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読書 275 縄文探検隊の記録 著者 夢枕 獏 岡村 道雄
2019年02月08日 2:10 PM
「一万年も続いた縄文時代。日本列島に住んでいた祖先たちはどのような生活を送り、どんな精神文化を築いていたのか。日本の神々のルーツを縄文に求める作家と、縄文は真の理想郷だったと断言する考古学者が、縄文世界を探求する。遺跡・遺物の最新情報から推論する合理的で豊かな暮らし、空海の密教と縄文の神々の関係、古代日本に渡来した人々の正体など、縄文研究の最先端を紹介。縄文人が高度な知識と文明をもっていたことが解き明かされる。」
ずいぶん前に、それこそ25年くらい前に、人間のルーツを知りたくてサルの世界を調べていたことがありました。 霊長類の原点を見て、今の自分を見つめたかったんです。 サルから沢山のことを教わりました。 今回は、間を思いっきりとばし、霊長類に文明、文化が入った縄文時代にスポットを当てて見ています。 狩猟から農耕牧畜に移行し定住することによって生まれた“村”というコミュニティーを舞台に何が起きていたのか。 それが現代にどのように繫がっているのか。 物を所有するということによって生まれた経済社会の原点がここにあるようです。 住まい、食、クリ、漆、アスファルト、そして神。 土偶は何を意味するのか。 マロンが主食のロマンの世界です。 あ~、考えるだけで眠れない夜を過ごしてしまいます。 と言いつつ、本を読みながら横になると瞬時に寝てしまう私でした。 夢の中で縄文の世界に浸っています。(院長)
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