トップページ > きむら歯科診療室 スタッフブログ > 読書 151 キャッチャー・イン・ザ・ライ 著者 J.D.サリンジャー
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
---|---|---|---|---|---|---|
9:30-13:30 | ● | ● | / | ● | ● | ● |
14:30-18:30 | ● | ● | / | ● | ● | ● |
休診日:水・日・祝祭日
※お待たせすることをできるだけ少なくするために予約制とさせて頂いております。
読書 151 キャッチャー・イン・ザ・ライ 著者 J.D.サリンジャー
2016年06月28日 6:16 AM
村上 春樹が翻訳した本を初めて読みました。
邦題は「ライ麦畑でつかまえて」。
サリンジャーは以前から気になっていたのですが、なぜか読む機会がなくここまで来ていました。
読んでみると、今まで読んできた本とは明らかに違う世界を醸し出しており、引き込まれてしまいました。
村上春樹の空気も、言葉遣いの中に現れているのですが、全く独自のストーリー展開です。
なんと言えばいいのでしょう?
自由で、個性的で、でも、あくが強くない。
世の中を見据えた若者の、夢とあきらめの心象表現が無駄無く流れるように表現されています。
最後には主人公と気持ちがシンクロし、どこか切ない感情が生まれてきました。
で、よくよく考えてみると、村上春樹訳だったからこそ伝わって来たのかなという思いも湧き上がって来ています。
何とも言えない読後感です。
新鮮です。(院長)
カテゴリー: きむら歯科診療室 スタッフブログ —