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読書 305 僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう
2019年06月25日 9:25 AM
山中伸弥、羽生善治、是枝裕和、山極壽一の4名の講演と、その後の永田和宏氏との対談がまとめられた本です。
念のため紹介すると
山中伸弥:iPS細胞研究所所長 ノーベル賞受賞
羽生善治:将棋棋士 2008年、十九世名人の永世称号資格を得る
是枝裕和:映画監督「そして父になる」「万引き」で国際的な映画賞受賞
山極壽一:京都大学総長 霊長類研究の第一人者
永田和宏:京都大学名誉教授 歌人
という、日本をリードしている錚々たるメンバーです。
それぞれが、今に至った経緯をお話されていますが、特に高校生などの若い方々にはぜひ読んでほしい内容です。
夢と希望が満ち溢れています。
何と言ってもこの方々の体験談ですから。
そんなことを思っていたら、来院された高校生のポケットに新書を発見。
学校の課題で読んでいるとのこと。
タイトルは「村上春樹はむずかしい」。
確かに。
高校生には、ちょっと理解しにくいところがあるのかも知れません。
いずれにしても、時間を見つけて読書している姿に感銘を受けたため、治療終了後に「良かったら読んでみて」と、渡しました。
願いが叶いました。
本を通したコミュニケーションでした(院長)。
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