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読書32 櫻の樹の下には瓦礫が埋まっている 著者 村上 龍
2014年11月14日 7:00 AM
若い男性向け雑誌の連載をまとめたものです。
18のエッセイがあり、それぞれに書かれた日付が載ってます。
2010年11月10日から2012年4月10日の連載であったため、東日本大震災、福島第一原発事故をはさんで発信された村上龍氏の言葉が知りたくなり手に取りました。
やはり2011年3月11日前後では明らかにメッセージのトーンの変化は感じますが、根本的な部分はまったく変わらず、23歳から文学の世界でトップを走り続けている要因がわかりました。
特に、震災前日の3月10日のエッセイは、震災後に出されたメッセージと言っても違和感がないような、世の中を見据えた言葉が書かれています。
2011年12月のエッセイには、「小説というのは、基本的にマイノリティーを代弁するものだ。社会に受け入れられない人々の声にならない声を翻訳して、人間の精神の自由と社会の公正さを訴える、それが文学である。だから文学は回答を示すものではない。」とありました。
そのままのことが、全編に渡って語られています。
140ページですが、中身は厚い本でした。(院長)
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