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14:30-18:30 | ● | ● | / | ● | ● | ● |
休診日:水・日・祝祭日
※お待たせすることをできるだけ少なくするために予約制とさせて頂いております。
上巻に引き続いて読みました。
「商売よりも味。頑固な祖父は、新しい料理屋に団体客を取られても黙々とうどんを打ちつづける。そんな折り、五十年前の大水害の翌日、路上で素うどんをふるまった若い職人がいたという投書が新聞に載った。淑子はその「希望の味」を知りたいと願う。出会いと別れに寄り添うあたたかい味がしみ込む極上の物語。」
上巻よりもさらに切なくて暖かい世界が広がっていました。
生きていることの意味を考えさせられる、とっても深く、そしてとっても優しい物語です。
人の死に直面して気持ちの整理がつかない人達を、峠うどんが身も心も温めてくれます。
登場人物は色々な意味で生き様を見せてくれています。
人生、最後の最後まで分からないことを教わりました。
「お医者さんは病気を治すことが仕事なんじゃなくて、もっと大きな・・・それこそ死まで含めた患者さんの人生や命をお手伝いするのが仕事なんだってこと。わたしも看護学校で習ったんだけど『病気を見るな、人を見よ』っていうのは、つまりそういうことだと思うのよ」というせりふが第七章に出てきます。
医療に携わっている者としては、しっかりと心に留めておきたい言葉です。
小説は沢山のことを教えてくれますね。(院長)
いわゆるジョン万次郎を主人公とした歴史小説です。
「土佐、中ノ浜の漁師、万次郎は14歳になり初めて漁に出るが、嵐に巻き込まれる。大波に翻弄された5人の命運は、クジラを捕るために太平洋上を航行中の捕鯨船の船長ホイットフィールドにかかっていた。船長と万次郎、二人の邂逅が幕末史に影響を与える。」と帯タイトルにあります。
時は1839年、日本では江戸時代の天保10年、アメリカではクジラから取る油(鯨油)が、人間の暮らしを支えており、灯油用の油が一番の使い道だったようです。
捕鯨は大きな利益をもたらすため大西洋で乱獲され個体数が激減したため、太平洋に活路を見出し、ハワイを経由して、日本近海に進出しました。
そこで、万次郎との接点が生まれるのですが、この波濤編では、その直前までのストーリーで終わっています。
今後の展開が楽しみです。
日本における江戸時代の捕鯨では、クジラと漁師は、死闘を繰り返し、漁師が命を落とすこともめずらしくなかったため、命がけで殺生したクジラは血の一滴までも無駄にしないように使い尽くし、そうすることで、クジラの成仏を願っていました。
肉は生食用と塩漬け用に切り分け、骨もヒゲも歯も黒い皮までクジラのすべてが利用されていました。
獲物をとって”もがり”をする日本人の文化が表れていますね。
時代が進み石油が発見され燃料として使われるようになると、鯨油の需要がなくなったアメリカの捕鯨は一気に衰退したようです。
捕鯨に対する考え方の国民性の違いが顕著です。
考えさせられます。
まだまだシリーズは続きます。
今後の展開が楽しみです。(院長)
患者さんから卵を頂きました。
うっすらと緑がかった珍しいものです。
翌日の朝食で早速いただきました。
新潟の知り合いからもらったお米を土鍋で炊き、あっつあつのご飯の真ん中に凹みを作り、殻を割ってポトンと落としたところ、ぷりっぷりの卵が姿を現しました。
醤油をちょっとかけてかき混ぜまず一口ぱくっ。
・・・ん~~~!うまっ!うますぎ~!
やったね、極上のT・K・G(たまごかけごはん)!
無心でお腹の中にかき込みました。
で、贅沢にもおかわり。
ん~~~!やっぱりうまい!涙が出そう!
は~、し・あ・わ・せ・・・。
夕飯では、沖縄の伊是名島産のもずくと卵をトッピングした釜玉うどんにして食べました。
もう、何も言うことはありません。
日本人に生まれてよかった〜とあらためて思いました。
もずくは、スタッフのお父さんの出身地のもので、もずくだけでもちょーうまいんですが、もずくに添付されていたレシピに釜玉うどんがあったので頂いた卵と組み合わせました。
この卵ともずくのコラボには物語があります。
実は、卵を持ってきて下さった方は、スタッフのお父さんが若い頃仕事帰りにちょくちょくお酒を飲みに通っていたお店の方なのです。
初めて治療で来院されたとき、スタッフの顔を見た瞬間に「あれ、あなたってもしかして◯◯さんの娘さん?顔がそっくりよ。」と一発で見抜いてしまいました。
偶然の出会いです。
その二人が同じタイミングで持ち寄ってくれた卵ともずくが、一つの器の中で幸せを提供してくれました。
過去のつながりが、娘の代になって今こうしてよみがえり、さらにあらたなストーリーが展開されています。
こうして、脈々と歴史は作られていくんですね。
おいしい日々を味わっています。(院長)
シューズを新しくしました。
今までは、ノースフェイスでしたが、今回はアシックスのものを選びました。
Gel- Fuji Racer シリーズで、富士山のマークがついています。
この3年間、様々なトレイルランのレースを一緒に戦ってきたシューズもさすがに底が減ってきて悪路で転倒しやすくなってきたため、今までのものは普段のロードでのトレーニング用として使うようにして、トレイルは新しいシューズでトライしています。
ロードのシューズと違って底がスタッドレスタイヤのようになっており、グリップ力が高められています。
スポーツ店で履き比べたら、ノースフェースは横幅が少しきつかったので、試しにアシックスのシューズを履いてみたところしっくりきたために選びました。
やはり、日本人には日本のメーカーのものがフィットするようですね。
というか、自分の足が典型的な日本人の足の形をしているのかも知れません。
それにしても、最近のシューズはすっごく派手になってきました。
12月にも参加予定の大会が2つあります。
新しいシューズでどんな走りが出来るか楽しみです。
結果はいずれブログで・・・。
ところで、この会社の名前の由来は、設立者が3人だったため「足(アシ)が3人×2本=6本(シックス)」でアシックスと聞いたことがあるんですが、真相は?
