かせてもらえるのかなと思い読み進めました。
「夫婦脳」では、タイトルの通り、夫と息子と自分という人間関係で語られていましたが、今回は、義父母、父母が加わり、より深くて重い関係性の中で話が進みます。
前半の「家族を楽しもう」では相変わらず母子関係の、心がキュンとする暖かいつながりを見せるのですが、後半の「感じることば」では、帽子職人であった義父が登場し、今までには無かったベクトルが生まれ、無限を感じさせる家族の味わいが胸いっぱいに広がってきます。
他人だった人と、ある時を境に親子、家族になる。
子どもを通して、より深く、より太く家族が結ばれていく。
途中から、目頭を熱くしながら読みました。
極上の”愛”が語られています。
親子、家族って、暖かい人生を演出してくれる素敵な舞台なんだと思いました。
囲まれて生きていく。
包まれて生きていく。
自分自身の体験も踏まえて、とても穏やかな気持ちにさせられました。
著者の純粋さも見えました。
奈良女子大理学部物理学科卒という経歴からは予想出来ない、あるいは、この経歴だからこそ書けた内容なのかも知れません。
ちなみに、前半は子育て中のお母様方必見のノウハウが盛りだくさんで、放送作家、鈴木おさむ氏の解説もかなりいい味を出しています。
家族っていいですね。(院長)
二十歳の頃、仙台で矢沢永吉コンサートにいったことがありました。
バラードの「Yes My Love」が聴きたくて足を運んだのですが、会場にたどり着くと、車やバイク、髪型、服装、眉毛の形、目つきなどが、なんかとても恐そうな方々ばかりで、喉の乾きを覚えながら入場した記憶があります。
開演に先立って、観客が席から立ち上がった時点でコンサートは中止になるというアナウンスが流れ、”これは、途中で終わるんだろうな・・・”と半分あきらめかけながら席についたのですが、始まってみると、会場のお兄さんお姉さん方は、誰ひとり席から立つことはせず、”永ちゃ~~~ん!!”と割れた声でメッセージを送りながら曲と時間を共有していました。
本当は、有り余るエネルギーを発散したかったと思いますが、自分が勝手な行動をとることによって、同じ思いを持って会場に集まった仲間たち、そして永ちゃんに迷惑がかかることがみんな分かっていたのでしょう。
ちょっと拍子抜けしたのと同時に、なにか、言葉では表せない感動を覚えたことが思い出されます。
他の、規制のかかっていないコンサートに比べずっと礼儀正しいオーディエンスでした。
・・・ということでこの本は、自分をさらけだし、自分の夢を追い求め、打たれると何倍ものエネルギーで跳ね返し、常にスーパースターとして君臨してきた永ちゃんがすべての世代に贈る、新しい時代の幸福論です。
自分が一番信頼していた仲間に裏切られ、30億円の借金を背負わされたこと、16歳の時に広島から夜行列車に乗って東京に出てきたときのこと、世の中から注目される中で家族と仕事とのバランスでの葛藤、業界との軋轢など、ミュージシャンとしてのYAZAWAと父親、あるいは一人の人間としての矢沢永吉の二つの顔を見せながら、人生について語られています。
とにかく、元気が出る本です。
なんといっても、30年以上の、世間から見れば波瀾万丈の実体験をもとに、”大丈夫、なんとかなるよ”と教えてくれるわけですから。
理屈や理論、精神論ではありません。
一人の人間がここまで出来るんだ、ここまで人を勇気づけることが出来るんだということを伝えてくれます。
”自分は臆病な人間だから慎重になれる。”という言葉は永ちゃんが言うから説得力があるのでしょう。
リアルタイムで接してきましたが、こんなに大きなものを背負っていながらもパワフルなステージで夢と勇気を与え続けてくれていたことを今回初めて知りました。
読後感を一言で言うと
”I’m happy!”
です。
この気持ち、永ちゃんに届くといいな~。
今回は縁起のいい77冊目の本でした。(院長)
いわゆる山岳小説というジャンルの本を初めて読みました。
以前、妻がはまっていた時期があり、どんな感じかな?と思い手にしたのですが、読み出したら止まらなくなり、約1000ページを一気に読破しました。
書店でも入口近くにずっと平積みで置いてあった理由が分かりました。
主人公がカトマンドゥで古いコダックのカメラを手に入れることからストーリーは展開していきます。
これが、登山家マロリーの物であるかどうか、それによってエベレスト初登頂の歴史が変わるかもしれないというロマンを追い求めているうちに、主人公、深町は伝説の登山家、羽生 丈二に出会います。
そこからつながっていく人間関係の中で、なぜ命をかけて山を登るのかという永遠のテーマーに直面していきます。
「そこに、山があるから」という有名な言葉がありますが、この小説の中にあった「山に登るというのは、自分の内部に眠っている鉱脈を捜しにいく行為なのかもしれない。あれは、自分の内部への旅なのだ。」の言葉に触れた瞬間に、それ以外の言葉が思いつかなくなりました。
以前、コミックで「岳」シリーズを読んだ時から引きずっていた疑問の答えが、3年の月日を経て、ようやくクリアになりつつあるような気がしています。
トレイルランの大会で山の中を走っていると、時々、前後に人が見えなくなり、自分のたどっているコースが正しいのかどうか分からなくなり不安になることがあります。
そんな中でも山のアップダウンを前進していくと、何か、自分が試されているような不思議な感覚が芽生えることがあります。
肉体的にも精神的にもきついポイントでは「なんでこんな思いをしてまで山の中を走っているんだろう?」という疑問が湧いてくることも多々あります。
でも、ゴールすると、すでに次のレースのことが頭の中をよぎっています。
参加している選手はみんな、それぞれのテーマーに向かって一歩ずつ山に歩みを刻んでいるのでしょう。
レベルは全く違いますが、過酷な山岳に挑み続けるクライマーの気持ちが理解出来るような気がしています。
日常と非日常の間を行き来することによって何か見えてくるものがあるのかも知れません。
今、本や山から沢山のことを教わっています。
一文字、一歩ずつ積み重ねながらもう少し自分と対話してみます。(院長)
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