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読書 92 大泉エッセイ 僕が綴った16年 著者 大泉 洋
2015年09月14日 6:50 AM
NHK朝の連ドラ「まれ」で主人公の父親役をやっている大泉洋さんのエッセイ集です。
1997年から雑誌に連載された108編に40歳になってからの4編が追加されています。
2005年までのエッセイには振り返りコメントが載っていて、過去の自分を冷静に見つめています。
「水曜どうでしょう」という番組や、演劇ユニット「TEAM NACS」のメンバーとのエピソード、大好きだった恒三じいさんの話、家族、義父母への感謝の気持ち、家族への愛情等々・・・。
時には大笑いし、時には目頭を熱くしながら読みました。
大泉洋さんの感受性をそのまま文字にしたような本です。
娘が出来てからは、考え方、生活スタイルが一変してしまう。
娘と一緒に過ごす時間をいかにして作るかを考える日々。
理由は・・・。
父親としての責任と覚悟がぐいぐいと伝わって来ます。
もう一つの人生を体験させてもらったような、とても心に染み込んでくるお話満載のエッセイ。
ふと手に取り、1編読むだけで色々な意味での幸せが訪れます。
北海道から全国へ、そして海外へと活動範囲を広げ幸る大泉洋。
次のエッセイはいつ出るんだろう。
ゆっくりと待ってみます。
因に表紙は「タッチ」の作者、あだち充氏で、最後に対談が載っています。(院長)
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