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読書 240 政と源 著者 三浦 しをん
2017年09月01日 7:26 AM
「東京都墨田区Y町。つまみ簪職人・源二郎の弟子である徹平の様子がおかしい。どうやら、昔の不良仲間に強請られたらしい。それを知った源二郎は、幼なじみの国政とともにひと肌脱ぐことにするが・・・。当年とって七十三歳の国政と源二郎は、正反対のコンビ。水路のある下町を舞台に老人パワーを炸裂するふたりの、痛快で心温まる人情譚。」
久々の三浦しをん作品です。
銀行を定年退職した国政は現在一人暮らし。
妻が突然家を出て行き娘の家族と同居することになり、定年後に描いていた生活が脆くも崩れ去っていきます。
そんな中、幼なじみの源二郎は、家族同然の存在。
かなりアバウトなところがあるが、人の面倒見が良く、実はとても繊細な部分も持ち合わせる人気者。
このコンビが繰り広げる、とても心が温まるストリーが展開されます。
水路を船で行き来しながら、心のやりとりを行う二人。
人生の後半で、お互いに良好な距離を保ちながら一緒に歩んでいける人間関係は、なかなか作れるものではありません。
いつもながらの読後感を味わわせてもらいました。(院長)
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