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読書 143 本にだって雄と雌があります 著者 小田 雅久仁

2016年04月30日 1:31 PM

IMG01532新聞の書籍紹介欄で知り、読んでみました。

これは、かなり面白い本です。

本には雄と雌があり、本棚の中で同居していると本が生まれ・・・というお話からスタートしますが、登場人物のキャラクターや言葉の表現力にインパクトがあり、読めば読むほど深みにはまり込んでいきます。

語り手の祖父、両親、妻、子どもがそれぞれ重要な役割を果たしながら物語は進んで行きます。

最初はずっと笑いを堪えながら読んでいたのですが、途中で祖父が戦争で出兵したあたりからは、シビアなストーリー展開となり、色々なことが頭の中を駆け巡っていきました。

筒井康隆と村上春樹を一緒に読んだようなとても不思議な世界です。

500ページ近い長編小説ですが、読み終えるのがとても寂しいと感じさせられた本です。

表紙のデザインもストーリーにとてもマッチしており、内容の重要な部分が表現されています。

笑いあり、涙あり、とても夢のあるお話でした。

余韻を味わっています。(院長)

 

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読書 142 床下仙人 著者 原 宏一

2016年04月27日 7:17 AM

IMG01530相変わらず、独自の世界を展開しています。

 

床下仙人

てんぷら社員

戦争管理組合

派遣社長

シューシャイン・ギャング

 

の5つが書かれていますが、どれをとっても意表をつかれるストーリーで、あり得ないような、あってもおかしくないような、あったら楽しいようなお話ばかりです。

話のスタートから、頭を切り替えることが求められます。

奇想天外というか、あれれ・・・と思っているうちに結末を迎える、そんな感じです。

・・・どんな感じかは読めば分かります。

良質なエンタテインメントですね。

楽しめますよ。(院長)

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読書 141 看取り先生の遺言 著者 奥野 修司

2016年04月26日 8:18 AM

IMG015282000人以上を看取った、がん専門医の「往生伝」。

「治療が医師の使命。が、治らない患者はどうするのか。宮城県で緩和ケアをたちあげ、末期がん患者の訪問看護に注力した医師がいた。自宅療養しながら「お迎え」を体験し、安らかに逝く人々。病気とあの世を繋ぐ「臨床宗教師」育成の必要を医師は確信しつつ自らもがんで逝く。魂ふるえる医療現場からの提言。」

と紹介されています。

医療を見つめ、可能性と限界を知り、「生きる」ということを「死」を原点として様々な視点から見据えています。

「導かれること」とは。

生き物の中でも人間特有の悩み、苦悩について正面から取り組む。

生きている間に、大きな道しるべを作ってくれた岡部医師。

常に気持ちをフラットにして、俯瞰して物事を捉えることにより見えてきた世界なのでしょうか。

以前、大学の集まりで後輩から「ぶらぶらで抜けそうな歯があると、その歯をいかにして看取るかを考える場合がある」という言葉を聞き、とても考えさせられたことがあります。

私たち医療に携わっている者は、きちんと頭に入れておかなければいけない医療の原点が書かれています。

とてもとても奥の深い内容でした。

解説は、玄侑宗久さんでした。(院長)

 

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5月2日 休診させて頂きます

2016年04月25日 11:53 AM

平成28年5月2日(月)

臨時休診致します。

ご不便、ご迷惑をお掛け致します。

カテゴリー: お知らせ

おおきな木

2016年04月25日 9:18 AM

IMG01529昨日、立川で見つけた絵本です。

1964年に出版され、38カ国、900万部超の世界的なベストセラー。

立ち読みし、思わず買ってしまいました。

以前の翻訳者が物故され、出版社が継続して出版を続けることができなくなったという事情もあり、今回は村上春樹訳で出ています。

木と少年との対話。

「あなたはこの少年に似ているかも知れません。それともひょっとして、両方に似ているかもしれません。あなたがこの物語の中に何を感じるかは、もちろんあなたの自由です。それをあえて言葉にする必要もありません。そのために物語というものがあるのです。物語は人の心を映す自然の鏡のようなものです。」

