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読書 181 生命と記憶のパラドクス 著者 福岡 伸一
2016年11月18日 7:02 AM
週刊文春で連載されていたエッセイが一冊にまとめられています。
「記憶屋」を読んでから記憶について考えるようになり、福岡ハカセの見解を知りたくて手に取りました。
昆虫が大好きで、自然観察の虜となって日々を送った少年時代。
そんな方が研究者となり「動的平衡」という概念を打ち立てたのは、ある意味、自然なことなのかも知れません。
生き物の当たり前のサイクル、生まれて生きて死んでゆくことについて考え、思い悩む私たち人間に対して、寄り添うようにしてアドバイスを提示してくれているように感じました。
科学者としての視線での、自然や社会、絵画(特にフェルメール)についての考察は、素直に心の中に入ってきます。
理系から文系へ転身され、ますます内面的な探求に深みが増しています。
ミクロの世界を通して宇宙を観る福岡ハカセ。
現存するフェルメールの作品全てを所有されている場所で見るという夢が叶うといいですね。(院長)
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