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読書 100 秘匿 刑事・鳴沢了 著者 堂場 瞬一
2015年11月12日 1:54 PM
2014年7月2日に最初の読書をアップしてから今回がついに100冊目となりました。
平均すると月に6.2冊のペースになります。
色々な世界を文章を通して体験してきました。
泣いたり、笑ったり、熱くなったり、 優しくなったり、 怒ったり・・・。
100種類の人生を味わったような感覚です。
疑似体験にはなりますが、心の中に積み上げられたものは計り知れません。
これからも、自分の感性に合った本との出会いを求めて行きます。
今回は、ランニング、ラグビーなどスポーツの世界を舞台にした小説で何冊か読んでいた堂場瞬一の、刑事・鳴沢了シリーズの中の一冊です。
書店で何気なく最初の方のページを開いたら、八王子、西八王子などの地名が出て来たため、思わず購入してしまいました。
舞台は、日野、高尾まで広がります。
西八王子署に勤務することになった主人公。
衆議院議院が橋から転落して死亡。
事故として処理されていたことに疑問を感じ、事件の可能性を追求するために奔走します。
組織の体制にも反発を感じ、独自の方法論で突き進んで行きます。
真実を解明することによって人は幸せになれるのか。
心の中での葛藤と向き合いながら任務を遂行する。
必要なのは覚悟を決める事。
やがて事件の真相が明らかにされますが、事実を受け止める勇気が関わった人たちに求められます。
事件というものは、多くの人間関係が絡み合い複雑化していくことが分かりました。
一筋の光を求めて深い闇を探るような作業。
シリーズの他の作品も読んでみます。(院長)
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