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読書 294 ロックで独立する方法 著者 忌野清志郎
2019年05月02日 11:54 AM
「夢と現実には桁違いのギャップがある。そのうえ学校も会社も<数字の奴隷>ばかりだ。そんな世界からキミが<独立>したいなら、やりかたを教えよう。不世出のバンドマン・忌野清志郎が30年のプロ生活を経て、どうしても書き残しておきたかった言葉がここにある。「成功」ではなく「独立」。真の自由を手に入れるための、たったひとつの方法を、胸の奥で熱い炎を燃やす全ての人々に贈る。」
都立日野高校在学中にRCサクセションを結成し、「ぼくの好きな先生」「雨上がりの夜空に」「JUMP」など、数々のヒット曲を放ったバンドマン。
仙台のあらばきロックフェスで、復活した時のステージを見たことがあります。
「JUMP」に合わせて、野外ステージの会場で清志郎と一緒に全員がジャンプする姿は圧巻でした。
一世風靡している姿ばかりに目が行っていましたが、バンドを維持し、バンドマンとして音楽を追及するためには計り知れないエネルギーを注いでいたことが分かりました。
解散、独立、マネージャーとの確執など、何度も大きな山を越えながら、自分の描いた夢の実現のために邁進する。
私たち常人との大きな違いはここにあります。
未だに、彼のメッセージは心に響いてきます。
東日本大震災後にも生きていたら、どんなことを言ってくれたのだろう?
適わぬ夢ですが、つい、考えてしまいます。
この本は、音楽業界に限らず、すべての“独立”したい人に捧げられた本と言っても良いでしょう。
“自由”の意味を教えてくれます。
今日は、清志郎の命日です(院長)。
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