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恵方巻食べましたか?阪神大震災から20年

2015年02月05日 8:45 AM

節分が過ぎました。

名実共に新年になりました。

と、とたんにコンビニの店頭ポスターや新聞広告から黒くて細長い食べ物が消えました。

 

あれは関西の文化

静岡生まれの自分の記憶では阪神大震災直後、

「被災地では今年の福を願う恵方巻が避難所で配られました。」

というニュースがその習慣を知るきっかけでした。

避難所で大勢の人が同じ方向を向いて黙々と

筒のままの巻き寿司をパクついている光景が印象的というか異様で頭に焼き付きました。

そしてこちらの抱いた感想とは裏腹に

「今年も食べられるとは思うてませんでした。有難う。」と満面の笑顔。

 

今年はその震災から20年

恵方巻が全国に知られるようになって20周年と勝手に思っています。

被災地の町並みは復興し、恵方巻はすっかり全国区になりました。

心の傷はいつ癒えるということはないのでしょうが…。

 

情報番組では正式な食べ方を知らずに口にしている人が多いということを伝えていました。

まずはその巻き寿司の造りの流儀。

海苔、ご飯含めて7種類の具材で作られていること

その年の恵方(今年は西南西でした)を向いて丸かじり、食べきるまでしゃべらない。

切ると福との縁も切れるとか、しゃべると福が逃げるとか。

 

本当に福を願って正式に食べようと思ったら無理な造りの恵方巻が大半

むしろ、節分をきっかけに巻き寿司を楽しみましょう

そんなイベントとして定着しました。

中にはいわしをまるごと焼いて巻き寿司にしたなんて無茶苦茶なのも

ある回転ずしチェーンにありました。

「いわしは頭だけやろ~、なんならヒイラギも包み~」って突っ込みたくなります。

 

先日、「店長がいっぱい」という本をご紹介しましたが

このチェーンの店長さん達がどう受け止めたのか気になります。(副院長)

   

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