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読書 20 神去なあなあ夜話 著者 三浦 しをん
2014年09月28日 8:05 AM
「神去なあなあ日常」の続編です。
登場人物も変わらず、物語のゆったりとした時の流れに身を任せ読みました。
今回はファンタジーの香りを漂わせながら、村の起源、その後の恋愛事情など登場人物のプライベートな部分も語られており、読み進めるうちに、あたかも自分が神去村の住人の一人になったような錯覚に陥ってしまいました。
狭い社会の中での秩序を維持し、協力し合って生活をするために生まれたと思われる言い伝えや「なあなあ」の精神など、昔から引き継がれてきた生きていく上での本来の姿が鮮やかに描かれています。
信頼・愛・幸せ・好き・星空・雪・氷のかけら・家族・・・などの言葉がきらきらと心の中に降り注いできます。
神さまに守られながら、百年先を見据えて今を生きている神去村の人々には今度いつ会えるのだろう。
それまでは、自分も「なあなあ(ゆっくり行こう)」の精神で日々を過ごし再開を待とうと思います。
神去村の皆さん、元気でいてね!(院長)
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