ブログ

トップページ > きむら歯科診療室 スタッフブログ > 読書 187 湖底のまつり 著者 泡坂 妻夫

診療時間

 
9:30-13:30
14:30-18:30

休診日:水・日・祝祭日

※お待たせすることをできるだけ少なくするために予約制とさせて頂いております。

診療科目

きむら歯科診療室ブログ
採用情報

読書 187 湖底のまつり 著者 泡坂 妻夫

2017年01月05日 12:28 PM

img01947「傷ついた心を癒す旅に出た香島紀子は、山間の村で急に増水した川に流されてしまう。ロープを投げ、救い上げてくれた埴田晃二とその夜結ばれるが、翌朝晃二の姿は消えていた。村祭りで賑わう神社に赴いた紀子は、晃二がひと月前に殺されたと教えられ愕然とする。では、私を愛してくれたあの人は誰なの・・・。」

ということで、騙し絵のような世界が展開されます。

登場人物の関わりが二転三転し、ストーリーから目を離す隙を与えてくれません。

終止、頭の中は「???」状態で読み進めました。

有隣堂が限定復刊した小説。

村を巻き込むダム建設という背景は、現在抱えている経済社会の問題点も表出しています。

著者は、奇術界でも著名というのも納得出来るストーリーでした。

余韻が残っています。(院長)

 

   

カテゴリー: きむら歯科診療室 スタッフブログ