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読書 140 走れ漫画家 ひぃこらサブスリー 著者 みやす のんき
2016年04月23日 1:30 PM
これを読書と言っていいのか分かりませんが、とても面白かったので紹介します。
サブスリーとは、フルマラソン42.195キロを3時間以内で走ることを意味します。
ほとんど運動をしないで、体重も85kgあった漫画家が一念発起しトレーニングを積み、1年半でフルマラソンを3時間以内で走れるようになったプロセスが書かれています。
ランニング初心者はサブフォー(フルマラソン4時間以内)を目標にするのがごく一般的な流れですが、それをいきなりサブスリー達成というのは驚異的なことです。
でも、読み進めているうちに、理論の裏付けがあり、とても効率的、効果的なトレーニングのスケジュールを組んでトライした結果であることが分かりました。
今までランニング雑誌では書かれていなかった事がたくさん語られています。
場合によっては、一般的に言われているトレーナーの考えとは逆のものがありますが、私はこちらの方が納得出来る理論でした。
専門家が言う事を鵜呑みにしないで、自分で行った事を検証し、自分の体に合わせたプログラムを組む。
骨格や筋肉など、体の構造も理解した上で、足の運び方、着地の仕方、腕の振り方、姿勢などの解説がされていて、これをもとに走ってみると、確かに走りやすいことが分かります。
漫画家ならではの視線で観察し、実践に応用する。
ランニング雑誌に書かれていることが市民ランナーに当てはまるかどうか、ずっと疑問に思っていました。
よく言われる35キロでエネルギーが枯渇するというハンガーノックなどは、トップアスリートの世界では当てはまるのかも知れませんが、私たち一般のランナーにとっては単純な気力の枯渇のように思います。
何れにしろ、私たちと同じ目線で、しかも実践したことを踏まえて解説されており、とても説得力のある指南書でした。
今年は久々にフルマラソンに出てみようと思っています。
結果を出せるかな?(院長)
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