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読書 120 生きがいは愛しあうことだけ 著者 早川 義夫
2016年02月08日 1:58 PM
「サルビアの花」という曲をご存知ですか?
私の同年代以上の方であれば、聴いた事があるのではないでしょうか。
この曲の作者が著者です。
歌手(1967~69年)、書店主(1973~95年)、再び歌手(1994年~)という経歴の持ち主。
『音楽仲間との死別を経験し、生きるとは何かを考え続ける著者の最新エッセイ集。恋愛しつつ、音楽活動を通して生きる。なぜ歌うのか。「僕に才能はない。技術もない。・・・昔も今も音楽で生活できたことは一度もない・・・歌わなければ、誰かとつながりを持っていなければ、自分は犯罪者になってしまいそうだからである。』
と帯タイトルの抜粋にありました。
とても自然体で生きていることが、文章、曲から伝わってきます。
喜びと悲しみをゆっくりと消化し自分の一部にしているような、そんな空気が感じ取れます。
ぽかぽか陽気の日にすずめを眺めながら、縁側でずずずとお茶をすすり、”は~”とため息をついているような読後感を味わっています。(院長)
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