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読書 202 ビブリア古書堂の事件帖 著者 三上 延
2017年03月21日 7:16 AM
鎌倉の片隅で営業している古本屋「ビブリア古書堂」。
店主は若くきれいな女性。
この店に持ち込まれる古書を巡って様々な事件が起きてゆく。
人見知りの激しい店主だが、古書にまつわる謎と秘密をもとに、鮮やかに解決していく。
第1話 夏目漱石「漱石全集・新書版」(岩波書店)
第2話 小山清「落穂拾ひ・聖アンデルセン」(新潮文庫)
第3話 ヴィノグラードフ クジミン「論理学入門」
第4話 太宰治「晩年」(砂子屋書房)
と、実在の作品をモチーフとした話が展開されます。
まず、作者の古書に対する深い知識と愛情が伝わってきます。
本にまつわる歴史や背景などを知るだけでも面白いのですが、それにも増して引き込まれるストーリー展開があり、久々に時間を忘れて没頭してしまいました。
登場人物のキャラ、生い立ちにまつわる秘密など、読みどころ満載の本。
先日の大会でシャトルバスを待っている間もずっと読んでいました。
読書好きはもちろん、そうじゃない人でもとても楽しめる本だと思います。
昨日は、残りの2〜7巻(ここで完結するらしい)をまとめ買いしてきました。
小山清の本も注文しました。
眠れない日が続きそうです。(院長)
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