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読書 110 ぼくがいま、死について思うこと 著者 椎名 誠
2016年01月05日 7:39 AM
お正月読書第二弾。
シーナさんです。
以前単行本で出た時には違和感があり手が伸びませんでしたが、長い休みの前でいつもとは少し気持ちが変わっていたせいか、素直に読んでしまいました。
アクティブな冒険活動の時とはまた別の顔を見せてくれています。
『「自分の死について、真剣に考えたことがないでしょう」67歳で主治医に指摘された。図星だった。うつや不眠を患いながらも、死は、どこか遠い存在だった。そろそろ、いつか来る(そのとき)を思い描いてみようか。シーナ、ついに<死>を探求する!夢で予知した母の他界、世界中で見た異文化の葬送、親しい仕事仲間との別れ、幾多の死を辿り、考えた、自分の<理想の最後>とは。』
と紹介にあります。
20歳の頃に交通事故で瀕死の重傷を負ったり、冒険の途中で車が横転し、崖から落ちる直前で留まったりと、死とギリギリのところを経験しているのにも関わらず、あまり真剣には考えたことがなかったようですが、そういう体験があったがために、よけいに、特別のこととして捉えることがなかったのかも知れません。
良い意味で、とても動物的だと思います。
世界の葬送、墓などを通してシーナさんの心が語られています。
私自身は、少し肩の力が抜けました。
「死」は「生きる」という言葉の対局にあるように考えられがちですが、もしかするとそうではないかも?
「健康を考えた時点で病気が始まっている」という話もあります。
あまり考えすぎない方が良いのかも知れませんね。(院長)
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