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読書 426 銀座界隈ドキドキの日々 著者 和田 誠
2022年02月04日 7:23 AM
「銀座の街の王様で、僕はデザイナー一年生だった。1960年代、憧れのデザイン業界に足を踏み入れた和田誠氏を、胸高鳴る毎日が待ち受けていた。若い才能がジャンルを超えて出会い、刺激しあったあの時代を、文章と当時の懐かしいデザインを紹介しながら綴る自伝的エッセイ。講談社エッセイ賞受賞作。」
絵本、週刊文春の表紙、文庫本の表紙、挿絵などで多くの作品に接してはいましたが、エッセイをじっくり読んだのは初めてでした。
絵と同じように、人柄が表れています。
高度成長期から活躍され、日本の文化をけん引してきた多くの著名人と交流をもった姿に感動しています。
出会いを導いてくれる人が、周囲に沢山いたんですね。
この存在がなかったら、日本のデザイナーの世界は、まったく違ったものになってしまっていたでしょう。
映画「麻雀放浪記」の監督も務められています
そして、曲も作っていたなんて。
解説は井上ひさし氏。
あまり、お金にはこだわらずに作品を提供し、多くの方々から愛されていた和田誠さん。
気持ちが温まりました。
もう、新しい作品に接することは出来ませんが、作り上げてきたものに触れることは出来ます。
他の作品も探してみます(院長)。
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