と、訳者のあとがきにあります。

待ち合い室に置いてありますので、よろしければ手に取ってこの世界に触れてみて下さい。(院長)

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読書 140 走れ漫画家 ひぃこらサブスリー 著者 みやす のんき

2016年04月23日 1:30 PM

IMG01527これを読書と言っていいのか分かりませんが、とても面白かったので紹介します。

サブスリーとは、フルマラソン42.195キロを3時間以内で走ることを意味します。

ほとんど運動をしないで、体重も85kgあった漫画家が一念発起しトレーニングを積み、1年半でフルマラソンを3時間以内で走れるようになったプロセスが書かれています。

ランニング初心者はサブフォー(フルマラソン4時間以内)を目標にするのがごく一般的な流れですが、それをいきなりサブスリー達成というのは驚異的なことです。

でも、読み進めているうちに、理論の裏付けがあり、とても効率的、効果的なトレーニングのスケジュールを組んでトライした結果であることが分かりました。

今までランニング雑誌では書かれていなかった事がたくさん語られています。

場合によっては、一般的に言われているトレーナーの考えとは逆のものがありますが、私はこちらの方が納得出来る理論でした。

専門家が言う事を鵜呑みにしないで、自分で行った事を検証し、自分の体に合わせたプログラムを組む。

骨格や筋肉など、体の構造も理解した上で、足の運び方、着地の仕方、腕の振り方、姿勢などの解説がされていて、これをもとに走ってみると、確かに走りやすいことが分かります。

漫画家ならではの視線で観察し、実践に応用する。

ランニング雑誌に書かれていることが市民ランナーに当てはまるかどうか、ずっと疑問に思っていました。

よく言われる35キロでエネルギーが枯渇するというハンガーノックなどは、トップアスリートの世界では当てはまるのかも知れませんが、私たち一般のランナーにとっては単純な気力の枯渇のように思います。

何れにしろ、私たちと同じ目線で、しかも実践したことを踏まえて解説されており、とても説得力のある指南書でした。

今年は久々にフルマラソンに出てみようと思っています。

結果を出せるかな?(院長)

 

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散歩

2016年04月22日 1:29 PM

IMG01517IMG01525先日、スタッフの家に行って犬と一緒に散歩してきました。

メンバーは他に、お母さん、お姉さん、犬4匹。

予定の時間まで余裕があったので、先に 片倉城址公園 を軽くランニング。

様々なブロンズ像が立っており、その中でも「酔っぱらい」というタイトルのオブジェに目が奪われました。

なんか、自分を見ているようで他人とは思えません。

背中に回ると、蜂が巣作りをしてました。

春ですね〜。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1461134355359皆が集まって、

再度公園に直行。

犬を飼った事がないので、どんなもんかなと、ちょっとどきどき、だけどわくわくしながら接しましたが、引っ張る力が思ったより強いのにびっくり。

登り坂は、トレイルランで鍛えたと思い込んでいた足でも全然ついていけません。

あたりまえか・・・。

 

 

 

 

 

 

 

1461134342497ボールを投げると4匹が同時に勝手な方向に追いかけて、ロープがあやとり状態に絡み合い収集がつかなくなってしまいます。

そんな、犬たちの自分に正直で猪突猛進な姿に心が癒されてしまいました。

ペットを飼っている方々の気持ちが分かるような気がします。

ひとしきり走った後は、近くのお店でクッキーをかじりながら紅茶を飲み休憩。

途中、担当の犬を取りかえて戻ってきました。

閑静な住宅街で、水、緑も豊富な環境。

散歩には持ってこいの場所でした。

近くには日帰りの温泉もあるので、走って汗を流す目的でまた行ってみたいと思います。

(院長)

