トップページ > きむら歯科診療室 スタッフブログ > 読書 331 砂漠 伊坂 幸太郎
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
---|---|---|---|---|---|---|
9:30-13:30 | ● | ● | / | ● | ● | ● |
14:30-18:30 | ● | ● | / | ● | ● | ● |
休診日:水・日・祝祭日
※お待たせすることをできるだけ少なくするために予約制とさせて頂いております。
読書 331 砂漠 伊坂 幸太郎
2019年12月29日 8:59 AM
「仙台市の大学に進学した春、なにごとにもさめた青年の北村は四人の学生と知り合った。少し軽薄な鳥井、不思議な力が使える南、とびきり美人の東堂、極端に熱くまっすぐな西嶋。麻雀に勤しみ合コンに励み、犯罪者だって追いかける。一瞬んで過ぎる日常は、光と痛みと、小さな奇跡でできていた。明日の自分が愛おしくなる、一生モノの物語。」
学部と時代が違いますが、著者と出身大学が一緒なので、ストーリーの背景がわかりやすく、自分の過去を振り返りながら読みました。
伊坂幸太郎作品は何冊か読んでいますが、今回が一番心に溶け込んできたような気がします。
私たちが学生の頃、特に教養部の頃は、同級生を見つけては街へ繰り出していました。
時間は永遠にあるかのごとく過ごす日々。
たわいもないことにエネルギーを投入する毎日。
良いことも悪いことも全部含めて、とても充実した日々でした。
振り返ると、社会に出てからでは出来ない事を、存分にやらせてもらったような気がします。
仙台は、学生に優しく、都市のサイズも程よく、とても住みやすい所だったと思います。
そんな事を、4人の登場人物が思い出させてくれました。
輝いていたあの時代。
あの時があったからこそ、今が踏ん張れるんですね。
新たな年を迎える前に、とても素敵な作品と出会えました(院長)。
カテゴリー: きむら歯科診療室 スタッフブログ —
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|
« 12月 | ||||||
1 | ||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 |
30 | 31 |