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読書 175 俺が叩いた。 著者 村上ポンタ秀一
2016年10月18日 7:07 AM
日本で最後のバンドマンと言われたドラマー村上ポンタ秀一がレコーディングに関わった70年代の名盤について、インタビューに答えたものが本になりました。
噂には聞いていましたが、これ程までにトップミュージシャンと関わっていたとは・・・。
ざっと名前を挙げると、五輪真弓、井上陽水、大村憲司、岡沢章、小原礼、坂本龍一、高中正義、高橋ゲタ夫、高橋幸宏、高水健司、林立夫、深町純、和田アキラ、松木恒秀、細野晴臣、矢野顕子、山下達郎、吉田美奈子、大貫妙子、渡辺香津美、山下洋輔、松岡直也、ブレッカー・ブラザーズ、オフコース、かぐや姫、赤い鳥、スリー・ディグリーズ・・・。
日本の音楽シーンを築いた蒼々たるメンバーや海外のトップミュージシャンがそろっています。
これらの出会いをもとに、ドラムという楽器を通して自己表現していく姿には感動を覚えました。
テクニックは当然ですが、それにも増して、1音1音のためにシンバルやドラムセットというツールに徹底的にこだわりる強い思いは誰にも真似できないでしょう。
曲を一緒に作り上げていく仲間へ注ぐ敬愛の念にも力強いものを感じます。
リアルタイムで聴いていた音楽の背景が明確になり、とても贅沢な環境で音楽に接していた事を認識しました。
学生の時に、六本木ピットインでポンタ、渡辺香津美が一緒にやっているライブを聴きにいったことがありました。ドラムソロでは、床や壁までも打楽器にして叩いていた姿を思い出します。
とにかく、ポンタのドラムは音がずっしりしていて歌うんですよね。
仙台のライブハウスでホーンセクションとやったのを聴きにいったこともありました。
日本を代表するドラマー、村上ポンタ秀一。
これからも、様々なシーンで彼の音を耳にするでしょう。
時代を共有出来る幸せを感じています。(院長)
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