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読書 391 そうか もう君はいないのか 著者 城山 三郎
2021年07月09日 4:36 PM
「彼女はもういないのかと、ときおり不思議な気分に襲われる。気骨ある男たちを主人公に、数多くの経済小説、歴史小説を生み出してきた作家が、最後に書き綴っていたのは、亡き妻との深い絆の記録だった。終戦から間もない若き日の出会い、大学講師をしながら作家を志す夫、力を合わせて家庭を築く日々、そして病による別れ・・・。没後に発見された感動、感涙の手記。」
新聞の書評をみて読んでみました。
出会いと別れ、二人で作り上げてきた絆、愛情、家族など、胸を熱くしながら読みました。
夫婦の間でしか共有出来ないもの。
一緒に時を重ねることによって深まっていくもの。
当然と思っていたことが、実はかけがいのないものだったと気づく瞬間。
不思議の国のアリスの登場キャラクターのせりふで「なんでもない日 おめでとう」という言葉がありますが、この“なんでもない”ということが、とても貴重なのかも知れません。
タイトルに、この本のすべてが表現されています。
これからは、出会った奇跡を心にしっかりと刻み、愛情をもって、日々、大切に積み重ねていこうと思います。
感動的な本でした(院長)。
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