知っている方がいれば教えて下さい。(院長)
焼き鳥の店「だいすけ」に行ってきました。
日野駅前にもありますが、今回行ったのは、大坂上店です。
当院の近くにあるため何度か足を運んでいるのですが、9月に責任者が変わってからは、基本的には以前の味を残しながら新しいメニューも登場し、美味しく楽しい時間を過ごしています。
焼き鳥が美味しいのは当然ですが、丼物もちょっと目が離せません。
歯ごたえのあるもも肉”うまか”、柔らかいもも肉”やわか”、口の中で解ける”レバー”、概念を変える”ぼん
じり”、人気の”チキン南蛮”と箸を進めながら、途中でダシをかけて二度楽しめる”牛そぼろ丼”、炭火で焼いた肉を使った”親子丼”もいただいたのですが、ん~、炭火で焼いた風味がたまらない。
忘れられない味です。
メニューには無い、エビ揚げも食べましたが、こちらも食感が絶妙で香ばしく、芋焼酎のお湯割りにはぴったりでした。
サラダや、もものたたきも追加注文したっぷり食べてきました。
元気になりたい時に行く店の一つです。
今度はいつ行こうかな~。
もらってきたメニューを眺めながら次のシュミレーションをしています。(院長)
ついにやってきました!
あらためてご紹介しましょう。
ボーダーコリーのダンクです!
名前に漢字をつけてあげました。
弾丸のように駆け巡る「弾駆」です。
元気100%で、動き回っています。
ちびダンク(ぬいぐるみ)と並んでおとなしそうにしていますが、この写真を撮るのが一苦労でした。
口の中を見たら、まだ乳歯がたくさん残っていました。
ちなみに、犬も人間と同じように乳歯から永久歯に生え変わり、最終的には
42本生え揃います。
人間は28本。
どこが違うかというと、
前歯: 犬 上6本
下6本
人 上4本
下4本
犬歯: 犬 上2本
下2本
人 上2本
下2本
小臼歯:犬 上8本
下8本
人 上4本
下4本
大臼歯 犬 上4本
下6本
人 上4本
下4本
本数が同じなのは犬歯だけ。
他は全て犬の方が多いんです。
ただし、歯の形や噛み合わせの関係で噛み切ることは出来ても、良く噛んで食べることは苦手なようです。
やはり、肉食動物なんですね。
犬を飼っている方々、機会がありましたら、確認してみて下さい。
くれぐれも噛まれないようにご注意を。
ダンクの成長を、歯の生え変わりと一緒に追っていきます。(院長)
1ヶ月前に注文していた本が届きました。
歯科の教科書です。
全編英語で書かれており、A4サイズで950ページあります。
アメリカって、なんで全てがでかいんだろう?
歯科雑誌の専門店で見つけ、勇気をもって買うことしたのですが、あらためて届いた本を目の前にして既に圧倒されています。
でも、ちょと楽しみ。
最後まで目を通すのにすっごく時間がかかると思いますが、こつこつと積み重ねていきます。
トレイルランと同じ、自分との戦いがもう一つ増えました。
頑張ります!(院長)
先日年賀状を注文したら、温泉の素、ウエットティシュ、ポケットティシュ、スポンジがサービスでついてきました。
あみだくじで決めたところ、私にスポンジが舞い込んできました。
パッケージがいいんです。
「ありがとうの気持ちです」だって。
とってもあったかい。
裏には「二面使える!表はスポンジ、裏たわし」とこのスポンジの芯の強さが伝わってくるようなメッセージがあり、おもわず「確かに!」とうなずいてしまいました。
あたりまえのことをきちんと伝えているスポンジに拍手!
クリスマスが終わると、あっという間にお正月がやってきます。
メールもいいけど、やはり年の始めは年賀状で挨拶したいものです。(院長)
スタッフが買ってきたお土産です。
「ディズニーシーに行ってきました~。」
ということでクリスマスバージョンのパッケージです。
中身は4種類。
こんな感じです。
おせんべいでもクリスマス。
んー、楽しい。
街もちらほらとイルミネーションやクリスマスのディスプレイが見受けられるようになってきました。
あー、今年もあと1ヶ月ちょっとなんだなーとちょっぴり感慨にふけってみました。
既に北海道では雪が降ったとか。
何となく秋が短く感じられましたが、身も心も冬に備えて徐々に衣替えしていきます。(院長)
若い男性向け雑誌の連載をまとめたものです。
18のエッセイがあり、それぞれに書かれた日付が載ってます。
2010年11月10日から2012年4月10日の連載であったため、東日本大震災、福島第一原発事故をはさんで発信された村上龍氏の言葉が知りたくなり手に取りました。
やはり2011年3月11日前後では明らかにメッセージのトーンの変化は感じますが、根本的な部分はまったく変わらず、23歳から文学の世界でトップを走り続けている要因がわかりました。
特に、震災前日の3月10日のエッセイは、震災後に出されたメッセージと言っても違和感がないような、世の中を見据えた言葉が書かれています。
2011年12月のエッセイには、「小説というのは、基本的にマイノリティーを代弁するものだ。社会に受け入れられない人々の声にならない声を翻訳して、人間の精神の自由と社会の公正さを訴える、それが文学である。だから文学は回答を示すものではない。」とありました。
そのままのことが、全編に渡って語られています。
140ページですが、中身は厚い本でした。(院長)

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