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読書 193 春にして君を離れ 著者 アガサ・クリスティー
2017年01月23日 7:23 AM
アガサ・クリスティーというとミステリーというイメージがありましたが、この作品はちょっと毛色が違っていました。
結婚して子どもが生まれパートナーの事業も順調に進み、何の不満もない人生を送っていた一人の女性が、ある事をきっかけに、夫婦関係、親子関係に疑問を持ち始める。
夫に対しては最良の妻であり、子どもに対しては最良の母として生きてきたはずが、どこか、歯車が噛み合わなくなってくる。
原因はどこに、誰にあるのだろうと思い悩み、結論を求めていくが・・・。
人間関係がうまくいかなくなった時に、問題の原点は自分にあるのか、自分以外にあるのか、どちらにウエイトを置いて考えるかによって展開は大きく変わって来ると思います。
ちょっと間違うと一人芝居をしてしまうこともあるでしょう。
家族のコミュニケーションという舞台に展開されるストーリー。
「愛ってなに?」と考えさせられる悩ましくも興味深いお話でした。(院長)
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