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読書 203 微睡みの海 著者 熊谷 達也
2017年03月31日 7:12 AM
書店でみつけて、久々に熊谷達也の小説を読みました。
宮城県生まれの著者。
東北地方を舞台に書かれています。
目次が「2010年4月19日(月)PM」で始まり、「2011年3月10日(木)PM」で終わっているので、「ん?」と思い読み進めていたら、やはり、想像していた通りでした。
「2010年春、東北の港町・仙河海市の美術館で働く笑子は、教育者の両親を持ち、優等生を演じてきたため、心身に不調をきたすほどだった。副館長の菅原との情事の時だけが、生きている実感が持てた。しかし昔勤務していた中学校の教え子、祐樹との再開がそれを許さなかった。年の離れた2人の男性との激しい性愛に堕ちていく笑子。生命を燃やし、相手を求める笑子が、最後に決心したものとは・・・。肉体の純愛小説。」
と裏表紙に紹介があります。
男女の関わりの中の葛藤で少しづつ自分の本心を見つけ出し、ついに、自分の思いに正直に突き進む事を決意した笑子。
東日本大震災前日までの物語。
頭の中は、翌日以降のストーリーの様々なイメージが飛び交っています。
続編として震災以降を舞台とした小説も出ているようなので、読んでみます。
自分で描いたものとの相違点を確認してみます。(院長)
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