トップページ > きむら歯科診療室 スタッフブログ > 読書 185 葉桜の季節に君を想うこと 著者 歌野 晶午
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
---|---|---|---|---|---|---|
9:30-13:30 | ● | ● | / | ● | ● | ● |
14:30-18:30 | ● | ● | / | ● | ● | ● |
休診日:水・日・祝祭日
※お待たせすることをできるだけ少なくするために予約制とさせて頂いております。
読書 185 葉桜の季節に君を想うこと 著者 歌野 晶午
2016年12月21日 7:04 AM
読み終えた本をもらい読みました。
何冊か届いたのですが、一番ページ数が多いものから読み始めましたのですが、面白くて一気読み。
「『何でもやってやろう屋』を自称する元私立探偵・成瀬将虎は、同じフィットネスクラブに通う愛子から悪質な霊感商法の調査を依頼された。そんな折、自殺を図ろうとしているところを救った麻宮さくらと運命の出会いを果たして・・・。」
寝ても覚めても読んでいました。
主人公は、アウトローではあるが情に厚く、一旦引き受けた事は最後までやり遂げる強い意志を持った人物。
彼を取り囲んで非常に個性的な人達が登場し、話が二転三転するのですが・・・。
これ以上書いてしまうとネタバレになってしまうので控えておきますが、約500ページを三日で読み切ってしまう程、とても魅力的な小説です。
最後の最後になって、「え~、そういうことだったのか」と頭の中をひっくり返されるような展開があり、まんまとやられました。
あらゆるミステリーの賞を総なめにしたというのも頷けます。
内容、テンポ、ボリュームと三拍子そろったお話。
自分以外の価値観の本というのもなかなか面白いものです。(院長)
カテゴリー: きむら歯科診療室 スタッフブログ —