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読書 130 ゆめ姫事件帖 著者 和田 はつ子
2016年03月19日 8:24 AM
口中医桂助シリーズに引き続き、「余々姫夢見帖」を改題した作品が出ました。
ほぼ6年ぶりに復活です。
和田はつ子作品で2番目に好きなシリーズ。
この2つは全巻読んでいます。
新作はもう読めないのかなと半ば諦めていただけに、感激もひとしおです。
余々姫シリーズでは姫が夢で見る事件の謎解きが主だったのが、このシリーズでは恋愛と成長を大きな柱とする、ゆめ姫の生き方に重点を置いていく予定とあとがきにありました。
相変わらず、ゆめ姫のやんちゃぶりは健在ですが、以前よりどこか大人になったような雰囲気を漂わせています。
夢に現れたことが現実とどうかかわってくるか、登場人物との関わりはどのように発展していくか、様々な思いを巡らしながら読み進めました。
最後の1行では、目頭が熱くなってしまいました。
ほぼ同じ時期に、口中医桂助と並んでゆめ姫(余々姫)シリーズが発行されたことで、どこか、過去の自分を取り戻したような気がしています。
とても落ち着いた気持ちにさせられました。
口中医桂助、ゆめ姫と一緒に時を過ごせる幸せに浸っています。(院長)
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