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房楊枝
2015年03月02日 12:23 PM
日曜日は千葉そごうで開催された伝統工芸展示即売会に行きました。
目的はずばり「房楊枝」。
といっても、分からない方が多いかも知れません。
これは、江戸時代に使われていた現在でいう歯ブラシで、時代小説「口中医桂助事件帖」(和田 はつ子著)シリーズで存在を知ってから長年探し続けていました。
道元禅師が1231年~1253年にまとめた「正法眼蔵」にも記載があります。
先日千葉県のホームページで伝統工芸品の指定を受けた房楊枝の職人、黒文字工房の浮原 忍氏の存在を知り、問い合わせたところご本人との連絡がとれ、購入出来る事が分かり早速注文しました。
タイムリーなことに、そごうでのイベントでも展示されるということで、ぜひお会いしたいと思い足を運びました。
1時間位お話させていただきましたが、とても温厚な方で、何よりも仕事に対する情熱がとても強く、聞いているだけでわくわくしてしまいました。
奥様も素敵な方でした。
作品は、実用性と遊び心を兼ね備えたまさに江戸の分化を代表する粋なものでした。
箸、菓子楊枝、爪楊枝など見ているだけでも時間を忘れてしまうものばかりです。
十年来探し続けていたものにこのタイミングで巡り会えた事、唯一の房楊枝職人である浮原 忍さんに巡り会えた事に感謝しています。
願い続けていたら思いが叶いました。
今月の末には房楊枝が届く予定です。
いずれあらためて、房楊枝の報告をいたします。(院長)
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