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読書 241 神様の御用人7 著者 浅葉 なつ
2017年09月04日 10:05 AM
待ってました。
シリーズ第7弾。
「朝を迎えるごとに記憶を失ってしまう月読命(つくよみのみこと)。
彼の御用は、こんな自分を支えてくれる実弟・須佐之男命(すさのおのみこと)への贈り物を探してほしいというものだった。いつも通り行動を起こす良彦だったが、それはやがて予期せぬ方向へと一同を導くことになり・・・。一方、穂乃香はとある女子生徒と「月」をきっかけに距離を縮め、次第に彼女の心に寄り添っていく。記紀に伝えられることなく葬られた神々の秘密が今、月光に晒される。」
相変わらず「くろのくろ」さんのイラストが、表紙を美しく飾っています。
出版されると「あっ、神様の御用人だ。」と一目でわかる。
すごい。
今回は長編小説。
神の世界でも力関係によるせめぎ合いがあり、そこに巻き込まれたことにより生まれた悲哀、絶望、葛藤が月読命を襲う。
この状況で兄を支える実弟・須佐之男命の計り知れない愛が描かれています。
竹取物語も関わり、遠い昔と現代を結びつける美しいストーリー。
「神と人は支え合うもの」。
ポイントですね。
神様との関わり方を教わりました。(院長)
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