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ガリバー ライヴ サーキット
2017年05月30日 7:02 AM
八王子で開催されたライヴに行ってきました。
チケット(周遊パス)を持って八王子駅周辺の5店舗を自由に巡り、フリードリンク、フリーフードで6バンドの音楽を楽しむイベント。
アーティストは「あしたのジョー」でおなじみの尾藤 イサオ、元ゴダイゴの浅野孝巳、ミッキー吉野にボーカルのYURIを加えたM&A、ギタリスト愛川聡、篠笛の山田路子を中心とした竹弦囃子、ジャズトロンボーンの向井滋春カルテット、ダイナマイトミキ&クレイジーリズム、アフロの女性4人組Tokyo Funky Dollsと最強のメンバーが揃いました。
時間の関係で、M&A、竹弦囃子、向井滋春カルテットを聴きました。
最初は竹弦囃子。
アコースティックギターと篠笛のデュオで始まりましたが、透明感のある、心の中に風を送り込んでくれるような、とても安らぎを与えてくれる世界でした。
途中、和太鼓奏者、大和田正樹によるパーカッションが加わり、新たなリズムが生まれ、胸の鼓動の高まりを感じながら音の世界に身を委ねました。
帰りにはCDを購入。
毎日聴いています。
次に足を運んだのはM&A。
患者さんであり、ベース仲間であるNさんと行ったのですが、彼が小学生の頃からのゴダイゴ、とくに浅野孝巳氏の熱狂的なファンで、ステージの目の前で床に座りかぶりつきで聴き、感動で涙を流していました。
ボーカルのYURIさんも、とてもパワフルで、ミュージシャンと一体となったステージが繰り広げられました。
もちろん、ゴダイゴの曲は一緒に歌いましたよ。
三件目は向井滋春カルテット。
大学生の頃に松岡直也のバンドで初めて聴き、テクニックに驚いた事を思い出しました。
トロンボーンの切れは相変わらずでしたが、今回は、なんと、チェロも演奏するという、とんでもない隠し球を披露。
これがまた超絶テクニックで、只々唖然としてしまいました。
あんなチェロは初めて聴きました。
今でも耳に残っています。
頭の中が痺れた状態で、再びM&Aの第二部のステージへ。
ちょうど、ガンダーラが始まるところで、またまた、目の前でかぶりつきのポジションをキープし一緒に歌いました。
もう、最高です。
これだけでも、言う事なしのライヴだったのですが、さらに私にとってのサプライズが。
M&Aの第一部の最後の曲は、ジェフベックの「哀しみの恋人たち」、第二部の最後はサンタナの「哀愁のヨーロッパ」。
これは、私が大学の軽音楽部のステージで初めてベースを弾いた2曲だったのです。
1曲だけならまだしも、2曲とも演奏されるとは・・・。
36年前の記憶がよみがえり、曲を聴きながら全く別の世界にトリップしてしまいました。
あり得ない・・・。
帰りは二人とも、それぞれの思いを胸に半ば放心状態で帰宅。
とても心に残るイベントでした。
やっぱり、音楽って素敵ですね。(院長)
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