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読書 19 天使と悪魔 著者 ダン・ブラウン
2014年09月24日 12:50 PM
久々に長編小説を読みました。
「ダ・ビンチ・コード」の作者ダン・ブラウンが書いたもので、文庫本上・中・下巻でトータル約1000ページの作品でしたが、話しに引き込まれ一気に読んでしまいました。
舞台はヴァチカン市国。宗教象徴専門学教授のラングドンがセルン(欧州原子核研究所)の所長コーラーに呼び出され、暗殺されたセルンの科学者レオナルドの娘で科学者のヴィットリアと共にヴァチカン市国に向かい、謎の究明を行う過程で様々な試練に立ち向かっていきます。
ヴァチカンに存在する様々な美術品が鍵となりストーリーが展開し,最後には大どんでん返しが待っています。気が抜けません。
科学と宗教の対立がメインテーマーで、非常に考えさせられました。
ビッグバンと神、どちらが世界を創造したのだろうか。
科学と宗教の融合を唱える考え方に対して、宗教、科学それぞれが挑んできます。
科学で解明出来ていることはごくごく一部で、解明されていない部分は宗教が補っているようにも思えますが、まだまだ頭の中の整理がつきません。
日本人が考える神様とは別の次元で動いているようです。
西洋の歴史・文化に対する知識、理解の不足を痛感させられました。
科学と宗教という人間独自の世界。もう少し考えてみます。
今回は、スタッフが以前読んだものを借りたのですが、自分では触手を伸ばさない所にもまだまだ魅力的な分野が存在することも知りました。
海外の著者の作品に対する嗅覚が働かないうちは、英会話の上達もあまり期待出来ないのかも?
訳者にも敬意を表します。(院長)
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