 

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今年も百花繚乱になりました

2016年04月18日 2:04 PM

2016041808560000久しくお花たちのご報告をしていませんでした。

4月に入って続々咲いて

今こんな状態です。

まだまだ咲いていない蕾がたくさんあります。

奥の方にはニューフェイス ポインセチア。

以前スタッフがブロクに載せましたが

昨年12月に患者さんからいただき

今も真っ赤で勢いよし!です。

いい意味で季節外れになりました。

 

昨年は全ての株が花芽を付けましたが

今年は3株ご機嫌よろしくないようです。

ただ、その3株も新しい葉は生み出し続けています。

開院当初からメンテナンスで通っている患者さんには

今年も咲いたことに感心してもらえます。

頂戴した時、昨年、そして今

3回も目を楽しませてくれている優秀な蘭達です。

花が咲くたびに贈り主の方々への感謝の気持ちを新たにいたします。

 

ちなみに、待合室の鉢植え観葉植物も元気で元気で2016041817150000

伸びた部分を剪定するとまた剪定前以上に育ったりします。

驚愕なのはその生命力

剪定した枝があまりにも立派で捨てられずに花瓶にさしていたところ

1ヶ月半くらいで枝の部分から根が生え

それを欲しいというスタッフに渡したら

普通に鉢植えで育っているとのことです。

株分け状態になりました。

またそろそろ剪定しないとならない時期です。

すっかり頭でっかちになっちゃいました。

 

植物たちのお世話をしつつ癒される毎日です。(副院長)

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読書 139 あのひとは蜘蛛を潰せない 著者 彩瀬 まる

2016年04月16日 1:54 PM

IMG01515別の本に入っていた、本の紹介の折り込みで気になり読みました。

小説でここまで表現する作品が出てきたんですね。

作者はまだ20代前半らしい。

『「可愛い子には旅をさせよ」という諺が古くから常備されているのには、わけがある。暮らしの徒歩圏内に在りながら我々は、宇宙を旅する大冒険を強いられ続けるからだ。丁度ここへ具に描かれているように。たとえば美醜の境界線問題。さらに隣接する性愛について。始末のつけられないあらゆる難題をまえに自ら「決める」手段を、母は授けてくれたか。「恥」についてはもういい。「誇り」について知りたい。この作品は、そんな、体だけ歪(いびつ)に成人した我々のための手引き書である。』と椎名林檎さんも大絶賛しています。

自分と向き合うこと、自分を知ることに戸惑いながらも、親子も含めた周囲の人間関係の中で気がついていく諸々のことを、時に心をえぐりながら、でも、さりげなく語られています。

考えさせられます。(院長)

 

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読書138 アドラー心理学入門 著者 岸見 一郎

2016年04月15日 7:11 PM

IMG01509先日読んだホリエモンの本でアドラーが紹介されていたので、気になり読んでみました。

ホリエモンが書いていることが納得出来ました。

今まで、心理学や自己開発の本を幾つか読みましたが、ほとんどが、原因を探りそこから問題を解決していくという原点回帰的な発想でした。

タイムマシーンに乗って過去にさかのぼり、やり直すというような考え方。

アドラーの場合は、過去に戻ることは不可能なので、目的を見つめ未来に向かっていけば、いくらでもこれからの自分を作っていけるという考えと解釈しました。

表現はシンプルですが、私にとっては目からうろこでした。

でも、この考えで取り組んでいくためには、自分以外のものに委ねることなく、あくまでも自己責任で突き進む必要性が出てきます。

目的はちょっと違うかもしれませんが、禅の修行の空気を感じます。

この境地にたどり着ければ自由を手に入れることも夢ではないでしょうが、そこが難しい。

万人が実現出来ることではないように思えます。

また、解釈を間違えると、これはこれで問題が起きてしまうような・・・。

とても深い世界です。

じっくり考えてみます。(院長)

 

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