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読書 150 ペット サウンズ 著者 ジム・フジーリ 訳 村上 春樹
2016年05月25日 7:36 AM
村上春樹翻訳本を初めて読みました。
ビーチボーイズのアルバム「ペット サウンズ」の音楽的な分析と、グループのリーダー、ブライアンの人生について語られています。
このアルバム、というか、ビーチボーイズ自体ほとんど聴いたことがなかったので、最初はイメージが掴みにくかったのですが、ビートルズの「ラバーソウル」「サージェントペッパーズ ロンリー ハーツ クラブ バンド」との比較で表現されると、少しずつ、曲の感じが見えてきました。
音を聴かずに文章から曲に入っていくのは初めてなので、聴いたらどんな感じになるのかとても興味があります。
もし、音の感じが文章で伝わっていたとしたら凄いことですよね。
ビーチボーイズ好きの村上春樹訳ということで、読み慣れたせいもあるかも知れませんが、翻訳本と意識することなく読み進めることが出来ました。
ある意味、村上春樹作品になりかかっている感じです。
ビーチボーズのリーダーとしてのブライアン。
親子関係の葛藤と戦いながら音楽の探究を続け、妥協を許さない姿勢を貫くこと。
音の背景は頭に入りました。
CDで聴いてみます。
結果を考えるだけでわくわくします。(院長)
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