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読書 163 ぼくはマンガ家 著者 手塚 治
2016年08月22日 9:20 AM
マンガの神様自ら綴った栄光と挫折の日々。
生前に書かれた唯一の自伝が新装版として復刊されました。
1946年マンガ家としてデビューしていたことを今回初めて知りました。
海外でも人気の高い、日本のアニメのベースを作った人物。
私がリアルタイムで見ていたのは「鉄腕アトム」「ジャングル大帝」「ワンダー3」「リボンの騎士」「悟空の大冒険」など。
「鉄腕アトム」は白黒だったのが「ジャングル大帝」ではカラー放送になり、オープニングテーマと一緒に展開される映像の美しさ、スケールの大きさは今でも覚えています。
同じ頃、ディズニーの番組も日曜日の朝に放送されており、こちらも楽しみに見ていた記憶があります。
夢がありましたね。
SFが大好きだったので、アトムの世界にはどっぷりと浸かっていました。
同じマンガ家同士の交流、トキワ荘、アニメ創世期の話、出版社との関わり、作品の生まれた経緯など、わくわくするものばかりが濃厚に散りばめられています。
私の家が自営業だったので、子どもの頃は親の仕事が終わるまではテレビ三昧。
メンタリティーの多くはテレビ番組で培われましたが、中でも手塚治虫アニメのパーセンテージはかなり高いと思っています。
新たな世界を開拓していく人たちのエネルギーが伝わってくる自伝。
沢山の記憶が蘇ってきます。
少年時代の思い出にゆったりと浸らせてもらいました。(院長)
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