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読書 237 死ぬほど読書 著者 丹羽 宇一郎
2017年08月25日 9:25 AM
「もし、あなたがよりよく生きたいと臨むなら、世の中には知らないことが無数にあると自覚することだ。すると知的好奇心が芽生え、人生は俄然、面白くなる。自分の無知に気づくには、本がうってつけだ。ただし、読み方にはコツがある。これは重要だと思った箇所は、線を引くなり付箋を貼るなりして、最後にノートに書き写す。ここまで実践して、はじめて本が自分の血肉となる。伊藤忠商事前会長、元中国大使でビジネス界きっての読書家が、本の選び方、活かし方、楽しみ方を縦横無尽に語り尽くす。」
先日読んだ「読書狂の冒険は終わらない」と比較し、カラーの違いを楽しみました。
共にかなりの読書量をもとに書かれていますが、こちらは、私にとってはいわゆる実用書でした。
本を楽しむというよりも、生きていくうえでの本の活用の仕方が表現されている感じです。
大学生の「なぜ本を読まないといけないのか」という投書に答えることをきっかけに書かれています。
このような投書が出ること自体ちょっと考えものですが・・・。
きちんと答えが出ています。
高校生の頃にソクラテスの本で「無知の知」という言葉に触れ、脳裏に焼き付いたことがありますが、あの頃の方が目的を持って本を読んでいたような気がします。
今はどちらかというと、書店で感性が合ったものを手当たり次第読んでいます。
自分にとって読書は、ランニング、音楽と同列のもので、触れている時は夢中で、日常とは別の世界を漂わせてくれる世界です。
読み方は人それぞれですね。
そういえば、最近「死ぬほど」取り組んだことがないな〜。(院長)
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