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読書 356 ポールマッカートニー作曲術 著者 野口 義修
2020年08月03日 12:54 PM
「田舎(リバプール)の少年が伝説になった理由。ジョンレノンには彼が必要だった。天災のひらめきと計算を大公開!」と帯タイトルにあります。
イエスタデイの美学、ミニヒストリー、メロディーの秘密、コード進行テクニック、作曲術、メロディーを生かすベース術、言葉と作詞術、声とボーカルテクニック、名曲から学ぼう、双子の名曲という、9章に渡ってポールの曲の分析、解説がなされています。
ビートルズ、その中でも特にポールマッカートニーの大ファンとしては、バイブルのような本でした。
美しいメロディー、それを支える音の重ね方、コード進行、歌詞と韻のふみ方、曲の構成など、今までずっと耳にしていた曲の背景が分かり、とても感動しています。
ビートルズがやりたくて、大学時代に軽音楽部に入ってベースを弾いていたこともあり(結局ビートルズはほとんど出来ませんでしたが・・・)、ポールのベースラインの美しさ、凄さは分かっていたつもりでしたが、あらためてこうしてトータルで確認していくと、その奥の深さが益々心に響いてきます。
日本ツアーにも3回行きましたが、実際のステージで彼のパフォーマンスを見た時には、感動で涙が止まりませんでした。
高校生の時に同級生から勧められてビートルズを意識してから45年。
未だにアクティブに活動しているポール。
どの曲を取り上げればいいか分からなくなってしまう位、魅力に溢れた名曲の数々。
この本を読んでいる間、とても幸せな気持ちに浸っていました。
著者に感謝します。
これから繰り返し読んで、ポールにどこまで近づけるかトライしてみます。
作曲が、益々楽しみになってきました(院長)。
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