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読書 146 十五少年漂流記 著者 ジュール・ベルヌ
2016年05月11日 7:15 AM
普及の名作。
以前にも読んでいるのですが、今回は、椎名誠、渡辺 葉(椎名誠さんの娘)の訳で出版されたため、あらためて読んでみました。
シーナさんが冒険の世界に入り込むきっかけとなった小説。
十五人の少年が船で遭難し、たどり着いた島で力を合わせ生活をしていく。
持ち合わせた知識と勇気と冒険心で困難と立ち向かっていく。
あきらめることなく希望を持って集団で生活していく。
時にはぶつかることもあるが、次第に心が打ち解け合い大きな力となっていく。
初めて読んだときの感動が蘇ります。
子どもだけではなく、大人の心も刺激する良質なお話でした。
途中から、わくわく、どきどきしながら読んでいる自分に気がつきました。
SFや冒険物を好きで読んでいた子どもの頃を思い出します。
自分の読書の原点ですね。
大人になるということは、多くの事が分かり、 多くの物が手に入ることなのかもしれませんが、同時に、気を付けないと大切な物を失ってしまうのかも知れません。
少なくとも、この本を読んでいる間は少年に戻ることが出来ました。
英語ではなく、敢えて原文のフランス語の訳に取り組んだということで、より、原作に近いニュアンスが表現されているのでしょう。
伝わってきます。
人生は小さな冒険の連続かも知れません。
いつも新鮮な気持ちで、目の前に起きていることに接していけたら幸せですね。(院長)
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